三連単・効率のいい買い方。儲かる三連単フォーメーション。利益を出しやすい狙い方
三連単で効率のいい買い方は?
▼本日は、効率のいい三連単の買い方について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
「効率のいい三連単の買い方としては、断然人気馬の2~3着固定がある」
「断然人気馬は、1着固定が異常に売れるので、その裏をかく戦略」
「1番人気が過剰人気ではない場合は、三連単、1着固定。相手3頭(6点)が良い」
「また、三連単、4頭ボックス(24点)のクロス馬券で、中穴を狙う戦略も、効率が良い」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼三連単は、一発高配当が狙える魅力的な馬券種ですが、買い目点数が多くなってしまうのがデメリットです。
三連単で的中率を維持するためには、ある程度の買い目点数が必要ですが、その結果、馬券効率が悪くなる場合もあります。
▼そこで、三連単の効率の良い買い方について、少し考えてみます。
・三連単、1着固定。相手3頭(6点)
・三連単、1着2着固定。相手3頭(3点)
・三連単、4頭ボックス(24点)
はい。
私は普段は、三連単の多点買いを推奨していますが、さらに効率を追求すると、上記のような買い方になります。
▼限界まで余計な馬をカットして、期待値を極限まで上げていくと、このような買い方になるかと。
ポイントは、どこにどれくらいの人気の馬を配置するか?です。
▼まず、「1着固定」と「1着2着固定」では、人気馬を配置するのが、効率が良いかと思います。
ここに人気薄をセットしてしまうと、高配当の魅力はありますが、的中率が極端に下がってしまうからです。
▼次に、相手馬は、中穴馬をセットします。
ここに大穴馬を配置すると、これもまた、的中率が大幅に下がります。
▼また、相手ヒモ馬に、人気馬をセットしてしまうと、本命サイドの馬券を購入することになるので、期待値という面では効率が悪くなります。
ですので、上記のような買い目で、人気馬からの流しで中穴を狙うのが、効率という面では良いと思うわけです。
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
▼三連単の効率のいい買い方についての考察を続けます。
効率を追求するなら、やはり買い目は極限まで減らしたい。
そして、期待値が高い馬券だけを残すのが基本になる。
▼この場合、多少の的中率の低下は目をつぶります。
的中率というのは、買い目点数を増やすことで、いくらでも上げることができますが、その分効率が悪くなります。
なので、3連単で効率の良さを追求するなら、多少の連敗は覚悟しておかなければなりません。
▼期待値的な面で、効率の良さを考えると、ひとつの狙いやすいケースがあります。
それは、「断然の1番人気馬に、死角があるレース」です。
▼断然の1番人気馬には、多くの投票が集まります。
人間には、人と同じことをしたい習性があるので、断然人気の馬にはさらに投票が集まるわけです。
▼つまりは、過剰人気の状態になりやすい。
能力以上に馬券が売れてしまうわけです。
1番人気馬が過剰人気になると、それ以外の馬の馬券の期待値が上がります。
日本の競馬は、投票に応じてオッズが変動するからですね。
▼これを利用すれば、効率よく三連単で高配当を取ることも可能になります。
その一つの例として、
「断然の1番人気馬を、2~3着づけ」というやり方があります。
▼断然の1番人気馬が過剰人気なら、切ってしまえば一番高配当が狙えるんですが、断然の1番人気馬は好走確率が非常に高いので、完全に切ってしまうと、的中率が大幅に下がります。
そこで、「3連単の2~3着固定」を活用するわけです。
▼断然の1番人気馬は、3連単でも「1着固定」が最も売れます。
レースによっては、極端に1着固定だけが売れる場合も多いです。
馬単でもそうなんですが、馬単と馬連のオッズが、あまり変わらないと言うケースを見たことがあると思います。
あの状態が、過剰人気ですね。
▼3連単の話に戻りますが、3連単の1着固定が、極端に過剰人気だった場合。
この場合は、その断然人気馬の「2~3着固定」の期待値が上がります。
そこを狙い撃つわけですね。
▼これが三連複にはない、三連単の効率の良い狙い方のひとつです。
三連複では、2~3着固定という買い方は出来ませんからね。
三連複の場合は、その断然人気馬を切ってしまうしかない。
でも切ってしまうと、先ほども少し書いたように、的中率が大きく下がるんですね。
▼でも、三連単の2~3着固定なら、それほど的中率を下げずに高配当を狙うことができる。
多くの投票が1着固定に入っているレースは、オッズが歪んでいる状態になります。
▼ここまでが、1番人気が断然人気だった時の、3連単の効率の良い買い方になります。
それに対して、「1番人気が断然人気ではないレース」があります。
この場合は、冒頭で書いたように、「三連単、1着固定。相手3頭(6点)」が効果を発揮します。
▼1番人気馬が過剰人気ではないということは、その1番人気の期待値は高いということになります。
もっと言えば、 1番人気馬が過小評価されているレース。
これは意外と多いです。
そのようなレースで、1番人気を1着に固定して、相手ヒモ馬を中穴で3頭選ぶ。
6点で万馬券を狙える買い方になります。
合成オッズが高めになるので、三連複より的中率は下がりますが、効率の良さという点で考えると、おすすめできる買い方です。
▼▼では次に、「三連単、4頭ボックス(24点)」について考えてみましょう。
三連系の4頭ボックスは、かなり買い目を絞り込んだ戦略と言えます。
その分、合成オッズを高めやすく、効率の良い買い方に近づいていくわけです。
▼ただこの場合、注意点があります。
それは、「三連単の4頭ボックスでは、人気馬ばかりを入れないこと」です。
三連単は、的中率が低いので、競馬ファンは無意識的に人気馬ばかりを選んでしまう傾向にあります。
しかしながら、三連単の4頭ボックスで人気馬ばかりを入れる事は、的中率は上がっても、回収率を下げることになってしまいます。
▼具体的なデータを見てみましょう。
【重賞レース。三連単1~4番人気ボックス】2015~2020年。802レース分析
的中率17%
回収率63%
最高配当57860円
平均配当8563円
はい。
三連単の4頭ボックスで、的中率が18%近くあるので、まずまずと言えます。
ただ、回収率は63%しかありません。ここが注意点です。
▼三連単1~4番人気ボックスでは、人気サイドばかりを購入することになるため、期待値が低い馬券を買わされてしまうわけです。
三連単は的中率が低いので、人気サイドが売れやすいです。
また、三連単は買い目点数が多すぎて、資金力がないと幅広い馬券構成にできない。
でも、多くの競馬ファンはそれほど資金力がないので、必然的に、少ない買い目点数で三連単を購入することになる。
そうすると、どうしても本命サイドを買わざるを得ないわけです。
▼その結果、三連単の本命サイドは過剰人気になり、オッズが低くなってしまうんですね。
なので、三連単ボックスで勝負する場合、人気馬ばかりを入れると、回収率が低くなってしまうわけです。
したがって、三連単の4頭ボックスでは、「人気馬1頭・中穴馬3頭」もしくは「人気馬2頭・中穴馬2頭」くらいのバランスがちょうどいいですね。
▼▼では次に、具体的なケーススタディーを見てみましょう。
まず、先ほども解説した、「断然の1番人気馬を、2~3着づけ」について考えてみます。
【チューリップ賞2020年】
1着 マルターズディオサ(4番人気)
2着 クラヴァシュドール(2番人気)
3着 レシステンシア(1番人気)
三連単13180円
はい。
このレースは、断然の1番人気馬に死角があるレースで、少ない買い目点数で、簡単に万馬券を的中できたレースでした。
▼まず、1番人気のレシステンシア。
単勝オッズは1.4倍と、断然人気に支持されました。
この馬は、前走の阪神ジュベナイルフィリーズで、レコードタイムの逃げ切り勝ち。
今回のチューリップ賞も、全く同じコースだったので、同じ競馬をすれば、同じ結果になると考えた競馬ファンが多かったです。
▼ただ、阪神ジュベナイルフィリーズのレースをしっかり見た人はわかると思いますが、あのレースは4番人気でマークが緩く、あまりにもうまく行き過ぎたレースでした。
あれと同じレースをもう一度再現するのは、ほぼ不可能に近い。
レシステンシアのスピード能力は認めるものの、同じ競馬をするのは難しいと考えるのがセオリーです。
特に、逃げ馬の断然人気馬は、マークされやすいので、ここは2~3着に負けてもおかしくない場面でした。
しかも、本番の桜花賞への前哨戦ですから、無理に勝ちに行かない可能性も高かったわけです。
▼ということで、断然人気のレシステンシアは、三連単の2~3着固定にします。
相手ヒモ馬は、能力上位の3頭を選びます。
2番人気のクラヴァシュドール
3番人気のウーマンズハート
4番人気のマルターズディオサ
ですね。
ここは、人気上位馬と人気下位馬の能力差が開いていたので、シンプルに上位人気馬を拾います。
▼具体的な馬券構成を考えてみましょう。
①レシステンシアの2着固定。相手3頭(6点買い)
②レシステンシアの3着固定。相手3頭(6点買い)
はい。
以上の12点買いになります。
▼相手ヒモ馬は、もっと広めに購入してもいいんですが、本日のテーマは、「効率の良い3連単の買い方」なので、相手ヒモ馬は絞り込みました。
かなりシンプルな馬券構成ですが、100円馬券で購入しても、1,200円が13,180円になるわけです。
レース回収率1,000%以上ですね。
▼このレースのポイントは、断然の1番人気馬レシステンシアの脚質に不安があったこと。
前走の阪神ジュベナイルフィリーズは、うまく行き過ぎたこと。
そこから、「レシステンシアが負ける可能性もある」と予想できれば、簡単に三連単の万馬券が的中できるわけです。
▼▼では次のケーススタディーを見てみましょう。
【アルゼンチン共和国杯2021年】
1着 オーソリティ(1番人気)
2着 マイネルウィルトス(4番人気)
3着 フライライクバード(3番人気)
三連単10930円
はい。
このレースは、先ほど解説した、「1番人気が断然人気ではないレース」に該当します。
この場合、1番人気の期待値が高くなるので、その1番人気を1着固定にした三連単が有効な狙い目になります。
▼まず、1番人気はオーソリティ。
昨年のこのレースの覇者で、コース適性は高い。
鞍上もルメール騎手で、文句なし。
問題は、骨折明けのレースということと、ハンデの57.5キロですが、単勝オッズが3.0倍つくなら、これらのデメリットを上回る期待値があると判断できます。
▼このレース、他のメンバーを見渡してみると、明らかにオーソリティだけが実績上位であり、このパワーバランスなら、単勝オッズは1倍台でもいいくらいでした。
それが単勝3倍で購入できるわけですから、お買い得であると言えるわけです。
▼ということで、ここは三連単の1着固定で狙います。
1着欄には、オーソリティ。
2~3着には3頭をセットして、三連単6点まで絞って、効率の良い馬券で的中を狙っていきます。
▼相手ヒモ馬ですが、ここは2~4番人気をシンプルに拾う形でOKです。
なぜかと言うと、このレースは、単勝オッズに断層があり、明らかに4番人気までの能力が高かったからです。
単勝オッズを人気順に並べてみましょう。
3.0
5.2
5.2
7.6
12.5
14.4
はい。
このように、4番人気と5番人気の間に、大きなオッズ断層があるのが分かります。
このような断層がある場合、その断層部分までで決着する確率が高くなります。
必ずそうなるわけではないですが、傾向としては、そのようになるわけです。
▼と言うことで、このレースは4番人気までの能力が高いことがわかるので、馬券構成は下記のようになります。
1着欄⇒オーソリティ(1番人気)
2~3着欄⇒2~4番人気
三連単6点買い
という感じですね。
▼結果は、オーソリティが能力通りに走って完勝。
2着に4番人気のマイネルウィルトス。3着に3番人気のフライライクバードが入り、三連単は10930円の万馬券になりました。
馬券は、100円で買っても、600円が10930円になり、レース回収率は1821%となりました。
▼このレースのポイントは、1番人気のオーソリティが過小評価であるという点。
そこにさえ気づければ、少点数の効率のいい買い方の三連単で、万馬券を的中できたレースだったわけですね。
馬券で勝つには、馬券知識を増やすしかない。
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▼本日は、効率のいい三連単の買い方について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
「効率のいい三連単の買い方としては、断然人気馬の2~3着固定がある」
「断然人気馬は、1着固定が異常に売れるので、その裏をかく戦略」
「1番人気が過剰人気ではない場合は、三連単、1着固定。相手3頭(6点)が良い」
「また、三連単、4頭ボックス(24点)のクロス馬券で、中穴を狙う戦略も、効率が良い」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼三連単は、一発高配当が狙える魅力的な馬券種ですが、買い目点数が多くなってしまうのがデメリットです。
三連単で的中率を維持するためには、ある程度の買い目点数が必要ですが、その結果、馬券効率が悪くなる場合もあります。
▼そこで、三連単の効率の良い買い方について、少し考えてみます。
・三連単、1着固定。相手3頭(6点)
・三連単、1着2着固定。相手3頭(3点)
・三連単、4頭ボックス(24点)
はい。
私は普段は、三連単の多点買いを推奨していますが、さらに効率を追求すると、上記のような買い方になります。
▼限界まで余計な馬をカットして、期待値を極限まで上げていくと、このような買い方になるかと。
ポイントは、どこにどれくらいの人気の馬を配置するか?です。
▼まず、「1着固定」と「1着2着固定」では、人気馬を配置するのが、効率が良いかと思います。
ここに人気薄をセットしてしまうと、高配当の魅力はありますが、的中率が極端に下がってしまうからです。
▼次に、相手馬は、中穴馬をセットします。
ここに大穴馬を配置すると、これもまた、的中率が大幅に下がります。
▼また、相手ヒモ馬に、人気馬をセットしてしまうと、本命サイドの馬券を購入することになるので、期待値という面では効率が悪くなります。
ですので、上記のような買い目で、人気馬からの流しで中穴を狙うのが、効率という面では良いと思うわけです。
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私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
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断然人気馬の2~3着固定について
▼三連単の効率のいい買い方についての考察を続けます。
効率を追求するなら、やはり買い目は極限まで減らしたい。
そして、期待値が高い馬券だけを残すのが基本になる。
▼この場合、多少の的中率の低下は目をつぶります。
的中率というのは、買い目点数を増やすことで、いくらでも上げることができますが、その分効率が悪くなります。
なので、3連単で効率の良さを追求するなら、多少の連敗は覚悟しておかなければなりません。
▼期待値的な面で、効率の良さを考えると、ひとつの狙いやすいケースがあります。
それは、「断然の1番人気馬に、死角があるレース」です。
▼断然の1番人気馬には、多くの投票が集まります。
人間には、人と同じことをしたい習性があるので、断然人気の馬にはさらに投票が集まるわけです。
▼つまりは、過剰人気の状態になりやすい。
能力以上に馬券が売れてしまうわけです。
1番人気馬が過剰人気になると、それ以外の馬の馬券の期待値が上がります。
日本の競馬は、投票に応じてオッズが変動するからですね。
▼これを利用すれば、効率よく三連単で高配当を取ることも可能になります。
その一つの例として、
「断然の1番人気馬を、2~3着づけ」というやり方があります。
▼断然の1番人気馬が過剰人気なら、切ってしまえば一番高配当が狙えるんですが、断然の1番人気馬は好走確率が非常に高いので、完全に切ってしまうと、的中率が大幅に下がります。
そこで、「3連単の2~3着固定」を活用するわけです。
▼断然の1番人気馬は、3連単でも「1着固定」が最も売れます。
レースによっては、極端に1着固定だけが売れる場合も多いです。
馬単でもそうなんですが、馬単と馬連のオッズが、あまり変わらないと言うケースを見たことがあると思います。
あの状態が、過剰人気ですね。
▼3連単の話に戻りますが、3連単の1着固定が、極端に過剰人気だった場合。
この場合は、その断然人気馬の「2~3着固定」の期待値が上がります。
そこを狙い撃つわけですね。
▼これが三連複にはない、三連単の効率の良い狙い方のひとつです。
三連複では、2~3着固定という買い方は出来ませんからね。
三連複の場合は、その断然人気馬を切ってしまうしかない。
でも切ってしまうと、先ほども少し書いたように、的中率が大きく下がるんですね。
▼でも、三連単の2~3着固定なら、それほど的中率を下げずに高配当を狙うことができる。
多くの投票が1着固定に入っているレースは、オッズが歪んでいる状態になります。
▼ここまでが、1番人気が断然人気だった時の、3連単の効率の良い買い方になります。
それに対して、「1番人気が断然人気ではないレース」があります。
この場合は、冒頭で書いたように、「三連単、1着固定。相手3頭(6点)」が効果を発揮します。
▼1番人気馬が過剰人気ではないということは、その1番人気の期待値は高いということになります。
もっと言えば、 1番人気馬が過小評価されているレース。
これは意外と多いです。
そのようなレースで、1番人気を1着に固定して、相手ヒモ馬を中穴で3頭選ぶ。
6点で万馬券を狙える買い方になります。
合成オッズが高めになるので、三連複より的中率は下がりますが、効率の良さという点で考えると、おすすめできる買い方です。
▼▼では次に、「三連単、4頭ボックス(24点)」について考えてみましょう。
三連系の4頭ボックスは、かなり買い目を絞り込んだ戦略と言えます。
その分、合成オッズを高めやすく、効率の良い買い方に近づいていくわけです。
▼ただこの場合、注意点があります。
それは、「三連単の4頭ボックスでは、人気馬ばかりを入れないこと」です。
三連単は、的中率が低いので、競馬ファンは無意識的に人気馬ばかりを選んでしまう傾向にあります。
しかしながら、三連単の4頭ボックスで人気馬ばかりを入れる事は、的中率は上がっても、回収率を下げることになってしまいます。
▼具体的なデータを見てみましょう。
【重賞レース。三連単1~4番人気ボックス】2015~2020年。802レース分析
的中率17%
回収率63%
最高配当57860円
平均配当8563円
はい。
三連単の4頭ボックスで、的中率が18%近くあるので、まずまずと言えます。
ただ、回収率は63%しかありません。ここが注意点です。
▼三連単1~4番人気ボックスでは、人気サイドばかりを購入することになるため、期待値が低い馬券を買わされてしまうわけです。
三連単は的中率が低いので、人気サイドが売れやすいです。
また、三連単は買い目点数が多すぎて、資金力がないと幅広い馬券構成にできない。
でも、多くの競馬ファンはそれほど資金力がないので、必然的に、少ない買い目点数で三連単を購入することになる。
そうすると、どうしても本命サイドを買わざるを得ないわけです。
▼その結果、三連単の本命サイドは過剰人気になり、オッズが低くなってしまうんですね。
なので、三連単ボックスで勝負する場合、人気馬ばかりを入れると、回収率が低くなってしまうわけです。
したがって、三連単の4頭ボックスでは、「人気馬1頭・中穴馬3頭」もしくは「人気馬2頭・中穴馬2頭」くらいのバランスがちょうどいいですね。
▼▼では次に、具体的なケーススタディーを見てみましょう。
まず、先ほども解説した、「断然の1番人気馬を、2~3着づけ」について考えてみます。
【チューリップ賞2020年】
1着 マルターズディオサ(4番人気)
2着 クラヴァシュドール(2番人気)
3着 レシステンシア(1番人気)
三連単13180円
はい。
このレースは、断然の1番人気馬に死角があるレースで、少ない買い目点数で、簡単に万馬券を的中できたレースでした。
▼まず、1番人気のレシステンシア。
単勝オッズは1.4倍と、断然人気に支持されました。
この馬は、前走の阪神ジュベナイルフィリーズで、レコードタイムの逃げ切り勝ち。
今回のチューリップ賞も、全く同じコースだったので、同じ競馬をすれば、同じ結果になると考えた競馬ファンが多かったです。
▼ただ、阪神ジュベナイルフィリーズのレースをしっかり見た人はわかると思いますが、あのレースは4番人気でマークが緩く、あまりにもうまく行き過ぎたレースでした。
あれと同じレースをもう一度再現するのは、ほぼ不可能に近い。
レシステンシアのスピード能力は認めるものの、同じ競馬をするのは難しいと考えるのがセオリーです。
特に、逃げ馬の断然人気馬は、マークされやすいので、ここは2~3着に負けてもおかしくない場面でした。
しかも、本番の桜花賞への前哨戦ですから、無理に勝ちに行かない可能性も高かったわけです。
▼ということで、断然人気のレシステンシアは、三連単の2~3着固定にします。
相手ヒモ馬は、能力上位の3頭を選びます。
2番人気のクラヴァシュドール
3番人気のウーマンズハート
4番人気のマルターズディオサ
ですね。
ここは、人気上位馬と人気下位馬の能力差が開いていたので、シンプルに上位人気馬を拾います。
▼具体的な馬券構成を考えてみましょう。
①レシステンシアの2着固定。相手3頭(6点買い)
②レシステンシアの3着固定。相手3頭(6点買い)
はい。
以上の12点買いになります。
▼相手ヒモ馬は、もっと広めに購入してもいいんですが、本日のテーマは、「効率の良い3連単の買い方」なので、相手ヒモ馬は絞り込みました。
かなりシンプルな馬券構成ですが、100円馬券で購入しても、1,200円が13,180円になるわけです。
レース回収率1,000%以上ですね。
▼このレースのポイントは、断然の1番人気馬レシステンシアの脚質に不安があったこと。
前走の阪神ジュベナイルフィリーズは、うまく行き過ぎたこと。
そこから、「レシステンシアが負ける可能性もある」と予想できれば、簡単に三連単の万馬券が的中できるわけです。
▼▼では次のケーススタディーを見てみましょう。
【アルゼンチン共和国杯2021年】
1着 オーソリティ(1番人気)
2着 マイネルウィルトス(4番人気)
3着 フライライクバード(3番人気)
三連単10930円
はい。
このレースは、先ほど解説した、「1番人気が断然人気ではないレース」に該当します。
この場合、1番人気の期待値が高くなるので、その1番人気を1着固定にした三連単が有効な狙い目になります。
▼まず、1番人気はオーソリティ。
昨年のこのレースの覇者で、コース適性は高い。
鞍上もルメール騎手で、文句なし。
問題は、骨折明けのレースということと、ハンデの57.5キロですが、単勝オッズが3.0倍つくなら、これらのデメリットを上回る期待値があると判断できます。
▼このレース、他のメンバーを見渡してみると、明らかにオーソリティだけが実績上位であり、このパワーバランスなら、単勝オッズは1倍台でもいいくらいでした。
それが単勝3倍で購入できるわけですから、お買い得であると言えるわけです。
▼ということで、ここは三連単の1着固定で狙います。
1着欄には、オーソリティ。
2~3着には3頭をセットして、三連単6点まで絞って、効率の良い馬券で的中を狙っていきます。
▼相手ヒモ馬ですが、ここは2~4番人気をシンプルに拾う形でOKです。
なぜかと言うと、このレースは、単勝オッズに断層があり、明らかに4番人気までの能力が高かったからです。
単勝オッズを人気順に並べてみましょう。
3.0
5.2
5.2
7.6
12.5
14.4
はい。
このように、4番人気と5番人気の間に、大きなオッズ断層があるのが分かります。
このような断層がある場合、その断層部分までで決着する確率が高くなります。
必ずそうなるわけではないですが、傾向としては、そのようになるわけです。
▼と言うことで、このレースは4番人気までの能力が高いことがわかるので、馬券構成は下記のようになります。
1着欄⇒オーソリティ(1番人気)
2~3着欄⇒2~4番人気
三連単6点買い
という感じですね。
▼結果は、オーソリティが能力通りに走って完勝。
2着に4番人気のマイネルウィルトス。3着に3番人気のフライライクバードが入り、三連単は10930円の万馬券になりました。
馬券は、100円で買っても、600円が10930円になり、レース回収率は1821%となりました。
▼このレースのポイントは、1番人気のオーソリティが過小評価であるという点。
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