ワイド必勝法を研究する。ワイド馬券で勝つ方法はあるか?儲かる買い方を分析してみる
ワイド必勝法を考える
▼本日は、ワイド必勝法について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
「ワイド必勝法としては、ワイド流しではダブル的中を狙い、ワイドボックスではトリプル的中を狙う、というのが1つのポイント」
「軸馬は1~3番人気の人気馬から選び、相手は4~9番人気あたりの中穴馬から選ぶと、的中率と回収率のバランスが良くなる」
「人気馬同士のワイドは、配当は低いが、馬連と比べると3分の1以上の配当になることが多く、レースを選べば、ワイド必勝法になり得る」
「人気薄同士のワイドは、過剰人気になりやすく、回収率が上がりにくいので非推奨」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼ワイドに必勝法があるとすれば、その定義は「長期回収率をプラスにすること」だと思う。
どの馬券種でもそうだが、百発百中の、的中率100%の必勝法は存在しない。
なので本日も、長期回収率100%を超えるための戦略について考えてみたいと思います。
▼ワイド馬券は、他の馬券種と比べて配当が低いです。
なので、ワイドで長期回収率をプラスにするためには、いくつかのポイントがあるわけです。
▼まず1つ目のポイントは、「買い目点数を絞り込むこと」
ワイドで多点買いしてしまうと、どうしても合成オッズが下がってしまい、回収率が上がらなくなります。
なので基本的には、ワイドで勝負するときは買い目点数を絞るのが基本。
本命サイドなら、ワイド1点買いでも、そこそこの的中率は維持できます。
▼2つ目のポイントは、「多点買いするなら、ダブル的中・トリプル的中を狙うこと」
ワイドには、的中馬券が3つあります。
これが他の馬券種には無い、ワイドの特徴。
この特徴を最大限に生かすために、ワイド流しではダブル的中を狙い、ワイドボックスではトリプル的中を狙う。
これにより、配当が低いワイド馬券でも、一気に回収率を引き上げることが可能になります。
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
▼ワイド必勝法についての考察を続けます。
ダブル的中については、先ほども少し書いたとおり、「ワイド流し」で狙うことになります。
具体的には、「人気馬を軸馬にして、相手ヒモ馬5頭への流し」あたりが使いやすいかと思います。
▼この場合、相手馬も人気馬にしてしまうと、人気馬同士のワイドを購入することになってしまい、配当が乗りません。
なので、相手馬は中穴馬~大穴馬にします。
当然、相手馬を人気薄にすると、的中率は下がりますが、そこは仕方のないところ。
あくまでも、回収率を優先してワイド馬券を構成していきます。
▼ワイド流しで狙う場合、配当は10~20倍くらいを狙いたい。
これくらいで狙うと、ちょうど合成オッズが3倍程度になり、的中率と回収率のバランスが良くなります。
▼逆に、ワイドの配当が5倍前後だと、的中率は高くなるんですが、当たってもトントンだったり、下手するとトリガミになってしまいます。
これだと、当てても当ててもお金が増えないという状態に陥ってしまう。
特に、競馬初心者さんに多い失敗ですね。
▼なので、ワイド5点買いで配当が15倍なら、配当オッズ約3倍で適切な範囲かと思います。
ワイド5点流しなら、先ほどから書いている通り「ダブル的中」があるので、さらに回収率は上がりやすくなります。
5点買いで15倍をダブルで取れれば、配当は30倍。
賭け金は、6倍に増えるということになります。
このダブル的中があるので、ワイドの多点流しでも比較的、回収率を高く維持しやすいわけです。
▼とは言え、ダブル的中を目的として、ただ闇雲に買い目点数を増やすのは得策では無い。
あくまでも重要なのは期待値です。
まず絶対に重要なのが、軸馬の期待値。
軸馬は先ほども少し書いたとおり、人気馬から選ぶのが良いかと思います。
▼1~3番人気くらいの人気馬から、複勝期待値が高いと思われる馬を、1頭チョイスする。
この場合、ワイド馬券なので、1着を取れそうな馬は必要ありません。
あくまでも、ワイドの軸馬は2~3着狙いになります。
▼この軸馬のチョイスが失敗してしまうと、後は何をやっても、回収率はマイナスになってしまいます。
ワイド流しの場合、とにかく軸馬の期待値が命。
▼ワイドの軸馬を選ぶ練習として、「複勝」で練習する方法があります。
1~3番人気から、複勝で1頭選んで、その回収率が90%程度まで行けば合格ラインです。
▼この場合、実際に複勝馬券を購入する必要はありません。シミュレーションでOK。
多くの人は、複勝回収率70~80%くらいまでは行くと思う。でもそこからが難しい。
▼難しいですが、複勝回収率80%から90%に引き上げるのが、競馬予想の醍醐味でもあるわけです。
そして、複勝回収率90%以上を出すことができれば、今度はその馬を「ワイドの軸馬」にして、ワイド5点流しを実行する。
▼もし、あなたの複勝回収率が90%以上あるなら、その軸馬をワイドの軸とすることで、高い回収率を実感することができると思います。
この練習方法はお手軽で非常に有効なのでお勧めですね。
▼複勝馬券で上達する方法としては、テーマを明確にすることが重要です。
当ブログではいつも言っていますが、「データ・血統・パドック」が基本になります。
これらのうち、自分が得意なものを1つ決めて、それに沿って複勝馬券を購入する馬を探すわけです。
これにより、自然と期待値の高い馬を選ぶことになり、複勝回収率は上昇し、ひいてはそれがワイド必勝法につながっていくわけですね。
▼▼では次に、ワイド必勝法のためのケーススタディーを考えてみましょう。
【阪神ジュベナイルフィリーズ2020年】
1着 ソダシ(1番人気)
2着 サトノレイナス(2番人気)
3着 ユーバーレーベン(6番人気)
はい。
このレースは、私ブエナが、ソダシとユーバーレーベンのワイド1200円を的中したレースです。
ワイドの練習台にはちょうどいいので、少し考えてみましょう。
▼まず、このレースの頭数はフルゲート18頭。
1番人気の単勝オッズが3.2倍なので、適度に荒れそうな雰囲気があり、ワイド流しかワイドボックスが選択肢に入ります。
▼馬券を構成するために、まず、人気馬のチェックから入ります。
1番人気のソダシは、希少価値の「白毛」
白毛人気でもっと過剰人気になると思いましたが、むしろ白毛で人気を落としているようにも見えました。
実績的には、ハイペースの札幌2歳ステークスを先行押し切り。
次の、アルテミスステークスは、スローペースを先行押し切り。
異なる展開で、どちらも先行して勝ち切ったことから、ここでも安定的に3着以内に来る可能性が高いと考えられます。
▼2番人気のサトノレイナスは、2連勝の内容が良く、素質の高さを感じさせますが、ここが重賞初挑戦であり、惨敗のリスクもあった。
なので、単系馬券で1着狙いならいいとしても、ワイドの軸馬としては、不向きであると考えます。
▼3番人気のメイケイエールは、気性に難があるタイプで、スピードと瞬発力は抜群ですが、初めての距離となる1600mは不安があった。
この馬も、惨敗のリスクがあり、ワイドの軸としては向かなかったと考えられます。
▼1~3番人気を見たところ、1番人気のソダシが最もワイドの軸にふさわしい。
ここまで決まれば、あとは相手は、4~9番人気から2頭ほど切って、4点流し。
ここで何点流しにするかが少し迷うところですが、ワイド流しの場合、「ダブル的中」を狙うのが基本になるので、4~5点流しを想定して馬券を構成します。
▼このレースでは、4~9番人気のうち、7番人気のエイシンヒテンは、逃げないと走らないタイプなので切り。
9番人気のポールネイロンも、同じく、逃げてこそのタイプなので、同型が多いここでは切り。
残ったのは、4.5.6.8番人気となり、ワイド4点流しが完成します。
▼結果は、1-6番人気のワイドが的中で、4点で12倍。
レース回収率300%で、まずまずの結果となりました。
このレースは、1番人気のソダシがワイドの軸として最適だったので、そこに気付けば、簡単に的中できるレースだったと思います。
▼▼ワイド必勝法を目指して、次のケーススタディーを見てみましょう。
【皐月賞2021年】
1着 エフフォーリア(2番人気)
2着 タイトルホルダー(8番人気)
3着 ステラヴェローチェ(6番人気)
ワイド1540円・1150円・3560円
はい。
このレースは、当ブログで過去に何度か紹介していますね。
非常に期待値の高いレースで、どの馬券種でも好配当を取れるレースでした。
▼このレースの最大のポイントは、荒れそうな雰囲気があるということを察することができるかどうかです。
頭数は16頭と多頭数。
1番人気のダノンザキッドは、単勝オッズ3.3倍とあまり信用できない。
中穴馬に重賞レースでの実績がある馬が多く、ワイドで狙うには最適なレースでした。
▼このレースでは、1番人気のダノンザキッドが前走で初めての敗戦と、不安要素があった。
2番人気のエフフォーリアは、トライアルでめちゃくちゃ強いレースを見せており、こちらが馬券の中心になります。
▼ワイドでの勝負となりますが、流しか?ボックスか?
どちらでも的中できますが、このレースは中穴馬に魅力的な馬が多かったので、トリプル的中狙いで、ワイドボックスが適していると言えます。
▼ワイドボックスの場合、「人気馬1頭・中穴馬4頭」の5頭ボックスが、的中率と回収率のバランスを適度に調整してくれます。
まず、人気馬は先ほども書いた通り、2番人気のエフフォーリア。
次に、中穴馬ですが、いつも通り4~9番人気から2頭を切って、4頭を残します。
▼まず、9番人気のレッドベルオーブは、これが初めての2000m。
見るからにマイラーという感じの馬で、いきなり皐月賞で馬券になるとは思えない。これは切ります。
次に、7番人気のグラティアスは、あまりレベルが高くなかった京成杯の勝ち馬で、鞍上もルメール騎手から、スランプのMデムーロ騎手に乗り替わり。
馬券圏内までは難しいと見て、これも切り。
▼ということで、何も難しい作業は必要なく、5頭のワイドボックスが決定しました。
結果は、2番人気⇒8番人気⇒6番人気、という決着で、ワイドはトリプル的中となりました。
配当は、1540+1150+3560=6250円です。
ワイド5頭ボックスで10点買いなので、レース回収率は600%超。
ボックス馬券をうまく活用すれば、ワイドでも高配当が簡単に的中できることがわかります。
▼▼では、次のケーススタディを見てみましょう。
【関屋記念2021年】
1着 ロータスランド(4番人気)
2着 カラテ(6番人気)
3着 ソングライン(1番人気)
ワイド2430円・500円・700円
はい。
このレースも、ワイドボックスでトリプル的中を狙えるレースでした。
▼まず、レースの頭数は17頭。多頭数のレースで、高配当が期待できます。
競馬場も、ローカルの新潟競馬場ということで、高めの配当が期待できるレース条件になります。
▼レースの中心である1番人気は、3歳牝馬のソングライン。
NHKマイルカップで、シュネルマイスターとハナ差の勝負をしており、能力上位。
2番人気のシャドウディーヴァと、3番人気のアンドラステが、イマイチ信頼できないことを考えると、軸はソングラインとなります。
▼次に考えるべきは、ワイド流しにするか、それともワイドボックスにするかです。
ワイド流しなら、上述したソングラインを軸に、5点流しというのが基本形になりますが、ソングラインは単勝1.8倍とやや過剰人気気味。
当ブログではいつも書いていますが、過剰人気の馬を軸にしてしまうと、長期的にはなかなかプラス収支になりません。
なので、単勝1倍台などの過剰人気の馬がレースの中心の場合は、そのレースは見送るか、過剰人気の馬を押さえに回すのがセオリーになります。
▼そう考えると、ソングラインからのワイドは配当がつかず、期待値が低いので、ワイドboxの方が回収率を高めやすいということになります。
馬券構成は、先ほどと同じように、「人気馬1頭・中穴馬4頭」の5頭ボックスになります。
▼人気馬は、ソングラインで決定しているので、あとは4~9番人気の中穴馬から、2頭を切るだけです。
9番人気のパクスアメリカーナは、2年以上の長期休み明けで、いきなり重賞レースで馬券になるとは考えられず、これは切ります。
8番人気のサトノアーサーは、近走惨敗続きで、期待値が低くなっているので、これも切ります。
▼ということで、馬券構成は下記の通りです。
ワイド5頭ボックス(10点買い)
1番人気ソングライン
4番人気ロータスランド
5番人気クリスティ
6番人気カラテ
7番人気グランデマーレ
という感じですね。
▼結果は、4番人気⇒6番人気⇒1番人気、と入り、ワイドはトリプル的中となりました。
配当は、2430+500+700=3630円となり、10点買いだったので、レース回収率は363%とまずまずの結果となりました。
このレースは、1番人気のソングラインからワイド流しでも、ダブル的中できましたが、ソングラインは単勝1.8倍と過剰人気だったので、ワイドボックスの方が期待値が高かった所がポイントになります。
ワイドボックスを選択できれば、後はいつも解説している通りの馬券構成で、簡単にワイドトリプル的中できたわけですね。
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▼本日は、ワイド必勝法について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
「ワイド必勝法としては、ワイド流しではダブル的中を狙い、ワイドボックスではトリプル的中を狙う、というのが1つのポイント」
「軸馬は1~3番人気の人気馬から選び、相手は4~9番人気あたりの中穴馬から選ぶと、的中率と回収率のバランスが良くなる」
「人気馬同士のワイドは、配当は低いが、馬連と比べると3分の1以上の配当になることが多く、レースを選べば、ワイド必勝法になり得る」
「人気薄同士のワイドは、過剰人気になりやすく、回収率が上がりにくいので非推奨」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼ワイドに必勝法があるとすれば、その定義は「長期回収率をプラスにすること」だと思う。
どの馬券種でもそうだが、百発百中の、的中率100%の必勝法は存在しない。
なので本日も、長期回収率100%を超えるための戦略について考えてみたいと思います。
▼ワイド馬券は、他の馬券種と比べて配当が低いです。
なので、ワイドで長期回収率をプラスにするためには、いくつかのポイントがあるわけです。
▼まず1つ目のポイントは、「買い目点数を絞り込むこと」
ワイドで多点買いしてしまうと、どうしても合成オッズが下がってしまい、回収率が上がらなくなります。
なので基本的には、ワイドで勝負するときは買い目点数を絞るのが基本。
本命サイドなら、ワイド1点買いでも、そこそこの的中率は維持できます。
▼2つ目のポイントは、「多点買いするなら、ダブル的中・トリプル的中を狙うこと」
ワイドには、的中馬券が3つあります。
これが他の馬券種には無い、ワイドの特徴。
この特徴を最大限に生かすために、ワイド流しではダブル的中を狙い、ワイドボックスではトリプル的中を狙う。
これにより、配当が低いワイド馬券でも、一気に回収率を引き上げることが可能になります。
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ワイド流しでダブル的中を狙う方法
▼ワイド必勝法についての考察を続けます。
ダブル的中については、先ほども少し書いたとおり、「ワイド流し」で狙うことになります。
具体的には、「人気馬を軸馬にして、相手ヒモ馬5頭への流し」あたりが使いやすいかと思います。
▼この場合、相手馬も人気馬にしてしまうと、人気馬同士のワイドを購入することになってしまい、配当が乗りません。
なので、相手馬は中穴馬~大穴馬にします。
当然、相手馬を人気薄にすると、的中率は下がりますが、そこは仕方のないところ。
あくまでも、回収率を優先してワイド馬券を構成していきます。
▼ワイド流しで狙う場合、配当は10~20倍くらいを狙いたい。
これくらいで狙うと、ちょうど合成オッズが3倍程度になり、的中率と回収率のバランスが良くなります。
▼逆に、ワイドの配当が5倍前後だと、的中率は高くなるんですが、当たってもトントンだったり、下手するとトリガミになってしまいます。
これだと、当てても当ててもお金が増えないという状態に陥ってしまう。
特に、競馬初心者さんに多い失敗ですね。
▼なので、ワイド5点買いで配当が15倍なら、配当オッズ約3倍で適切な範囲かと思います。
ワイド5点流しなら、先ほどから書いている通り「ダブル的中」があるので、さらに回収率は上がりやすくなります。
5点買いで15倍をダブルで取れれば、配当は30倍。
賭け金は、6倍に増えるということになります。
このダブル的中があるので、ワイドの多点流しでも比較的、回収率を高く維持しやすいわけです。
▼とは言え、ダブル的中を目的として、ただ闇雲に買い目点数を増やすのは得策では無い。
あくまでも重要なのは期待値です。
まず絶対に重要なのが、軸馬の期待値。
軸馬は先ほども少し書いたとおり、人気馬から選ぶのが良いかと思います。
▼1~3番人気くらいの人気馬から、複勝期待値が高いと思われる馬を、1頭チョイスする。
この場合、ワイド馬券なので、1着を取れそうな馬は必要ありません。
あくまでも、ワイドの軸馬は2~3着狙いになります。
▼この軸馬のチョイスが失敗してしまうと、後は何をやっても、回収率はマイナスになってしまいます。
ワイド流しの場合、とにかく軸馬の期待値が命。
▼ワイドの軸馬を選ぶ練習として、「複勝」で練習する方法があります。
1~3番人気から、複勝で1頭選んで、その回収率が90%程度まで行けば合格ラインです。
▼この場合、実際に複勝馬券を購入する必要はありません。シミュレーションでOK。
多くの人は、複勝回収率70~80%くらいまでは行くと思う。でもそこからが難しい。
▼難しいですが、複勝回収率80%から90%に引き上げるのが、競馬予想の醍醐味でもあるわけです。
そして、複勝回収率90%以上を出すことができれば、今度はその馬を「ワイドの軸馬」にして、ワイド5点流しを実行する。
▼もし、あなたの複勝回収率が90%以上あるなら、その軸馬をワイドの軸とすることで、高い回収率を実感することができると思います。
この練習方法はお手軽で非常に有効なのでお勧めですね。
▼複勝馬券で上達する方法としては、テーマを明確にすることが重要です。
当ブログではいつも言っていますが、「データ・血統・パドック」が基本になります。
これらのうち、自分が得意なものを1つ決めて、それに沿って複勝馬券を購入する馬を探すわけです。
これにより、自然と期待値の高い馬を選ぶことになり、複勝回収率は上昇し、ひいてはそれがワイド必勝法につながっていくわけですね。
▼▼では次に、ワイド必勝法のためのケーススタディーを考えてみましょう。
【阪神ジュベナイルフィリーズ2020年】
1着 ソダシ(1番人気)
2着 サトノレイナス(2番人気)
3着 ユーバーレーベン(6番人気)
はい。
このレースは、私ブエナが、ソダシとユーバーレーベンのワイド1200円を的中したレースです。
ワイドの練習台にはちょうどいいので、少し考えてみましょう。
▼まず、このレースの頭数はフルゲート18頭。
1番人気の単勝オッズが3.2倍なので、適度に荒れそうな雰囲気があり、ワイド流しかワイドボックスが選択肢に入ります。
▼馬券を構成するために、まず、人気馬のチェックから入ります。
1番人気のソダシは、希少価値の「白毛」
白毛人気でもっと過剰人気になると思いましたが、むしろ白毛で人気を落としているようにも見えました。
実績的には、ハイペースの札幌2歳ステークスを先行押し切り。
次の、アルテミスステークスは、スローペースを先行押し切り。
異なる展開で、どちらも先行して勝ち切ったことから、ここでも安定的に3着以内に来る可能性が高いと考えられます。
▼2番人気のサトノレイナスは、2連勝の内容が良く、素質の高さを感じさせますが、ここが重賞初挑戦であり、惨敗のリスクもあった。
なので、単系馬券で1着狙いならいいとしても、ワイドの軸馬としては、不向きであると考えます。
▼3番人気のメイケイエールは、気性に難があるタイプで、スピードと瞬発力は抜群ですが、初めての距離となる1600mは不安があった。
この馬も、惨敗のリスクがあり、ワイドの軸としては向かなかったと考えられます。
▼1~3番人気を見たところ、1番人気のソダシが最もワイドの軸にふさわしい。
ここまで決まれば、あとは相手は、4~9番人気から2頭ほど切って、4点流し。
ここで何点流しにするかが少し迷うところですが、ワイド流しの場合、「ダブル的中」を狙うのが基本になるので、4~5点流しを想定して馬券を構成します。
▼このレースでは、4~9番人気のうち、7番人気のエイシンヒテンは、逃げないと走らないタイプなので切り。
9番人気のポールネイロンも、同じく、逃げてこそのタイプなので、同型が多いここでは切り。
残ったのは、4.5.6.8番人気となり、ワイド4点流しが完成します。
▼結果は、1-6番人気のワイドが的中で、4点で12倍。
レース回収率300%で、まずまずの結果となりました。
このレースは、1番人気のソダシがワイドの軸として最適だったので、そこに気付けば、簡単に的中できるレースだったと思います。
▼▼ワイド必勝法を目指して、次のケーススタディーを見てみましょう。
【皐月賞2021年】
1着 エフフォーリア(2番人気)
2着 タイトルホルダー(8番人気)
3着 ステラヴェローチェ(6番人気)
ワイド1540円・1150円・3560円
はい。
このレースは、当ブログで過去に何度か紹介していますね。
非常に期待値の高いレースで、どの馬券種でも好配当を取れるレースでした。
▼このレースの最大のポイントは、荒れそうな雰囲気があるということを察することができるかどうかです。
頭数は16頭と多頭数。
1番人気のダノンザキッドは、単勝オッズ3.3倍とあまり信用できない。
中穴馬に重賞レースでの実績がある馬が多く、ワイドで狙うには最適なレースでした。
▼このレースでは、1番人気のダノンザキッドが前走で初めての敗戦と、不安要素があった。
2番人気のエフフォーリアは、トライアルでめちゃくちゃ強いレースを見せており、こちらが馬券の中心になります。
▼ワイドでの勝負となりますが、流しか?ボックスか?
どちらでも的中できますが、このレースは中穴馬に魅力的な馬が多かったので、トリプル的中狙いで、ワイドボックスが適していると言えます。
▼ワイドボックスの場合、「人気馬1頭・中穴馬4頭」の5頭ボックスが、的中率と回収率のバランスを適度に調整してくれます。
まず、人気馬は先ほども書いた通り、2番人気のエフフォーリア。
次に、中穴馬ですが、いつも通り4~9番人気から2頭を切って、4頭を残します。
▼まず、9番人気のレッドベルオーブは、これが初めての2000m。
見るからにマイラーという感じの馬で、いきなり皐月賞で馬券になるとは思えない。これは切ります。
次に、7番人気のグラティアスは、あまりレベルが高くなかった京成杯の勝ち馬で、鞍上もルメール騎手から、スランプのMデムーロ騎手に乗り替わり。
馬券圏内までは難しいと見て、これも切り。
▼ということで、何も難しい作業は必要なく、5頭のワイドボックスが決定しました。
結果は、2番人気⇒8番人気⇒6番人気、という決着で、ワイドはトリプル的中となりました。
配当は、1540+1150+3560=6250円です。
ワイド5頭ボックスで10点買いなので、レース回収率は600%超。
ボックス馬券をうまく活用すれば、ワイドでも高配当が簡単に的中できることがわかります。
▼▼では、次のケーススタディを見てみましょう。
【関屋記念2021年】
1着 ロータスランド(4番人気)
2着 カラテ(6番人気)
3着 ソングライン(1番人気)
ワイド2430円・500円・700円
はい。
このレースも、ワイドボックスでトリプル的中を狙えるレースでした。
▼まず、レースの頭数は17頭。多頭数のレースで、高配当が期待できます。
競馬場も、ローカルの新潟競馬場ということで、高めの配当が期待できるレース条件になります。
▼レースの中心である1番人気は、3歳牝馬のソングライン。
NHKマイルカップで、シュネルマイスターとハナ差の勝負をしており、能力上位。
2番人気のシャドウディーヴァと、3番人気のアンドラステが、イマイチ信頼できないことを考えると、軸はソングラインとなります。
▼次に考えるべきは、ワイド流しにするか、それともワイドボックスにするかです。
ワイド流しなら、上述したソングラインを軸に、5点流しというのが基本形になりますが、ソングラインは単勝1.8倍とやや過剰人気気味。
当ブログではいつも書いていますが、過剰人気の馬を軸にしてしまうと、長期的にはなかなかプラス収支になりません。
なので、単勝1倍台などの過剰人気の馬がレースの中心の場合は、そのレースは見送るか、過剰人気の馬を押さえに回すのがセオリーになります。
▼そう考えると、ソングラインからのワイドは配当がつかず、期待値が低いので、ワイドboxの方が回収率を高めやすいということになります。
馬券構成は、先ほどと同じように、「人気馬1頭・中穴馬4頭」の5頭ボックスになります。
▼人気馬は、ソングラインで決定しているので、あとは4~9番人気の中穴馬から、2頭を切るだけです。
9番人気のパクスアメリカーナは、2年以上の長期休み明けで、いきなり重賞レースで馬券になるとは考えられず、これは切ります。
8番人気のサトノアーサーは、近走惨敗続きで、期待値が低くなっているので、これも切ります。
▼ということで、馬券構成は下記の通りです。
ワイド5頭ボックス(10点買い)
1番人気ソングライン
4番人気ロータスランド
5番人気クリスティ
6番人気カラテ
7番人気グランデマーレ
という感じですね。
▼結果は、4番人気⇒6番人気⇒1番人気、と入り、ワイドはトリプル的中となりました。
配当は、2430+500+700=3630円となり、10点買いだったので、レース回収率は363%とまずまずの結果となりました。
このレースは、1番人気のソングラインからワイド流しでも、ダブル的中できましたが、ソングラインは単勝1.8倍と過剰人気だったので、ワイドボックスの方が期待値が高かった所がポイントになります。
ワイドボックスを選択できれば、後はいつも解説している通りの馬券構成で、簡単にワイドトリプル的中できたわけですね。
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