石橋脩騎手のデータ傾向と回収率~成績からの狙い目と買い方

石橋脩(いしばししゅう)ジョッキーデータと特徴

▼本日は、石橋騎手のデータと狙い方・買い方について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。



▼まず、私が2010年までさかのぼって、石橋騎手のデータ(2010年~2017年)を見ていて感じたこと↓


・平均単勝回収率は69%と、あまり儲かる感じではない印象

・ただ、石橋脩騎手の場合、その年によってムラが大きく、平均回収率だけでは判断できない部分がある

・特に2017年は、急に勝ち星も増え、勝率も格段にアップしている。ここから注目の騎手

・人気別にみると、基本的には「人気馬」に乗った時に狙いたい騎手

・ただ、大穴での激走も多く、10~14番人気くらいでも回収率が高くなっている(単勝回収率83%)

・G1~G2ではイマイチだが、なぜかG3は非常に成績が良い(単勝回収率92%・複勝回収率114%)

・競馬場別にみると、「新潟競馬場」だけ突出して成績が良い(単勝回収率95%)

・競争番号別にみると、「朝の第1~2レース」の成績が良い(単勝回収率100%前後)



はい。
私ブエナの観点でデータを眺めていると、このような印象を受けました。

では、具体的に見ていきたいと思います。



▼まずは2010年からのすべての成績を見てみます。


石橋脩騎手データ(2010~2017)
5041レース騎乗

勝率6.5%
連対率13.2%
複勝率20.7%

単勝回収率69%
複勝回収率77%


はい。

では、ここから馬券に使えそうなデータを抽出・分析してみたいと思います。



▼石橋脩騎手。

JRAの騎手の中でも、屈指のイケメンジョッキーで、女性ファンも多い。

一方で、優しいルックスとは対照的に、騎乗フォームは迫力があり、闘争心を見せるタイプでもあります。私ブエナの印象ですが。



▼さて、そんなイケメン石橋騎手。

馬券的には狙えるのか?



▼冒頭でも書いたとおり、石橋騎手の平均単勝回収率は69%なので、彼の馬券をすべて買っていても赤字になるだけ。

だから、ここから絞り込みを行う必要があります。



▼重賞レースの回収率を見ると、「単勝回収率118%・複勝回収率98%」と、儲かりそうに見えますが、これは、

「2012年の天皇賞春。ビートブラックで単勝159倍の大穴」

があるからです。

このビートブラックをデータから除外すると、「単勝回収率59%・複勝回収率85%」と、一気に下がってしまいます。



▼競馬でデータ分析する場合、このような「大穴一発で回収率を上げていないか?」を、慎重にチェックする必要がある。

このチェックを怠ると、たまたま1回の大穴激走で、めちゃくちゃ儲かる騎手に見えてしまう。

競馬におけるデータ分析で、気を付けなければならないポイントです。
(あくまで私ブエナの見解です)



▼ちょっと脱線しました。石橋騎手の話に戻りましょう。

ビートブラックの大穴はありましたが、基本的に彼は、1~3番人気の時に狙いやすい騎手だと、私は感じます。


【石橋騎手 1~3番人気】
単勝回収率82%
複勝回収率82%


はい。
合格ラインですね。

これくらいのベース回収率があれば、少しフィルタリングしてやれば、軸に使える感じ。

例えば↓


【石橋騎手 1~3番人気 クラス別】
オープン特別
単勝回収率118%

G3
単勝回収率120%


はい。
石橋騎手が、オープン特別とG3で、1~3番人気なら単勝回収率が高い。

という事は、この条件下で「石橋騎手の1着固定」で、三連単や馬単を購入しても利益が出るということになる。



▼「石橋騎手のG1~G2での1~3番人気」に関しては、2010年からのデータでは、ほとんどサンプル数が確保できないので省略しました。

ただ、 2017年には、ラッキーライラック(2番人気)で阪神ジュベナイルフィリーズを制しており、大きなレースでも、石橋騎手の1~3番人気は、狙っていけると私は感じています。



▼競馬場別にみると、なぜか新潟競馬場の成績がとても良いです。

あとは、朝っぱらの第1~2レース。これもとても成績が良い。

この辺は、石橋騎手の狙い目データですね。



▼今までは、回収率という面では、あまり高くなかった石橋騎手ですが、2017年は素晴らしい成績を収めています。

まだ年齢的にも若い部類なので、ここからさらなる飛躍を楽しみにしたいと思います。

ブエナが使っている競馬サイトを公開

▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。

私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、

やっぱり⇒『マツリダ予想』です。




石橋脩騎手は、重賞レースで大穴を空ける

▼石橋騎手のデータについての考察を続けます。

ここでは重賞レースに絞って分析してみます。


石橋騎手
重賞レース
2010~2018.9


単勝回収率104%
複勝回収率104%



はい。
回収率が非常に高くなっているのは、
2012年の天皇賞春。ビートブラックで単勝15960円と、
2010年のフェアリーステークス。コスモネモシンで単勝6720円があるからです。



▼仮に、この2年を除外してデータ分析してみると、

単勝回収率17%・複勝回収率59%
という感じになってしまいます。



▼このように見ると、重賞レースでは狙いにくい騎手かもしれない。

ただ、先ほども少し書きましたが、2017年からは乗れている。

2018年の成績を見ると、単勝回収率11%・複勝回収率146%と、狙い目が出てきます。



▼単勝回収率が、11%なので、単勝や1着固定はさすがにちょっと狙いにくいところです。

ただ、複勝回収率146%は非常に魅力的。

特に私ブエナのように、三連複やワイドなどの複勝系馬券で勝負する人は、複勝回収率はしっかり見ておいた方がいいでしょう。



▼石橋脩騎手の複勝回収率の高さを利用する方法としては、「人気薄のヒモ」に加える形が基本になるかと思います。

あるいは、1番人気での複勝回収率も高くなりやすい騎手なので、彼が1番人気の時に、三連複の軸として活用するという手もあります。



▼石橋脩騎手が、大きなレースで大穴を空けた例といえば、やはり2018年のダービー。

コズミックフォース(16番人気)で3着ですね。

この時の三連単の配当は、285万馬券でした。

このレースは軸馬もかなり難しかったんですが、もしエポカドーロあたりを軸にして、石橋脩騎手をヒモに入れておけば、285万円ゲットだったということです。



▼では次に、さらにデータ期間を更新して分析してみましょう。


石橋脩騎手データ】2015~2020年

全レース⇒単勝回収率70%・複勝回収率75%

重賞レース⇒単勝回収率50%・複勝回収率78%

平場⇒単勝回収率70%・複勝回収率73%

特別戦⇒単勝回収率70%・複勝回収率80%

ハンデ戦⇒単勝回収率43%・複勝回収率59%

牝馬限定戦⇒単勝回収率83%・複勝回収率78%

1~2番人気⇒単勝回収率88%・複勝回収率87%

1~3番人気⇒単勝回収率88%・複勝回収率87%




▼まず、全レースの回収率は、単勝回収率70%・複勝回収率75%なので、やや低めという感じでしょうか。

ではここから、石橋騎手の使えるデータについて分析してみましょう。



▼重賞レースの回収率は、単勝回収率50%・複勝回収率78%なので、あまり狙い目がなさそうに見えますが、分析していくと、石橋騎手は重賞レースでも狙えることがわかります。

まず、2番人気から5番人気までの単勝回収率は、すべて100%を超えています。

石橋騎手は、重賞レースで強い馬に騎乗したときに、その馬の能力を引き出す騎乗ができると言えます。


・石橋騎手。重賞レース2~7番人気⇒単勝回収率103%・複勝回収率93%

はい。
素晴らしい成績ですね。

石橋騎手を重賞レースで狙う時は、2~7番人気あたりの人気馬を狙っていくのがポイントになります。



▼ただ、なぜか1番人気だけは、単勝回収率58%・複勝回収率76%と微妙な成績なんですが、連対率で見ると60%あるので、1番人気でも連対率は平均を上回っていると言えます。

なので、石橋騎手の重賞レースの狙い目は、7番人気くらいまで、ということになります。



▼ちなみに、重賞レースでの8番人気以下の人気薄での成績もチェックしておきましょう。

・石橋騎手。重賞レース8~18番人気⇒単勝回収率12%・複勝回収率68%

はい。
これはちょっと厳しい数字ですね。

前述した、2018年ダービーのコズミックフォース・複勝3640円を入れても、これくらいの回収率ということです。

石橋騎手を重賞レースで購入するときは、8番人気以下は軽視でも良いかと思います。



▼次に、平場の回収率は、単勝回収率70%・複勝回収率73%で、平凡な数字。

狙い目はなさそうに見えますが、これも分析していくと面白いです。


・石橋騎手。平場。1~3番人気⇒単勝回収率90%・複勝回収率90%

はい。
素晴らしい成績になりました。

石橋騎手を平場で狙う場合でも、1~3番人気は期待値が高くなります。

石橋騎手は、人気馬をしっかり走らせる技術がありますね。



▼次に、特別戦の回収率は、単勝回収率70%・複勝回収率80%で、まずまずの成績です。

これも分析してみましょう。


・石橋騎手。特別戦。1~3番人気⇒単勝回収率85%・複勝回収率80%

はい。
やはり成績はアップします。

どのクラスであっても、石橋騎手を狙う場合は、基本的には人気馬を狙っていくと、回収率が上がりやすくなると思います。



▼また、特別戦では、5~7番人気の単勝回収率も、非常に高くなっています。

・石橋騎手。特別戦。5~7番人気⇒単勝回収率115%・複勝回収率93%

サンプル数が少ないので、誤差を拾っている可能性はありますが、石橋騎手が特別戦で中穴馬に騎乗しているときは、ヒモ候補として考えてみると、穴馬券が引っかかる可能性が高くなるかと思います。



▼それともう一つ。

・石橋騎手。特別戦。13~16番人気⇒単勝回収率0%・複勝回収率118%

という感じで、大穴を2~3着に持ってくることが多いです。

ワイドや三連複などで、石橋騎手の大穴馬を少額で狙ってみるのも面白いかと思います。



▼▼では次に、石橋脩騎手の過去5年間のクラス別成績を見てみます。


石橋脩騎手。クラス別データ】2016~2020年。2853レース分析

新馬⇒単勝回収率92%・複勝回収率90%
未勝利⇒単勝回収率71%・複勝回収率65%
1勝クラス⇒単勝回収率72%・複勝回収率80%
2勝クラス⇒単勝回収率89%・複勝回収率68%
3勝クラス⇒単勝回収率82%・複勝回収率88%
オープン特別⇒単勝回収率83%・複勝回収率151%
リステッド競走⇒単勝回収率28%・複勝回収率39%
G3⇒単勝回収率50%・複勝回収率56%
G2⇒単勝回収率86%・複勝回収率65%
G1⇒単勝回収率12%・複勝回収率170%
重賞トータル⇒単勝回収率53%・複勝回収率76%

牝馬限定戦⇒単勝回収率87%・複勝回収率82%
ハンデ戦⇒単勝回収率39%・複勝回収率58%
2歳3歳の1勝クラス⇒単勝回収率111%・複勝回収率100%

平場⇒単勝回収率74%・複勝回収率73%
特別戦⇒単勝回収率78%・複勝回収率85%



はい。
過去5年間の、石橋脩騎手のクラス別成績は上記のようになります。



▼このデータから石橋脩騎手の狙い目を考えてみると、まず、2歳3歳の1勝クラスの回収率が、単勝回収率111%・複勝回収率100%と、かなり高くなっています。

また、新馬戦の回収率も、単勝回収率92%・複勝回収率90%と非常に優秀。

このことから、石橋脩騎手は、若い馬を勝たせる技術があると言えます。

例えば、ドゥラメンテやラッキーライラックなど、石橋脩騎手が出世させた馬は数多くいますね。

石橋脩騎手が、若駒に騎乗しているときは要注意です。



▼では次に、石橋脩騎手の人気別の成績を見てみましょう。

石橋脩騎手。1~5番人気⇒単勝回収率88%・複勝回収率81%

石橋脩騎手。8~18番人気⇒単勝回収率49%・複勝回収率72%


はい。
このデータ範囲でも、やはり石橋脩騎手は、人気馬での回収率が高いことが分かります。

単勝回収率は88%もあるので、石橋脩騎手が1~5番人気の時、馬単や三連単の1着固定にするだけで、プラス収支が狙えてしまうレベルです。



▼それに対して、8番人気以下の回収率は低めに出ています。

石橋騎手は、大穴を開けるイメージですが、データ的には大穴を狙うより、人気馬を狙う方が回収率は上げやすいと言えます。

重賞レースの回収率も見てみましょう。


石橋脩騎手。重賞レース。1~5番人気⇒単勝回収率98%・複勝回収率66%

はい。
非常に高い単勝回収率になっています。

やはり石橋脩騎手が1~5番人気の時は、1着固定の軸候補として考えていくと、回収率が上がりやすくなると思います。


馬券収支が向上するサイトランキング

馬券で勝つには、馬券知識を増やすしかない。
ちなみに、私(ブエナ)が馬券知識を学んだのは、
  ↓
このユニークなサイトです。


その他、馬券に役立つ情報ランキングは、こちらにまとめました。
  ↓
無料だけど使える競馬情報ランキング