藤岡佑介騎手のデータ傾向と回収率~成績からの狙い目と買い方
藤岡佑介(ふじおかゆうすけ)ジョッキーデータと特徴
▼本日は、藤岡佑介騎手のデータと狙い方・買い方について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
▼まず、私が2010年までさかのぼって、藤岡佑介騎手のデータ(2010年~2018年1月)を見ていて感じたこと↓
・藤岡佑介騎手は、大穴傾向が強い騎手で、大穴に絞って狙うと儲けやすい印象。
・平均単勝回収率は94%と、かなり高い。
・芝でもダートでも、単勝回収率は95%前後あり、優秀な成績。
・人気別に見ると、「8番人気~15番人気」の大穴ゾーンで、単勝回収率125%と素晴らしい数字になっている。これが平均回収率95%の秘密かと。
・その反面、1番人気では単勝回収率66%と、やや低調な成績
・ちなみに1~5番人気だと、単勝回収率73%。これもやや低め
・このことから、藤岡佑介騎手を狙う時は、人気馬より大穴を狙った方が、効率よく回収率を上げることができる印象
・クラス別に見ると、「新馬戦と未勝利戦」の単勝回収率がそれぞれ、161%と111%とかなりの好成績。
・藤岡佑介騎手は、新馬戦と未勝利戦で人気薄を勝たせることが多いから、このような高い回収率になると思われる。
・また、G2~G3でも単勝回収率92%前後と優秀な数字になっている。これも人気薄を勝たせているということ
・G1では、さすがに大穴を勝たせるのは難しいので、勝負になっていない。
・競馬場別に見ると、主戦場の京都競馬場と阪神競馬場で、単勝回収率がそれぞれ112%と105%。この騎乗回数で単勝回収率をプラスにするのはなかなか凄いこと。人気薄を勝たせるセンスか。
・競走番号別に見ると、第2レース・第5レース・第6レースの回収率が極めて優秀。これは前述した「新馬戦と未勝利戦」が組まれやすいから。
・年度別に見ると、毎年安定して30勝後半あたり。単勝回収率も100%を超えている年が頻繁にあり、大穴を狙うなら儲けやすい騎手だと思う。
はい。
私ブエナの観点でデータを眺めていると、このような印象を受けました。
では、具体的に見ていきたいと思います。
▼まずは2010年からの、すべての成績を見てみます。
藤岡佑介騎手データ(2010年~2018年1月)
4298レース騎乗
勝率7.4%
連対率15.6%
複勝率23.2%
単勝回収率94%
複勝回収率80%
はい。
では、ここから馬券に使えそうなデータを抽出・分析してみたいと思います。
▼藤岡佑介騎手。
失礼ながら、競馬ファンのイメージ的には、あまり上手いというイメージは無いかもしれない。
どちらかと言うと、馬券信頼度は低い印象。
そんな藤岡佑介騎手。
実際のところ、馬券では儲かるのか?
▼私ブエナの印象では、
「藤岡佑介騎手は、競馬ファンのイメージとは違って、回収率が高い騎手だと感じる。人気馬で狙っても儲からないが、大穴狙いなら、かなり高い回収率を見込める印象」
という感じ。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼まず、藤岡佑介騎手と言えば、どんな馬を思い浮かべるか?
特にこれといって、大きなレースで活躍したお手馬がいないように思う。
だから、あまり競馬ファンに馴染みがないのかな。
個人的には、2010年あたりに活躍した短距離の牝馬、ワンカラットとのコンビが印象深いです。
▼その後も、ポツポツと重賞レースを勝っているわけですが、どうにも印象が薄い。
でも、G1を除けば、重賞レースの単勝回収率は92%前後と、素晴らしい数字なんですね。
なぜ、こんなに優秀な数字なのに、藤岡佑介はあまり上手いと言われないのか?
▼私ブエナの見解ですが、おそらく藤岡佑介騎手は、大穴馬での活躍が多いからかと。
大穴馬を勝たせるには、緻密な作戦と大胆な騎乗が必要になります。
だから大穴馬で結果を出している藤岡佑介騎手は、かなりすごいと思うわけ。
でも、大穴馬というのは、ほとんどの競馬ファンが馬券購入していないんですね。
誰も見ていない。
だから印象にも残りにくいのかなと。
▼藤岡佑介騎手を狙う時は、「8番人気~15番人気」の回収率が極めて高いので、このような大穴ゾーンで狙っていくのが基本かと。
ヒモで大穴を狙う場合は、藤岡佑介騎手を入れておくと、比較的高配当が引っかかりやすい気もします。
▼注意点としては、彼の場合、クラスごとの波が激しいこと。
つまり、大穴を演出することは多いんだけど、クラスに偏りがあると思うわけ。
「新馬戦と未勝利戦とG2とG3」
この4つのクラスでは、藤岡佑介騎手が大穴を開けてくることが多い印象。
なので、私が彼を狙うときは、なんとなく狙うのではなく、上述した4つのクラスで主に狙っていくことが多いですね。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
▼藤岡佑騎手のデータについての考察を続けます。
ここでは重賞レースに絞って分析してみます。
藤岡佑騎手データ
重賞レース
2010~2018.10
単勝回収率84%
複勝回収率75%
はい。
この数字だけ見ると普通なんですが、彼の場合は、G1で弱い馬に乗ることが多く、G1での低回収率が全体の回収率を引き下げている部分があります。
▼なので、G2~G3に限定して見てみると、
単勝回収率99%・複勝回収率83%
と優秀な成績になります。
ちなみに、G1の回収率は、単勝回収率23%・複勝回収率40%です。
▼このような傾向から、藤岡佑騎手はG1では軽視して、G2~G3で狙っていくと良いのかなと。
そして、G2~G3でも、やっぱり彼は人気馬ではあまり美味しくない。
美味しいゾーンは、「G2~G3の、4~11番人気」あたりですね。
このゾーンでの回収率は、
単勝回収率156%・複勝回収率109%
という感じで、利益を出しやすいデータになっています。
▼ちなみに、藤岡佑介騎手の「1~3番人気データ」は、
単勝回収率59%・複勝回収率81%
となっており、勝ちきれない感じです。
藤岡佑介騎手が重賞レースで1~3番人気の時は、三連複などの軸ならまだいいんですが、単勝や三連単1着固定だと、あまり回収率が上がってこない印象です。
▼では次に、さらにデータ期間を更新して分析してみましょう。
【藤岡佑介騎手データ】2015~2020年
全レース⇒単勝回収率101%・複勝回収率77%
重賞レース⇒単勝回収率69%・複勝回収率80%
平場⇒単勝回収率106%・複勝回収率76%
特別戦⇒単勝回収率92%・複勝回収率79%
ハンデ戦⇒単勝回収率59%・複勝回収率84%
牝馬限定戦⇒単勝回収率89%・複勝回収率74%
1~2番人気⇒単勝回収率86%・複勝回収率87%
1~3番人気⇒単勝回収率83%・複勝回収率84%
▼まず、全レースの回収率は、単勝回収率101%・複勝回収率77%と、なんと単勝回収率がプラスになっています。
過去5年間のすべてのレースの合計回収率がプラスになるというのは、ほとんどあり得ないことです。
ただ、これには裏があります。
▼藤岡佑介騎手の単勝回収率が異常に高い理由。
それは、「未勝利戦で、単勝3万馬券&単勝2万馬券を出したから」です。
つまり、超大穴2発で、一気に単勝回収率を引き上げているわけです。
▼それを裏付けるかのように、複勝回収率は77%しかありません。
単勝回収率だけが異常に高く、複勝回収率が普通の場合、大穴の一発で単勝回収率を引き上げている、ということになるわけです。
▼なので、藤岡佑介騎手の単勝回収率がプラスだからといって、藤岡騎手がめちゃくちゃ上手い騎手、と言う訳ではなく、穴傾向にあるというだけです。
先ほどから書いていますが、藤岡佑介騎手は、穴馬に乗って美味しい騎手なので、穴で狙っていくのが基本になります。
▼ちなみに、未勝利戦で2万馬券を出した馬は、クリンチャーでした。
天皇賞春で3着に入る馬が、未勝利戦では単勝244倍だったのですから、競馬というのは面白いものです。
▼では次に、重賞レースの回収率ですが、単勝回収率69%・複勝回収率80%という感じになっています。
複勝回収率は平均的ですが、単勝回収率が低めです。
藤岡佑介騎手は、重賞レースでは、人気薄を2~3着に持ってくる騎乗が多く、勝ち切るケースが少ないように思います。
・藤岡佑介騎手。重賞レース。7~11番人気⇒単勝回収率102%・複勝回収率155%
はい。
重賞レースで7~11番人気あたりの人気薄の時は、期待値が非常に高くなっています。
重賞レースで人気薄に藤岡佑介騎手が騎乗しているときは、三連複のヒモに入れておくと、万馬券が的中しやすくなります。
▼それに対して、重賞レースでの人気馬での成績も見てみましょう。
・藤岡佑介騎手。重賞レース。1~2番人気⇒単勝回収率35%・複勝回収率76%
はい。
単勝回収率35%と、全く勝ち切れていません。
やはり藤岡佑介騎手は、穴傾向にある騎手であり、人気馬で狙うよりも、人気薄で狙う方が利益を出しやすい騎手になります。
・藤岡佑介騎手。重賞レース。3~6番人気⇒単勝回収率118%・複勝回収率78%
はい。
1~2番人気では回収率が低い彼ですが、3番人気以下になると、急に勝率が上がります。
藤岡佑介騎手の場合、強い馬の能力を引き出す騎乗と言うよりは、少し足りない馬のポテンシャルを引き出す騎乗が多いように思います。
▼では次に、平場の成績を見てみましょう。
単勝回収率106%・複勝回収率76%という感じで、単勝回収率がプラス収支になっています。
これは、上述した通り、未勝利戦での特大の万馬券が2発あるからです。
・藤岡佑介騎手。平場。9~15番人気⇒単勝回収率191%・複勝回収率79%
という感じで、当然単勝回収率はめちゃくちゃ高くなりますが、2つの単勝万馬券を除くと、普通の成績なので、その点は注意したいところです。
▼▼では次に、藤岡佑介騎手の過去5年間のクラス別成績を見てみます。
【藤岡佑介騎手。クラス別データ】2016~2020年。2725レース分析
新馬⇒単勝回収率73%・複勝回収率67%
未勝利⇒単勝回収率98%・複勝回収率80%
1勝クラス⇒単勝回収率89%・複勝回収率77%
2勝クラス⇒単勝回収率74%・複勝回収率80%
3勝クラス⇒単勝回収率152%・複勝回収率82%
オープン特別⇒単勝回収率117%・複勝回収率102%
リステッド競走⇒単勝回収率56%・複勝回収率67%
G3⇒単勝回収率115%・複勝回収率82%
G2⇒単勝回収率64%・複勝回収率66%
G1⇒単勝回収率26%・複勝回収率64%
重賞トータル⇒単勝回収率76%・複勝回収率73%
牝馬限定戦⇒単勝回収率90%・複勝回収率79%
ハンデ戦⇒単勝回収率91%・複勝回収率84%
2歳3歳限定戦の1勝クラス⇒単勝回収率94%・複勝回収率81%
平場⇒単勝回収率88%・複勝回収率78%
特別戦⇒単勝回収率100%・複勝回収率79%
はい。
過去5年間の、藤岡佑介騎手のクラス別成績は上記のようになります。
▼このデータから藤岡佑介騎手の狙い目を考えてみると、まず、「3勝クラスとオープン特別とG3」の回収率が非常に高くなっています。
これは、上述した通り、人気薄で大穴をあけているのが高回収率の理由です。
▼3勝クラスでの大穴の内訳を見てみましょう。
大穴での1着は、
15番人気。単勝6150円
12番人気。単勝10000円
9番人気。単勝2720円
6番人気。単勝2740円
この辺になります。
単勝万馬券を含む、大穴2発で一気に単勝回収率を引き上げていることがわかります。
▼ちなみに、藤岡佑介騎手の、3勝クラスでの人気馬の成績も見てみましょう。
1番人気⇒単勝回収率66%・複勝回収率54%
2番人気⇒単勝回収率65%・複勝回収率49%
3番人気⇒単勝回収率68%・複勝回収率82%
はい。
人気馬では、回収率は低くなります。
先ほども少し書きましたが、藤岡佑介騎手は、人気の時に軸にするタイプではなく、人気薄の時にヒモ穴を狙うタイプの騎手ですね。
▼ついでに、藤岡佑介騎手の、3勝クラスでの、4番人気以下の成績も見てみましょう。
4~18番人気⇒単勝回収率180%・複勝回収率89%
はい。
素晴らしい回収率になりました。
藤岡佑介騎手が、3勝クラスで4番人気以下だったら、ヒモに入れておくことで、高配当が引っかかる確率が高くなると思います。
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▼本日は、藤岡佑介騎手のデータと狙い方・買い方について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
▼まず、私が2010年までさかのぼって、藤岡佑介騎手のデータ(2010年~2018年1月)を見ていて感じたこと↓
・藤岡佑介騎手は、大穴傾向が強い騎手で、大穴に絞って狙うと儲けやすい印象。
・平均単勝回収率は94%と、かなり高い。
・芝でもダートでも、単勝回収率は95%前後あり、優秀な成績。
・人気別に見ると、「8番人気~15番人気」の大穴ゾーンで、単勝回収率125%と素晴らしい数字になっている。これが平均回収率95%の秘密かと。
・その反面、1番人気では単勝回収率66%と、やや低調な成績
・ちなみに1~5番人気だと、単勝回収率73%。これもやや低め
・このことから、藤岡佑介騎手を狙う時は、人気馬より大穴を狙った方が、効率よく回収率を上げることができる印象
・クラス別に見ると、「新馬戦と未勝利戦」の単勝回収率がそれぞれ、161%と111%とかなりの好成績。
・藤岡佑介騎手は、新馬戦と未勝利戦で人気薄を勝たせることが多いから、このような高い回収率になると思われる。
・また、G2~G3でも単勝回収率92%前後と優秀な数字になっている。これも人気薄を勝たせているということ
・G1では、さすがに大穴を勝たせるのは難しいので、勝負になっていない。
・競馬場別に見ると、主戦場の京都競馬場と阪神競馬場で、単勝回収率がそれぞれ112%と105%。この騎乗回数で単勝回収率をプラスにするのはなかなか凄いこと。人気薄を勝たせるセンスか。
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・年度別に見ると、毎年安定して30勝後半あたり。単勝回収率も100%を超えている年が頻繁にあり、大穴を狙うなら儲けやすい騎手だと思う。
はい。
私ブエナの観点でデータを眺めていると、このような印象を受けました。
では、具体的に見ていきたいと思います。
▼まずは2010年からの、すべての成績を見てみます。
藤岡佑介騎手データ(2010年~2018年1月)
4298レース騎乗
勝率7.4%
連対率15.6%
複勝率23.2%
単勝回収率94%
複勝回収率80%
はい。
では、ここから馬券に使えそうなデータを抽出・分析してみたいと思います。
▼藤岡佑介騎手。
失礼ながら、競馬ファンのイメージ的には、あまり上手いというイメージは無いかもしれない。
どちらかと言うと、馬券信頼度は低い印象。
そんな藤岡佑介騎手。
実際のところ、馬券では儲かるのか?
▼私ブエナの印象では、
「藤岡佑介騎手は、競馬ファンのイメージとは違って、回収率が高い騎手だと感じる。人気馬で狙っても儲からないが、大穴狙いなら、かなり高い回収率を見込める印象」
という感じ。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼まず、藤岡佑介騎手と言えば、どんな馬を思い浮かべるか?
特にこれといって、大きなレースで活躍したお手馬がいないように思う。
だから、あまり競馬ファンに馴染みがないのかな。
個人的には、2010年あたりに活躍した短距離の牝馬、ワンカラットとのコンビが印象深いです。
▼その後も、ポツポツと重賞レースを勝っているわけですが、どうにも印象が薄い。
でも、G1を除けば、重賞レースの単勝回収率は92%前後と、素晴らしい数字なんですね。
なぜ、こんなに優秀な数字なのに、藤岡佑介はあまり上手いと言われないのか?
▼私ブエナの見解ですが、おそらく藤岡佑介騎手は、大穴馬での活躍が多いからかと。
大穴馬を勝たせるには、緻密な作戦と大胆な騎乗が必要になります。
だから大穴馬で結果を出している藤岡佑介騎手は、かなりすごいと思うわけ。
でも、大穴馬というのは、ほとんどの競馬ファンが馬券購入していないんですね。
誰も見ていない。
だから印象にも残りにくいのかなと。
▼藤岡佑介騎手を狙う時は、「8番人気~15番人気」の回収率が極めて高いので、このような大穴ゾーンで狙っていくのが基本かと。
ヒモで大穴を狙う場合は、藤岡佑介騎手を入れておくと、比較的高配当が引っかかりやすい気もします。
▼注意点としては、彼の場合、クラスごとの波が激しいこと。
つまり、大穴を演出することは多いんだけど、クラスに偏りがあると思うわけ。
「新馬戦と未勝利戦とG2とG3」
この4つのクラスでは、藤岡佑介騎手が大穴を開けてくることが多い印象。
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藤岡佑騎手は、G2~G3の、4~11番人気で狙う
▼藤岡佑騎手のデータについての考察を続けます。
ここでは重賞レースに絞って分析してみます。
藤岡佑騎手データ
重賞レース
2010~2018.10
単勝回収率84%
複勝回収率75%
はい。
この数字だけ見ると普通なんですが、彼の場合は、G1で弱い馬に乗ることが多く、G1での低回収率が全体の回収率を引き下げている部分があります。
▼なので、G2~G3に限定して見てみると、
単勝回収率99%・複勝回収率83%
と優秀な成績になります。
ちなみに、G1の回収率は、単勝回収率23%・複勝回収率40%です。
▼このような傾向から、藤岡佑騎手はG1では軽視して、G2~G3で狙っていくと良いのかなと。
そして、G2~G3でも、やっぱり彼は人気馬ではあまり美味しくない。
美味しいゾーンは、「G2~G3の、4~11番人気」あたりですね。
このゾーンでの回収率は、
単勝回収率156%・複勝回収率109%
という感じで、利益を出しやすいデータになっています。
▼ちなみに、藤岡佑介騎手の「1~3番人気データ」は、
単勝回収率59%・複勝回収率81%
となっており、勝ちきれない感じです。
藤岡佑介騎手が重賞レースで1~3番人気の時は、三連複などの軸ならまだいいんですが、単勝や三連単1着固定だと、あまり回収率が上がってこない印象です。
▼では次に、さらにデータ期間を更新して分析してみましょう。
【藤岡佑介騎手データ】2015~2020年
全レース⇒単勝回収率101%・複勝回収率77%
重賞レース⇒単勝回収率69%・複勝回収率80%
平場⇒単勝回収率106%・複勝回収率76%
特別戦⇒単勝回収率92%・複勝回収率79%
ハンデ戦⇒単勝回収率59%・複勝回収率84%
牝馬限定戦⇒単勝回収率89%・複勝回収率74%
1~2番人気⇒単勝回収率86%・複勝回収率87%
1~3番人気⇒単勝回収率83%・複勝回収率84%
▼まず、全レースの回収率は、単勝回収率101%・複勝回収率77%と、なんと単勝回収率がプラスになっています。
過去5年間のすべてのレースの合計回収率がプラスになるというのは、ほとんどあり得ないことです。
ただ、これには裏があります。
▼藤岡佑介騎手の単勝回収率が異常に高い理由。
それは、「未勝利戦で、単勝3万馬券&単勝2万馬券を出したから」です。
つまり、超大穴2発で、一気に単勝回収率を引き上げているわけです。
▼それを裏付けるかのように、複勝回収率は77%しかありません。
単勝回収率だけが異常に高く、複勝回収率が普通の場合、大穴の一発で単勝回収率を引き上げている、ということになるわけです。
▼なので、藤岡佑介騎手の単勝回収率がプラスだからといって、藤岡騎手がめちゃくちゃ上手い騎手、と言う訳ではなく、穴傾向にあるというだけです。
先ほどから書いていますが、藤岡佑介騎手は、穴馬に乗って美味しい騎手なので、穴で狙っていくのが基本になります。
▼ちなみに、未勝利戦で2万馬券を出した馬は、クリンチャーでした。
天皇賞春で3着に入る馬が、未勝利戦では単勝244倍だったのですから、競馬というのは面白いものです。
▼では次に、重賞レースの回収率ですが、単勝回収率69%・複勝回収率80%という感じになっています。
複勝回収率は平均的ですが、単勝回収率が低めです。
藤岡佑介騎手は、重賞レースでは、人気薄を2~3着に持ってくる騎乗が多く、勝ち切るケースが少ないように思います。
・藤岡佑介騎手。重賞レース。7~11番人気⇒単勝回収率102%・複勝回収率155%
はい。
重賞レースで7~11番人気あたりの人気薄の時は、期待値が非常に高くなっています。
重賞レースで人気薄に藤岡佑介騎手が騎乗しているときは、三連複のヒモに入れておくと、万馬券が的中しやすくなります。
▼それに対して、重賞レースでの人気馬での成績も見てみましょう。
・藤岡佑介騎手。重賞レース。1~2番人気⇒単勝回収率35%・複勝回収率76%
はい。
単勝回収率35%と、全く勝ち切れていません。
やはり藤岡佑介騎手は、穴傾向にある騎手であり、人気馬で狙うよりも、人気薄で狙う方が利益を出しやすい騎手になります。
・藤岡佑介騎手。重賞レース。3~6番人気⇒単勝回収率118%・複勝回収率78%
はい。
1~2番人気では回収率が低い彼ですが、3番人気以下になると、急に勝率が上がります。
藤岡佑介騎手の場合、強い馬の能力を引き出す騎乗と言うよりは、少し足りない馬のポテンシャルを引き出す騎乗が多いように思います。
▼では次に、平場の成績を見てみましょう。
単勝回収率106%・複勝回収率76%という感じで、単勝回収率がプラス収支になっています。
これは、上述した通り、未勝利戦での特大の万馬券が2発あるからです。
・藤岡佑介騎手。平場。9~15番人気⇒単勝回収率191%・複勝回収率79%
という感じで、当然単勝回収率はめちゃくちゃ高くなりますが、2つの単勝万馬券を除くと、普通の成績なので、その点は注意したいところです。
▼▼では次に、藤岡佑介騎手の過去5年間のクラス別成績を見てみます。
【藤岡佑介騎手。クラス別データ】2016~2020年。2725レース分析
新馬⇒単勝回収率73%・複勝回収率67%
未勝利⇒単勝回収率98%・複勝回収率80%
1勝クラス⇒単勝回収率89%・複勝回収率77%
2勝クラス⇒単勝回収率74%・複勝回収率80%
3勝クラス⇒単勝回収率152%・複勝回収率82%
オープン特別⇒単勝回収率117%・複勝回収率102%
リステッド競走⇒単勝回収率56%・複勝回収率67%
G3⇒単勝回収率115%・複勝回収率82%
G2⇒単勝回収率64%・複勝回収率66%
G1⇒単勝回収率26%・複勝回収率64%
重賞トータル⇒単勝回収率76%・複勝回収率73%
牝馬限定戦⇒単勝回収率90%・複勝回収率79%
ハンデ戦⇒単勝回収率91%・複勝回収率84%
2歳3歳限定戦の1勝クラス⇒単勝回収率94%・複勝回収率81%
平場⇒単勝回収率88%・複勝回収率78%
特別戦⇒単勝回収率100%・複勝回収率79%
はい。
過去5年間の、藤岡佑介騎手のクラス別成績は上記のようになります。
▼このデータから藤岡佑介騎手の狙い目を考えてみると、まず、「3勝クラスとオープン特別とG3」の回収率が非常に高くなっています。
これは、上述した通り、人気薄で大穴をあけているのが高回収率の理由です。
▼3勝クラスでの大穴の内訳を見てみましょう。
大穴での1着は、
15番人気。単勝6150円
12番人気。単勝10000円
9番人気。単勝2720円
6番人気。単勝2740円
この辺になります。
単勝万馬券を含む、大穴2発で一気に単勝回収率を引き上げていることがわかります。
▼ちなみに、藤岡佑介騎手の、3勝クラスでの人気馬の成績も見てみましょう。
1番人気⇒単勝回収率66%・複勝回収率54%
2番人気⇒単勝回収率65%・複勝回収率49%
3番人気⇒単勝回収率68%・複勝回収率82%
はい。
人気馬では、回収率は低くなります。
先ほども少し書きましたが、藤岡佑介騎手は、人気の時に軸にするタイプではなく、人気薄の時にヒモ穴を狙うタイプの騎手ですね。
▼ついでに、藤岡佑介騎手の、3勝クラスでの、4番人気以下の成績も見てみましょう。
4~18番人気⇒単勝回収率180%・複勝回収率89%
はい。
素晴らしい回収率になりました。
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