Rムーア騎手のデータ傾向と回収率~成績からの狙い目と買い方。一番うまい騎手か?
ライアン・ムーア。ジョッキーデータと特徴・得意条件
▼本日は、ムーア騎手のデータと狙い方・買い方について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
▼まず、私が2010年までさかのぼって、ムーア騎手のデータ(2010年~2018年2月)を見ていて感じたこと↓
・平均単勝回収率は89%と、さすがに優秀。
・ダートの回収率が101%に対し、芝は80%となっており、ムーアは意外とダートで狙える印象。
・1番人気での回収率は96%と驚異的。ムーアの1番人気は、無理に逆らわない方が良いかも。
・人気別に見ると、「1~4番人気」で回収率92%、「5~7番人気」で回収率41%となっている。ムーアは人気馬で軸とするのが基本で、中穴馬ではそれほど美味しい感じはしない。私ブエナの印象ですが。
・ムーアはほとんど人気になるので、あまり8番人気以下の馬に騎乗することはないが、「8~13番人気」の大穴騎乗だと、単勝回収率132%と高回収率。大穴でも要注意。
・クラス別に見ると、「重賞レース」の回収率は127%と、驚異の成績。
・さらに、「G1とG2」に絞れば、単勝回収率142%・複勝回収率93%と凄まじい成績。まさに仕事人。大きなレースでのMデムーロとムーアは、外せない印象。
・競馬場別に見ると、どの競馬場でもまんべんなくしっかりと結果を出してくる。
・競走番号別に見ると、「第1レース~第3レース」と「第11レース~第12レース」の回収率がほぼプラスになっている。ムーアは、最初と最後のレースに要注意。
・年度別に見ると、2010年~2012年まではめちゃくちゃ回収率が高かったが、その後は、有名になりすぎて過剰人気になるため、平均的な回収率は下がってきている印象もある。
はい。
私ブエナの観点でデータを眺めていると、このような印象を受けました。
では、具体的に見ていきたいと思います。
▼まずは2010年からの、すべての成績を見てみます。
Rムーア騎手データ(2010年~2018年2月)
570レース騎乗
勝率20.7%
連対率34.4%
複勝率43.5%
単勝回収率89%
複勝回収率86%
はい。
では、ここから馬券に使えそうなデータを抽出・分析してみたいと思います。
▼ライアン・ムーア騎手。
現在、世界一うまい騎手とも言われている。
世界中のあらゆるビッグレースを勝ちまくる、競馬職人。
そんなムーア騎手。
馬券では儲かるのか?
▼私ブエナの印象では、
「ムーア騎手は、G1とG2での集中力がズバ抜けている。大きなレースでは驚異的な回収率になっているので、ビッグレースに絞ればかなり儲かる騎手だと思う。また、1番人気での回収率がプラスになっており、人気馬での安定感は抜群。」
という感じ。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼まず私の場合、ムーア騎手は「G1とG2」で狙っていくのがセオリーだと考えています。
日本のMデムーロ騎手と同じく、ビッグレースでの集中力が並外れている。
大きなレースでムーア騎手を狙っていくだけで、かなり回収率は上がると思います。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼その反面、500万下条件と1000万下条件の回収率は平凡。
この2つの条件戦では、あまりムーア騎手というのを意識しすぎなくても良いかもしれない。
また、「G3」は荒れやすく、騎手の腕より運の要素が強くなることが多いので、G3の回収率もそれほど高くはない感じです。
▼人気別に見ると、「1~4番人気」で回収率92%
特に、1番人気馬騎乗での回収率は96%と、すごい成績になっている。
職人として世界を股にかける騎手だけに、勝てる馬では確実に勝ちにくる感じです。
私ブエナの場合、基本的には「人気のムーアを軸」にして、馬券を構成することが多いです。
特に大きなレースの場合は、このシンプルな作戦が有効だったりしますね。
▼また、「ダートのムーア」も、意外と良い。
平均単勝回収率が101%とプラスになっています。
(ブエナ調べ)
彼の芝の平均回収率が80%ということを考えると、ムーアは意外とダートの方が儲かるケースが多かったりする印象。
ムーア騎手を、ひたすら買い続けても回収率は高くなると思いますが、このような彼の得意条件を頭に置いておくと、一気に回収率を引き上げることも可能になるかと思います。
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
▼ムーア騎手のデータについての考察を続けます。
ここでは重賞レースに絞って分析してみます。
ムーア騎手データ
重賞レース
2010~2018.10
単勝回収率127%
複勝回収率92%
はい。文句のつけようのない、素晴らしい成績です。
さすが世界一と言われるだけの事はある。
▼特に凄いのは、「勝ち切る」という部分です。
14-6-5(1着-2着-3着)
という成績であり、2~3着より圧倒的に1着が多い状況です。
▼普通は、10-10-10とか、8-12-14、というような感じで、重賞レースでは勝ち切れないケースが多いわけです。
それを圧倒的に1着の回数が多い数字にしてしまうあたり、ムーア騎手の凄さがわかります。
▼その中でも特に、G1とG2。賞金が高いレースにおいては、さらに回収率が上がります。
単勝回収率142%・複勝回収率93%
このような感じですね。
ちなみにG3は、単勝回収率83%・複勝回収率87%なので、普通よりやや優秀くらいでしょうか。
▼さらにすごいのは、1番人気での成績で、この場合の回収率は、
単勝回収率161%・複勝回収率106%
となっています。
重賞レースでムーアが1番人気の時は、あまり逆らわないほうが、回収率は上げやすくなると思います。
▼ムーアが重賞レースで1番人気の時の、具体的な成績は、
「8-1-1-2」です。恐ろしいですね。ほとんど勝ってしまいます。
強い馬の能力を引き出し、勝利に導く。まさに職人的な騎手ですね。
▼ムーア騎手の場合、ほとんどのオッズゾーンでプラス回収になっています。
唯一、成績が振るわないのが、「9番人気以下の人気薄」ですが、ムーアが乗る馬はほとんどが強いので、このデータはあまり気にしなくても良いかもしれません。
▼では次に、さらにデータ期間を更新して分析してみましょう。
【Rムーア騎手データ】2015~2020年
全レース⇒単勝回収率66%・複勝回収率78%
重賞レース⇒単勝回収率86%・複勝回収率85%
平場⇒単勝回収率72%・複勝回収率74%
特別戦⇒単勝回収率58%・複勝回収率83%
ハンデ戦⇒単勝回収率20%・複勝回収率51%
牝馬限定戦⇒単勝回収率33%・複勝回収率58%
1~2番人気⇒単勝回収率79%・複勝回収率83%
1~3番人気⇒単勝回収率72%・複勝回収率82%
▼まず、全レースの回収率は、単勝回収率66%・複勝回収率78%と、前回の集計期間より、かなり回収率が下落しています。
この回収率を、年度別に集計してみましょう↓
2015年⇒単勝回収率88%
2016年⇒単勝回収率70%
2017年⇒単勝回収率81%
2018年⇒単勝回収率55%
2019年⇒単勝回収率26%
はい。
2015年以降は、年々、回収率が下がって行っている状況です。
▼2010年台前半は、驚異的な回収率をマークしていたムーア騎手ですが、近年は勝ち切れないレースが多いです。
複勝回収率はあまり変わっていませんが、単勝回収率が下がっている。
という事は、勝ち切れなくなっている、と言えます。
▼では次に、重賞レースの成績を見てみましょう。
単勝回収率86%・複勝回収率85%と、優秀な部類に入ります。
全レースの平均単勝回収率は、66%しかありませんでしたが、重賞レースに限定すれば、86%までアップします。
やはり、大舞台でのムーア騎手は、要注意ですね。
▼重賞レースでのムーア騎手の狙いどころとしては、
・ムーア騎手。重賞レース。1番人気⇒単勝回収率160%・複勝回収率110%
1番人気が高回収率になっています。
ムーア騎手が重賞レースで1番人気の時は、【7-1-1-1】と、ほとんど馬券になっている状況。
重賞レースで、1番人気のムーア騎手に逆らうと、ほとんど馬券は的中しないということになります。
▼上記の集計期間で、ムーア騎手が重賞レースを勝ったのは、9回。
そのうち、1番人気での勝利が7回です。
1番人気以外の成績をまとめてみると↓
・ムーア騎手。重賞レース。2~18番人気⇒単勝回収率62%・複勝回収率77%
という感じで、平均以下の回収率になってしまいます。
重賞レースで、ムーア騎手を狙う場合は、「1番人気で軸にする」というのが基本戦略になります。
▼では次に、平場の成績を見てみましょう。
単勝回収率72%・複勝回収率74%と、これといって目立つところはありません。平均よりもやや下くらいですね。
ではさらに分析してみます。
・ムーア騎手。平場。1番人気⇒単勝回収率89%・複勝回収率82%
・ムーア騎手。平場。1~2番人気⇒単勝回収率87%・複勝回収率82%
・ムーア騎手。平場。4~18番人気⇒単勝回収率0%・複勝回収率50%
はい。
平場全体の単勝回収率は72%しかありませんが、1番人気に限定すると、90%近い回収率になります。
重賞レースと同じように、平場でも、「1番人気のムーア騎手」は、要注意ということになります。
また、2番人気でも回収率が高くなっています。
強い馬に騎乗した時のムーア騎手は、要チェックですね。
▼それに対して、4番人気以下のデータを見てみると、単勝回収率は0%です。
ムーア騎手は、平場で4番人気以下の時、勝ち星がないということです。
複勝回収率も50%しかないので、ムーア騎手が平場で4番人気以下のときは、あまり狙い目がないということになります。
▼▼では次に、ムーア騎手の過去5年間のクラス別成績を見てみます。
【ムーア騎手。クラス別データ】2016~2020年。253レース分析
新馬⇒単勝回収率103%・複勝回収率87%
未勝利⇒単勝回収率50%・複勝回収率72%
1勝クラス⇒単勝回収率42%・複勝回収率76%
2勝クラス⇒単勝回収率74%・複勝回収率94%
3勝クラス⇒単勝回収率15%・複勝回収率50%
オープン特別⇒単勝回収率64%・複勝回収率148%
リステッド競走⇒単勝回収率0%・複勝回収率200%
G3⇒単勝回収率51%・複勝回収率92%
G2⇒単勝回収率52%・複勝回収率64%
G1⇒単勝回収率97%・複勝回収率80%
重賞トータル⇒単勝回収率78%・複勝回収率80%
牝馬限定戦⇒単勝回収率38%・複勝回収率68%
ハンデ戦⇒単勝回収率24%・複勝回収率51%
2歳3歳限定戦の1勝クラス⇒単勝回収率69%・複勝回収率110%
平場⇒単勝回収率65%・複勝回収率76%
特別戦⇒単勝回収率55%・複勝回収率88%
はい。
過去5年間の、ムーア騎手のクラス別成績は上記のようになります。
▼このデータからムーア騎手の狙い目を考えてみると、まず新馬戦の単勝回収率が103%とプラス域です。
陣営も、期待の新馬はすぐに勝たせたいので、ムーア騎手に依頼するということでしょう。
新馬戦でムーア騎手が1~3番人気だったら、軸にして問題ないかと思います。
【ムーア騎手。新馬戦】
1番人気⇒単勝回収率79%・複勝回収率93%
2番人気⇒単勝回収率230%・複勝回収率115%
3番人気⇒単勝回収率106%・複勝回収率66%
という感じになっています。
▼では次に、G1の単勝回収率ですが、97%という数字になっています。
これは優秀ですが、2017年のチャンピオンズカップ、ゴールドドリームを8番人気で勝たせたことで一気に回収率が上がっている状況です。
このゴールドドリームを除くと、単勝回収率31%・複勝回収率56%になってしまうので、狙い目はなくなります。
▼上述した通り、ムーア騎手は、2012年くらいまではめちゃくちゃ回収率が高かったんですが、2018年から下降しています。
2020年には、来日もしていません。
彼のモチベーションが下がったのか、別の理由があるのかわかりませんが、昔と比べると儲からない騎手になっています。
技術は昔の方が高いのに、オッズは今の方が低い。
この状況だと、過剰人気という状態になってしまっているので、なかなか馬券で利益を出すのは難しくなりますね。
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ちなみに、私(ブエナ)が馬券知識を学んだのは、
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▼本日は、ムーア騎手のデータと狙い方・買い方について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
▼まず、私が2010年までさかのぼって、ムーア騎手のデータ(2010年~2018年2月)を見ていて感じたこと↓
・平均単勝回収率は89%と、さすがに優秀。
・ダートの回収率が101%に対し、芝は80%となっており、ムーアは意外とダートで狙える印象。
・1番人気での回収率は96%と驚異的。ムーアの1番人気は、無理に逆らわない方が良いかも。
・人気別に見ると、「1~4番人気」で回収率92%、「5~7番人気」で回収率41%となっている。ムーアは人気馬で軸とするのが基本で、中穴馬ではそれほど美味しい感じはしない。私ブエナの印象ですが。
・ムーアはほとんど人気になるので、あまり8番人気以下の馬に騎乗することはないが、「8~13番人気」の大穴騎乗だと、単勝回収率132%と高回収率。大穴でも要注意。
・クラス別に見ると、「重賞レース」の回収率は127%と、驚異の成績。
・さらに、「G1とG2」に絞れば、単勝回収率142%・複勝回収率93%と凄まじい成績。まさに仕事人。大きなレースでのMデムーロとムーアは、外せない印象。
・競馬場別に見ると、どの競馬場でもまんべんなくしっかりと結果を出してくる。
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・年度別に見ると、2010年~2012年まではめちゃくちゃ回収率が高かったが、その後は、有名になりすぎて過剰人気になるため、平均的な回収率は下がってきている印象もある。
はい。
私ブエナの観点でデータを眺めていると、このような印象を受けました。
では、具体的に見ていきたいと思います。
▼まずは2010年からの、すべての成績を見てみます。
Rムーア騎手データ(2010年~2018年2月)
570レース騎乗
勝率20.7%
連対率34.4%
複勝率43.5%
単勝回収率89%
複勝回収率86%
はい。
では、ここから馬券に使えそうなデータを抽出・分析してみたいと思います。
▼ライアン・ムーア騎手。
現在、世界一うまい騎手とも言われている。
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そんなムーア騎手。
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「ムーア騎手は、G1とG2での集中力がズバ抜けている。大きなレースでは驚異的な回収率になっているので、ビッグレースに絞ればかなり儲かる騎手だと思う。また、1番人気での回収率がプラスになっており、人気馬での安定感は抜群。」
という感じ。
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▼まず私の場合、ムーア騎手は「G1とG2」で狙っていくのがセオリーだと考えています。
日本のMデムーロ騎手と同じく、ビッグレースでの集中力が並外れている。
大きなレースでムーア騎手を狙っていくだけで、かなり回収率は上がると思います。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼その反面、500万下条件と1000万下条件の回収率は平凡。
この2つの条件戦では、あまりムーア騎手というのを意識しすぎなくても良いかもしれない。
また、「G3」は荒れやすく、騎手の腕より運の要素が強くなることが多いので、G3の回収率もそれほど高くはない感じです。
▼人気別に見ると、「1~4番人気」で回収率92%
特に、1番人気馬騎乗での回収率は96%と、すごい成績になっている。
職人として世界を股にかける騎手だけに、勝てる馬では確実に勝ちにくる感じです。
私ブエナの場合、基本的には「人気のムーアを軸」にして、馬券を構成することが多いです。
特に大きなレースの場合は、このシンプルな作戦が有効だったりしますね。
▼また、「ダートのムーア」も、意外と良い。
平均単勝回収率が101%とプラスになっています。
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彼の芝の平均回収率が80%ということを考えると、ムーアは意外とダートの方が儲かるケースが多かったりする印象。
ムーア騎手を、ひたすら買い続けても回収率は高くなると思いますが、このような彼の得意条件を頭に置いておくと、一気に回収率を引き上げることも可能になるかと思います。
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私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
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ムーアが重賞レースで1番人気だったら、無理に逆らわない
▼ムーア騎手のデータについての考察を続けます。
ここでは重賞レースに絞って分析してみます。
ムーア騎手データ
重賞レース
2010~2018.10
単勝回収率127%
複勝回収率92%
はい。文句のつけようのない、素晴らしい成績です。
さすが世界一と言われるだけの事はある。
▼特に凄いのは、「勝ち切る」という部分です。
14-6-5(1着-2着-3着)
という成績であり、2~3着より圧倒的に1着が多い状況です。
▼普通は、10-10-10とか、8-12-14、というような感じで、重賞レースでは勝ち切れないケースが多いわけです。
それを圧倒的に1着の回数が多い数字にしてしまうあたり、ムーア騎手の凄さがわかります。
▼その中でも特に、G1とG2。賞金が高いレースにおいては、さらに回収率が上がります。
単勝回収率142%・複勝回収率93%
このような感じですね。
ちなみにG3は、単勝回収率83%・複勝回収率87%なので、普通よりやや優秀くらいでしょうか。
▼さらにすごいのは、1番人気での成績で、この場合の回収率は、
単勝回収率161%・複勝回収率106%
となっています。
重賞レースでムーアが1番人気の時は、あまり逆らわないほうが、回収率は上げやすくなると思います。
▼ムーアが重賞レースで1番人気の時の、具体的な成績は、
「8-1-1-2」です。恐ろしいですね。ほとんど勝ってしまいます。
強い馬の能力を引き出し、勝利に導く。まさに職人的な騎手ですね。
▼ムーア騎手の場合、ほとんどのオッズゾーンでプラス回収になっています。
唯一、成績が振るわないのが、「9番人気以下の人気薄」ですが、ムーアが乗る馬はほとんどが強いので、このデータはあまり気にしなくても良いかもしれません。
▼では次に、さらにデータ期間を更新して分析してみましょう。
【Rムーア騎手データ】2015~2020年
全レース⇒単勝回収率66%・複勝回収率78%
重賞レース⇒単勝回収率86%・複勝回収率85%
平場⇒単勝回収率72%・複勝回収率74%
特別戦⇒単勝回収率58%・複勝回収率83%
ハンデ戦⇒単勝回収率20%・複勝回収率51%
牝馬限定戦⇒単勝回収率33%・複勝回収率58%
1~2番人気⇒単勝回収率79%・複勝回収率83%
1~3番人気⇒単勝回収率72%・複勝回収率82%
▼まず、全レースの回収率は、単勝回収率66%・複勝回収率78%と、前回の集計期間より、かなり回収率が下落しています。
この回収率を、年度別に集計してみましょう↓
2015年⇒単勝回収率88%
2016年⇒単勝回収率70%
2017年⇒単勝回収率81%
2018年⇒単勝回収率55%
2019年⇒単勝回収率26%
はい。
2015年以降は、年々、回収率が下がって行っている状況です。
▼2010年台前半は、驚異的な回収率をマークしていたムーア騎手ですが、近年は勝ち切れないレースが多いです。
複勝回収率はあまり変わっていませんが、単勝回収率が下がっている。
という事は、勝ち切れなくなっている、と言えます。
▼では次に、重賞レースの成績を見てみましょう。
単勝回収率86%・複勝回収率85%と、優秀な部類に入ります。
全レースの平均単勝回収率は、66%しかありませんでしたが、重賞レースに限定すれば、86%までアップします。
やはり、大舞台でのムーア騎手は、要注意ですね。
▼重賞レースでのムーア騎手の狙いどころとしては、
・ムーア騎手。重賞レース。1番人気⇒単勝回収率160%・複勝回収率110%
1番人気が高回収率になっています。
ムーア騎手が重賞レースで1番人気の時は、【7-1-1-1】と、ほとんど馬券になっている状況。
重賞レースで、1番人気のムーア騎手に逆らうと、ほとんど馬券は的中しないということになります。
▼上記の集計期間で、ムーア騎手が重賞レースを勝ったのは、9回。
そのうち、1番人気での勝利が7回です。
1番人気以外の成績をまとめてみると↓
・ムーア騎手。重賞レース。2~18番人気⇒単勝回収率62%・複勝回収率77%
という感じで、平均以下の回収率になってしまいます。
重賞レースで、ムーア騎手を狙う場合は、「1番人気で軸にする」というのが基本戦略になります。
▼では次に、平場の成績を見てみましょう。
単勝回収率72%・複勝回収率74%と、これといって目立つところはありません。平均よりもやや下くらいですね。
ではさらに分析してみます。
・ムーア騎手。平場。1番人気⇒単勝回収率89%・複勝回収率82%
・ムーア騎手。平場。1~2番人気⇒単勝回収率87%・複勝回収率82%
・ムーア騎手。平場。4~18番人気⇒単勝回収率0%・複勝回収率50%
はい。
平場全体の単勝回収率は72%しかありませんが、1番人気に限定すると、90%近い回収率になります。
重賞レースと同じように、平場でも、「1番人気のムーア騎手」は、要注意ということになります。
また、2番人気でも回収率が高くなっています。
強い馬に騎乗した時のムーア騎手は、要チェックですね。
▼それに対して、4番人気以下のデータを見てみると、単勝回収率は0%です。
ムーア騎手は、平場で4番人気以下の時、勝ち星がないということです。
複勝回収率も50%しかないので、ムーア騎手が平場で4番人気以下のときは、あまり狙い目がないということになります。
▼▼では次に、ムーア騎手の過去5年間のクラス別成績を見てみます。
【ムーア騎手。クラス別データ】2016~2020年。253レース分析
新馬⇒単勝回収率103%・複勝回収率87%
未勝利⇒単勝回収率50%・複勝回収率72%
1勝クラス⇒単勝回収率42%・複勝回収率76%
2勝クラス⇒単勝回収率74%・複勝回収率94%
3勝クラス⇒単勝回収率15%・複勝回収率50%
オープン特別⇒単勝回収率64%・複勝回収率148%
リステッド競走⇒単勝回収率0%・複勝回収率200%
G3⇒単勝回収率51%・複勝回収率92%
G2⇒単勝回収率52%・複勝回収率64%
G1⇒単勝回収率97%・複勝回収率80%
重賞トータル⇒単勝回収率78%・複勝回収率80%
牝馬限定戦⇒単勝回収率38%・複勝回収率68%
ハンデ戦⇒単勝回収率24%・複勝回収率51%
2歳3歳限定戦の1勝クラス⇒単勝回収率69%・複勝回収率110%
平場⇒単勝回収率65%・複勝回収率76%
特別戦⇒単勝回収率55%・複勝回収率88%
はい。
過去5年間の、ムーア騎手のクラス別成績は上記のようになります。
▼このデータからムーア騎手の狙い目を考えてみると、まず新馬戦の単勝回収率が103%とプラス域です。
陣営も、期待の新馬はすぐに勝たせたいので、ムーア騎手に依頼するということでしょう。
新馬戦でムーア騎手が1~3番人気だったら、軸にして問題ないかと思います。
【ムーア騎手。新馬戦】
1番人気⇒単勝回収率79%・複勝回収率93%
2番人気⇒単勝回収率230%・複勝回収率115%
3番人気⇒単勝回収率106%・複勝回収率66%
という感じになっています。
▼では次に、G1の単勝回収率ですが、97%という数字になっています。
これは優秀ですが、2017年のチャンピオンズカップ、ゴールドドリームを8番人気で勝たせたことで一気に回収率が上がっている状況です。
このゴールドドリームを除くと、単勝回収率31%・複勝回収率56%になってしまうので、狙い目はなくなります。
▼上述した通り、ムーア騎手は、2012年くらいまではめちゃくちゃ回収率が高かったんですが、2018年から下降しています。
2020年には、来日もしていません。
彼のモチベーションが下がったのか、別の理由があるのかわかりませんが、昔と比べると儲からない騎手になっています。
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