藤岡康太騎手のデータ傾向と回収率~成績からの狙い目と買い方
藤岡康太(ふじおかこうた)ジョッキーデータと特徴
▼本日は、藤岡康騎手のデータと狙い方・買い方について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
▼まず、私が2010年までさかのぼって、藤岡康太騎手のデータ(2010年~2018年1月)を見ていて感じたこと↓
・平均単勝回収率は71%と、低め
・人気別に見ると、1~5番人気の単勝回収率67%と、人気馬で勝ち切れていない印象
・回収率が高い人気ゾーンは、「6~9番人気」の中穴ゾーンで、単勝回収率101%と中穴傾向の騎手。
・クラス別に見ると、G2~G3の単勝回収率がそれぞれ、119%・117%と素晴らしい成績。ただしG1ではまだちょっと狙えないか。
・新馬戦とオープン特別の「複勝回収率」が、それぞれ101%・112%と狙い目になっている。どちらも人気薄を3着あたりに持ってくることが多い印象
・競馬場別に見ると、なぜか函館競馬場の回収率が134%と、ズバ抜けている
・競走番号別に見ると、「朝の第1レース」「午後イチの第6レース」「最終第12レース」の複勝回収率が非常に優秀。最初と最後になぜか強い騎手。それぞれ複勝回収率、99%・118%・96%と、素晴らしい成績
・年度別に見ると、年によってムラがある騎手。2014年は単勝回収率99%だったが、2017年は53%と波がある印象。
はい。
私ブエナの観点でデータを眺めていると、このような印象を受けました。
では、具体的に見ていきたいと思います。
▼まずは2010年からの、すべての成績を見てみます。
藤岡康太騎手データ(2010年~2018年1月)
4825レース騎乗
勝率7.3%
連対率15.0%
複勝率22.4%
単勝回収率71%
複勝回収率78%
はい。
では、ここから馬券に使えそうなデータを抽出・分析してみたいと思います。
▼藤岡康太騎手。
藤岡佑介騎手の弟ですね。
代表的なお手馬は、短距離の高松宮記念を制した、ビッグアーサーでしょうか。
と言っても、途中で福永祐一騎手に乗り替わってしまい、G1制覇はできませんでした。
▼あとは、抜群の切れ味を誇った牝馬の追い込み、ディアデラマドレ。
ディアデラマドレには、最後まで騎乗していました。
エリザベス女王杯でも3着に来るなど、藤岡康太騎手とディアデラマドレは、手が合っていたように思います。
▼ダート重賞では、シルクフォーチュン。
シルクフォーチュンも追い込みで、フェブラリーステークス2着。
藤岡康太騎手は、追い込みで馬の切れ味を引き出す能力が高いようにも思えます。
▼では、そんな藤岡康太騎手。
馬券では儲かるのか?
▼私ブエナの印象では、
「藤岡康太騎手は、G2~G3で中穴を開ける傾向にあり、重賞レースで中穴を狙っていくと、回収率を上げやすいように思う(※G1は除く)」
という感じ。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼藤岡康太騎手は、まずG2~G3で人気薄を持ってくることが多い印象。
私自身も中穴狙いなので、重賞レースで藤岡康太騎手のヒモはよく購入します。
G1では、まだお手馬が集まらない状況なので回収率が低くなっていますが、G2~G3では2010年からのデータを見ても、かなり高い回収率になっています
【藤岡康太 G2~G3データ】
G2
単勝回収率119%
複勝回収率99%
G3
単勝回収率117%
複勝回収率80%
はい。
これだけの回収率があれば、ヒモには入れておきたい騎手かなという印象。
▼ただ、大穴馬をバンバン持ってくるタイプの騎手ではないので、私ブエナの感覚では、
「藤岡康太。G2~G3で、6~9番人気くらいの中穴ゾーン」
あたりを中心に狙っていくと、回収率を上げやすいかなと。
▼クラス別にみると、なぜか新馬戦とオープン特別も、複勝回収率が高い騎手です。
新馬戦で、藤岡康太騎手の複勝を買い続ければ、プラスになってしまう。
オープン特別でも同様です。
▼2~3着の期待値が高い騎手で、頭から狙っていくよりは、2~3着狙いが良いかもしれません。
ただし、前述した「G2~G3」は、単勝回収率も非常に高いので、単系1着固定も狙い目だと思います。
▼このように、藤岡康太騎手は、中穴馬を持ってくるセンスに長けている印象ですが、その反面、「1~5番人気」の人気馬での期待値がちょっと低いような気もする。
1~5番人気で、単勝回収率67%ですから、物足りないですね。
人気馬で結果を出さないと、なかなか良いお手馬が集まらないので、藤岡康太騎手は1~5番人気で今後結果を出していけるかが、飛躍のポイントになってくるかもしれません。
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
▼藤岡康騎手のデータについての考察を続けます。
ここでは重賞レースに絞って分析してみます。
藤岡康騎手
重賞レース
2010~2018.10
単勝回収率90%
複勝回収率70%
はい。
重賞レースに絞って、単勝回収率90%というのは非常に優秀。
藤岡康太騎手は、重賞レースで勝ちに行く騎乗ができる騎手だと思います。
では、ここからさらに詳細なデータを見てみます。
▼藤岡康太騎手を重賞レースで狙う場合、期待値が高いポイントは、
「1番人気と、4~10番人気の中穴」だと思う。
▼まず1番人気での成績は、
単勝回収率120%・複勝回収率108%
どちらも100%を超えており、優秀な成績です。
藤岡康太騎手は、強い馬の能力を引き出すセンスがありますね。
まだサンプル数が少なすぎるので、これからどうなっていくかはわかりませんが、うまく経験を積んでいけば、さらに大きな舞台で活躍できる騎手だと思います。
▼では次に、藤岡康太騎手の「4~10番人気」での成績を見てみます。
単勝回収率174%・複勝回収率108%
はい。
私ブエナの個人的な見解では、藤岡康太騎手の最大の狙い目は、やはりこの中穴ゾーンかなと。
▼単勝回収率174%はお見事。
重賞レースで藤岡康太騎手が中穴だったら、単勝を押さえておけば、回収率を引き上げることが可能です。
中穴なので的中率が低く根気が必要ですが、単勝だけでなく、三連複などのヒモにも活用できますね。
▼では次に、さらにデータ期間を更新して分析してみましょう。
【藤岡康太騎手データ】2015~2020年
全レース⇒単勝回収率70%・複勝回収率79%
重賞レース⇒単勝回収率52%・複勝回収率94%
平場⇒単勝回収率78%・複勝回収率82%
特別戦⇒単勝回収率52%・複勝回収率71%
ハンデ戦⇒単勝回収率62%・複勝回収率78%
牝馬限定戦⇒単勝回収率61%・複勝回収率81%
1~2番人気⇒単勝回収率69%・複勝回収率77%
1~3番人気⇒単勝回収率72%・複勝回収率76%
▼まず、全レースの回収率は、単勝回収率70%・複勝回収率79%で、ごく平均的です。
複勝回収率の方が10%近く高いという事は、2~3着が多いと言うことになります。
ではここから、さらに詳細に分析してみましょう。
▼重賞レースの回収率は、単勝回収率52%・複勝回収率94%で、かなり極端に複勝回収率に偏っています。
これは、2019年の高松宮記念で、17番人気のショウナンアンセムを3着に持ってきたことが大きいです。
このときの複勝馬券の配当は、なんと6410円。
一気に重賞レースでの複勝回収率を引き上げる結果となりました。
▼藤岡康太騎手は、重賞レースで10~13番人気の大穴でも、2~3着に持ってくるケースが多いです。
・藤岡康太騎手。重賞レース。10~13番人気⇒単勝回収率73%・複勝回収率112%
このように、通常は大穴馬は回収率が下がるわけですが、藤岡康太騎手は、大穴を馬券圏内に持ってくるケースが多いわけです。
▼前回の集計期間では、中穴馬の回収率が高かったわけですが、今回の集計期間では、中穴馬は回収率が低く出ています。
逆に、10番人気以下の大穴馬の回収率が高くなっている。
この辺は、サンプル数が不足しているので、まだ確率収束していないため、今後も変化を見ながら狙っていくことになります。
▼一方で、重賞レースでの人気馬の成績は、
・藤岡康太騎手。1~3番人気⇒単勝回収率54%・複勝回収率53%
という感じで、あまり良くありません。
複勝回収率に関しては、1~2番人気に絞り込めば、83%なので合格ライン。
ただ、3番人気の成績が、9戦してすべて着外なので、3番人気で回収率を下げてしまっている状況です。
▼重賞レースでは、2018年の神戸新聞杯で、ダービー馬のワグネリアンを、福永祐一騎手からの乗り替わりで勝利に導いたのは、好騎乗でした。
藤岡康騎手は、重賞レースで1~2番人気なら、単勝回収率85%・複勝回収率83%なので、1~2番人気の時は、軸馬として考えてもよいかと思います。
▼では次に、平場の回収率ですが、単勝回収率78%・複勝回収率82%となっています。
ごく平均的な数字ですね。
ではここから、詳細に分析してみたいと思います。
▼まず、人気馬の成績をチェックしていきましょう。
・藤岡康太騎手。平場。1~3番人気⇒単勝回収率73%・複勝回収率78%
はい。
平均より、やや低い感じの回収率になっています。
藤岡康太騎手を狙う場合は、1~3番人気で軸にするよりも、穴馬をヒモで狙っていく方が回収率は高くなりやすいです。
・藤岡康太騎手。平場。7~15番人気⇒単勝回収率82%・複勝回収率93%
はい。
人気馬の時よりも、かなり回収率が高くなっています。
藤岡康騎手は、平場で人気がない馬に騎乗している時も、手を抜かずにしっかり騎乗していることがわかります。
この複勝回収率の高さを活かして、馬券で利益を出すためには、やはり「三連複のヒモ穴」として活用するのが良いかと思います。
私も個人的に、藤岡康太騎手をヒモに入れて、万馬券を何度も的中しています。
▼▼では次に、藤岡康太騎手の過去5年間のクラス別成績を見てみます。
【藤岡康太騎手。クラス別データ】2016~2020年。3475レース分析
新馬⇒単勝回収率88%・複勝回収率65%
未勝利⇒単勝回収率85%・複勝回収率85%
1勝クラス⇒単勝回収率59%・複勝回収率78%
2勝クラス⇒単勝回収率47%・複勝回収率72%
3勝クラス⇒単勝回収率68%・複勝回収率71%
オープン特別⇒単勝回収率29%・複勝回収率78%
リステッド競走⇒単勝回収率73%・複勝回収率68%
G3⇒単勝回収率43%・複勝回収率75%
G2⇒単勝回収率5%・複勝回収率47%
G1⇒単勝回収率0%・複勝回収率200%
重賞トータル⇒単勝回収率23%・複勝回収率91%
牝馬限定戦⇒単勝回収率52%・複勝回収率85%
ハンデ戦⇒単勝回収率61%・複勝回収率72%
2歳3歳限定戦の1勝クラス⇒単勝回収率50%・複勝回収率82%
平場⇒単勝回収率77%・複勝回収率81%
特別戦⇒単勝回収率43%・複勝回収率73%
はい。
過去5年間の、藤岡康太騎手のクラス別成績は上記のようになります。
▼このデータから藤岡康太騎手の狙い目を考えてみると、まず、新馬戦と未勝利戦の単勝回収率がそれぞれ88%と85%で、優秀な成績になっています。
藤岡康太騎手は、新馬戦と未勝利戦では、頭から狙っていけるタイプになります。
▼それに対して、条件戦である1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスでは、回収率があまり良くありません。
これは、条件戦では穴馬で勝てていないからです。
全体の勝率・連対率・複勝率で見ると、それほど悪くないんですが、穴馬で勝たないとなかなか回収率は上がらないですね。
尚、3勝クラスは連対率と複勝率が低くなっているので、藤岡康太騎手の3勝クラスは、あまり狙い目がありません。
▼次に、重賞レースの回収率ですが、単勝回収率23%・複勝回収率91%と、複勝回収率に偏っています。
特に、G1の複勝回収率は200%あり、ここで全体の回収率を引き上げています。
▼G1での大穴は、
2019年の高松宮記念。ショウナンアンセム。複勝6410円
2020年の秋華賞。ソフトフルート。複勝590円
この2回ですね。
というか、ほぼショウナンアンセムの複勝1発で回収率を引き上げている状況なので、これはあまりアテになりません。
藤岡康太騎手は、重賞レースで回収率が高い騎手ではないので、重賞レースでは1~2番人気の時は軸候補になりますが、それ以外では、あまり積極的に狙いたくは無いタイプです。
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▼本日は、藤岡康騎手のデータと狙い方・買い方について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
▼まず、私が2010年までさかのぼって、藤岡康太騎手のデータ(2010年~2018年1月)を見ていて感じたこと↓
・平均単勝回収率は71%と、低め
・人気別に見ると、1~5番人気の単勝回収率67%と、人気馬で勝ち切れていない印象
・回収率が高い人気ゾーンは、「6~9番人気」の中穴ゾーンで、単勝回収率101%と中穴傾向の騎手。
・クラス別に見ると、G2~G3の単勝回収率がそれぞれ、119%・117%と素晴らしい成績。ただしG1ではまだちょっと狙えないか。
・新馬戦とオープン特別の「複勝回収率」が、それぞれ101%・112%と狙い目になっている。どちらも人気薄を3着あたりに持ってくることが多い印象
・競馬場別に見ると、なぜか函館競馬場の回収率が134%と、ズバ抜けている
・競走番号別に見ると、「朝の第1レース」「午後イチの第6レース」「最終第12レース」の複勝回収率が非常に優秀。最初と最後になぜか強い騎手。それぞれ複勝回収率、99%・118%・96%と、素晴らしい成績
・年度別に見ると、年によってムラがある騎手。2014年は単勝回収率99%だったが、2017年は53%と波がある印象。
はい。
私ブエナの観点でデータを眺めていると、このような印象を受けました。
では、具体的に見ていきたいと思います。
▼まずは2010年からの、すべての成績を見てみます。
藤岡康太騎手データ(2010年~2018年1月)
4825レース騎乗
勝率7.3%
連対率15.0%
複勝率22.4%
単勝回収率71%
複勝回収率78%
はい。
では、ここから馬券に使えそうなデータを抽出・分析してみたいと思います。
▼藤岡康太騎手。
藤岡佑介騎手の弟ですね。
代表的なお手馬は、短距離の高松宮記念を制した、ビッグアーサーでしょうか。
と言っても、途中で福永祐一騎手に乗り替わってしまい、G1制覇はできませんでした。
▼あとは、抜群の切れ味を誇った牝馬の追い込み、ディアデラマドレ。
ディアデラマドレには、最後まで騎乗していました。
エリザベス女王杯でも3着に来るなど、藤岡康太騎手とディアデラマドレは、手が合っていたように思います。
▼ダート重賞では、シルクフォーチュン。
シルクフォーチュンも追い込みで、フェブラリーステークス2着。
藤岡康太騎手は、追い込みで馬の切れ味を引き出す能力が高いようにも思えます。
▼では、そんな藤岡康太騎手。
馬券では儲かるのか?
▼私ブエナの印象では、
「藤岡康太騎手は、G2~G3で中穴を開ける傾向にあり、重賞レースで中穴を狙っていくと、回収率を上げやすいように思う(※G1は除く)」
という感じ。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼藤岡康太騎手は、まずG2~G3で人気薄を持ってくることが多い印象。
私自身も中穴狙いなので、重賞レースで藤岡康太騎手のヒモはよく購入します。
G1では、まだお手馬が集まらない状況なので回収率が低くなっていますが、G2~G3では2010年からのデータを見ても、かなり高い回収率になっています
【藤岡康太 G2~G3データ】
G2
単勝回収率119%
複勝回収率99%
G3
単勝回収率117%
複勝回収率80%
はい。
これだけの回収率があれば、ヒモには入れておきたい騎手かなという印象。
▼ただ、大穴馬をバンバン持ってくるタイプの騎手ではないので、私ブエナの感覚では、
「藤岡康太。G2~G3で、6~9番人気くらいの中穴ゾーン」
あたりを中心に狙っていくと、回収率を上げやすいかなと。
▼クラス別にみると、なぜか新馬戦とオープン特別も、複勝回収率が高い騎手です。
新馬戦で、藤岡康太騎手の複勝を買い続ければ、プラスになってしまう。
オープン特別でも同様です。
▼2~3着の期待値が高い騎手で、頭から狙っていくよりは、2~3着狙いが良いかもしれません。
ただし、前述した「G2~G3」は、単勝回収率も非常に高いので、単系1着固定も狙い目だと思います。
▼このように、藤岡康太騎手は、中穴馬を持ってくるセンスに長けている印象ですが、その反面、「1~5番人気」の人気馬での期待値がちょっと低いような気もする。
1~5番人気で、単勝回収率67%ですから、物足りないですね。
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藤岡康太騎手は、1番人気と中穴で狙う
▼藤岡康騎手のデータについての考察を続けます。
ここでは重賞レースに絞って分析してみます。
藤岡康騎手
重賞レース
2010~2018.10
単勝回収率90%
複勝回収率70%
はい。
重賞レースに絞って、単勝回収率90%というのは非常に優秀。
藤岡康太騎手は、重賞レースで勝ちに行く騎乗ができる騎手だと思います。
では、ここからさらに詳細なデータを見てみます。
▼藤岡康太騎手を重賞レースで狙う場合、期待値が高いポイントは、
「1番人気と、4~10番人気の中穴」だと思う。
▼まず1番人気での成績は、
単勝回収率120%・複勝回収率108%
どちらも100%を超えており、優秀な成績です。
藤岡康太騎手は、強い馬の能力を引き出すセンスがありますね。
まだサンプル数が少なすぎるので、これからどうなっていくかはわかりませんが、うまく経験を積んでいけば、さらに大きな舞台で活躍できる騎手だと思います。
▼では次に、藤岡康太騎手の「4~10番人気」での成績を見てみます。
単勝回収率174%・複勝回収率108%
はい。
私ブエナの個人的な見解では、藤岡康太騎手の最大の狙い目は、やはりこの中穴ゾーンかなと。
▼単勝回収率174%はお見事。
重賞レースで藤岡康太騎手が中穴だったら、単勝を押さえておけば、回収率を引き上げることが可能です。
中穴なので的中率が低く根気が必要ですが、単勝だけでなく、三連複などのヒモにも活用できますね。
▼では次に、さらにデータ期間を更新して分析してみましょう。
【藤岡康太騎手データ】2015~2020年
全レース⇒単勝回収率70%・複勝回収率79%
重賞レース⇒単勝回収率52%・複勝回収率94%
平場⇒単勝回収率78%・複勝回収率82%
特別戦⇒単勝回収率52%・複勝回収率71%
ハンデ戦⇒単勝回収率62%・複勝回収率78%
牝馬限定戦⇒単勝回収率61%・複勝回収率81%
1~2番人気⇒単勝回収率69%・複勝回収率77%
1~3番人気⇒単勝回収率72%・複勝回収率76%
▼まず、全レースの回収率は、単勝回収率70%・複勝回収率79%で、ごく平均的です。
複勝回収率の方が10%近く高いという事は、2~3着が多いと言うことになります。
ではここから、さらに詳細に分析してみましょう。
▼重賞レースの回収率は、単勝回収率52%・複勝回収率94%で、かなり極端に複勝回収率に偏っています。
これは、2019年の高松宮記念で、17番人気のショウナンアンセムを3着に持ってきたことが大きいです。
このときの複勝馬券の配当は、なんと6410円。
一気に重賞レースでの複勝回収率を引き上げる結果となりました。
▼藤岡康太騎手は、重賞レースで10~13番人気の大穴でも、2~3着に持ってくるケースが多いです。
・藤岡康太騎手。重賞レース。10~13番人気⇒単勝回収率73%・複勝回収率112%
このように、通常は大穴馬は回収率が下がるわけですが、藤岡康太騎手は、大穴を馬券圏内に持ってくるケースが多いわけです。
▼前回の集計期間では、中穴馬の回収率が高かったわけですが、今回の集計期間では、中穴馬は回収率が低く出ています。
逆に、10番人気以下の大穴馬の回収率が高くなっている。
この辺は、サンプル数が不足しているので、まだ確率収束していないため、今後も変化を見ながら狙っていくことになります。
▼一方で、重賞レースでの人気馬の成績は、
・藤岡康太騎手。1~3番人気⇒単勝回収率54%・複勝回収率53%
という感じで、あまり良くありません。
複勝回収率に関しては、1~2番人気に絞り込めば、83%なので合格ライン。
ただ、3番人気の成績が、9戦してすべて着外なので、3番人気で回収率を下げてしまっている状況です。
▼重賞レースでは、2018年の神戸新聞杯で、ダービー馬のワグネリアンを、福永祐一騎手からの乗り替わりで勝利に導いたのは、好騎乗でした。
藤岡康騎手は、重賞レースで1~2番人気なら、単勝回収率85%・複勝回収率83%なので、1~2番人気の時は、軸馬として考えてもよいかと思います。
▼では次に、平場の回収率ですが、単勝回収率78%・複勝回収率82%となっています。
ごく平均的な数字ですね。
ではここから、詳細に分析してみたいと思います。
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・藤岡康太騎手。平場。1~3番人気⇒単勝回収率73%・複勝回収率78%
はい。
平均より、やや低い感じの回収率になっています。
藤岡康太騎手を狙う場合は、1~3番人気で軸にするよりも、穴馬をヒモで狙っていく方が回収率は高くなりやすいです。
・藤岡康太騎手。平場。7~15番人気⇒単勝回収率82%・複勝回収率93%
はい。
人気馬の時よりも、かなり回収率が高くなっています。
藤岡康騎手は、平場で人気がない馬に騎乗している時も、手を抜かずにしっかり騎乗していることがわかります。
この複勝回収率の高さを活かして、馬券で利益を出すためには、やはり「三連複のヒモ穴」として活用するのが良いかと思います。
私も個人的に、藤岡康太騎手をヒモに入れて、万馬券を何度も的中しています。
▼▼では次に、藤岡康太騎手の過去5年間のクラス別成績を見てみます。
【藤岡康太騎手。クラス別データ】2016~2020年。3475レース分析
新馬⇒単勝回収率88%・複勝回収率65%
未勝利⇒単勝回収率85%・複勝回収率85%
1勝クラス⇒単勝回収率59%・複勝回収率78%
2勝クラス⇒単勝回収率47%・複勝回収率72%
3勝クラス⇒単勝回収率68%・複勝回収率71%
オープン特別⇒単勝回収率29%・複勝回収率78%
リステッド競走⇒単勝回収率73%・複勝回収率68%
G3⇒単勝回収率43%・複勝回収率75%
G2⇒単勝回収率5%・複勝回収率47%
G1⇒単勝回収率0%・複勝回収率200%
重賞トータル⇒単勝回収率23%・複勝回収率91%
牝馬限定戦⇒単勝回収率52%・複勝回収率85%
ハンデ戦⇒単勝回収率61%・複勝回収率72%
2歳3歳限定戦の1勝クラス⇒単勝回収率50%・複勝回収率82%
平場⇒単勝回収率77%・複勝回収率81%
特別戦⇒単勝回収率43%・複勝回収率73%
はい。
過去5年間の、藤岡康太騎手のクラス別成績は上記のようになります。
▼このデータから藤岡康太騎手の狙い目を考えてみると、まず、新馬戦と未勝利戦の単勝回収率がそれぞれ88%と85%で、優秀な成績になっています。
藤岡康太騎手は、新馬戦と未勝利戦では、頭から狙っていけるタイプになります。
▼それに対して、条件戦である1勝クラス・2勝クラス・3勝クラスでは、回収率があまり良くありません。
これは、条件戦では穴馬で勝てていないからです。
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▼次に、重賞レースの回収率ですが、単勝回収率23%・複勝回収率91%と、複勝回収率に偏っています。
特に、G1の複勝回収率は200%あり、ここで全体の回収率を引き上げています。
▼G1での大穴は、
2019年の高松宮記念。ショウナンアンセム。複勝6410円
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この2回ですね。
というか、ほぼショウナンアンセムの複勝1発で回収率を引き上げている状況なので、これはあまりアテになりません。
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