単勝は儲かる?儲からない?単勝で稼ぐ方法。利益を出す買い方とメリット・デメリット
単勝は儲かる?儲からない?
▼本日は、単勝は儲かるかについて、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
「単勝は、競馬ファンがイメージしているより、儲かる」
「単勝馬券の還元率は80%もあり、すべての馬券種の中で、最も高い」
「データ分析する場合も、単勝期待値の高い馬を探し出すのは、他の馬券種の分析より容易」
「ただ、単勝馬券は最大で18通りしかないので、オッズの歪みが少ないのが難点」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼単勝はシンプルで初心者さんにも使いやすい馬券種ですが、平均配当が低いので、あまり儲からないと思っている人も多いようです。
本当に単勝は儲からないのか?
▼例えば、
①「単勝1点買いで、5倍的中!」
②「三連単100点買いで、5万馬券的中!!」
はい。
この2つ、どちらに魅力を感じますか?
▼ほとんどの人は、②に魅力を感じるようです。
やはり5万馬券という響きがいい。
大儲けしたように感じますね。
▼でも実際の話、①も②も、回収率はまったく同じなんです。
どちらも同じように儲かっている。賭け金は5倍になっているわけです。
▼ではなぜ、単勝よりも三連単の方が儲かるようなイメージがあるのか?
これは単純に、「払戻金額が大きいから」です。
つまり錯覚なんですね。
▼賭け金と合成オッズが同じなら、単勝も三連単も、利益額は同じです。
ここの部分を勘違いしない方がいい。
▼というか、むしろ三連単より単勝の方が、多くの人にとっては利益を出しやすい馬券種と言えます。
そもそも還元率(払戻率)が全然違うからです。
単勝の還元率は80%もあり、すべての馬券種の中で、最も回収率を上げやすい馬券種と言える。
つまり、「払戻金の錯覚」をクリアにすれば、単勝馬券は儲かる馬券種であると言えるわけです。
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。

▼単勝は儲かるか?についての考察を続けます。
ここまで書いてきた通り、「単勝馬券は儲からない!」と言っている人の多くは、単純に払戻金額の少なさに目が向いてしまっている。
「1点買いで5倍的中」というのは、合成オッズ5倍で、十分に素晴らしい数字なのです。
▼要するに、「単勝1点1万円購入して、払戻金が5万円」となるなら。
これは、「三連単で100点購入して、払戻金が5万馬券!」と同じなのです。
▼それから錯覚しやすいこととして、賭け金の単価があります。
「単勝1万円」は、ものすごく抵抗がある人が多い。
そんなに買えないよ!と思ってしまうんですね。
▼でもその一方で、「三連単100点買い」は、普通にできてしまう。
こちらは、単価が100円ずつなので、あまりたくさん購入している感覚にならないわけです。
▼なので必然的に、単勝よりも三連単の方が、賭け金が大きくなりやすい。
賭け金が大きくなれば、当然、払戻金の平均額も大きくなってくる。
だからこそ、三連単は儲かるぜ!と勘違いしてしまうんですね。
▼そもそも、三連単をバラバラと大量に購入するより、単勝にドカンと賭けた方が、長期回収率は上がりやすいです。
三連単だと、予想する時もなんとなく予想してしまい、購入する時もなんとなく購入してしまう。
単価100円なので、すべてが適当になってしまうんですね。
▼それに対して、「単勝1万円」だと、しっかり考えることになる。
「1万円も賭けるんだから、真剣に予想しないと!」という意識になるわけです。
▼あるいは、レースを見送ることもできるようになる。
「単勝1万円も賭けるんだから、自分が本当に納得した馬しか買いたくない!」と思うわけです。
だから単勝は、適当な馬券をあまり買わなくなる。
この意識が、回収率の向上に、非常に重要な役割を果たすわけです。
▼それから、単勝馬券の場合は、データ分析などの分析がしやすいというメリットがあります。
過去のレースを遡って、単勝期待値が高い条件を探すのは、それほど難しくないわけです。
なので、「単勝で儲かる条件」を探して、その馬券だけを購入すれば、利益を出せる可能性が高くなるわけです。
▼それに対して、三連単のデータ分析は非常に難解です。
三連単は、買い目点数が最大で4,896通りもあるので、なかなか確率が収束しません。
単勝馬券だと、過去の100レースくらい分析すれば有効なデータが取れる場合でも、三連単では100レースだと全然足りないわけです。
▼だから三連単の場合は、三連単のデータを取るのではなく、「単勝期待値が高い馬を、1着固定」という戦略にすることが多い。
これなら、単勝回収率だけでデータ分析できるので、比較的短いスパンのデータ分析で、有効なデータが取れるわけです。
▼ただ、単勝期待値が高い馬がわかっているなら、シンプルに単勝馬券を購入すればいい。
三連単にすれば、一発の破壊力は増しますが、的中率が大きく下がってしまう。
単勝馬券なら、最大でも18通りしかないので、高い的中率を維持できるわけです。
▼単勝で、的中率と回収率を維持できれば、資金の回転効率が良くなり、利益を出しやすくなります。
つまり、かなり競馬に精通している人を除けば、多くの人は三連単より単勝馬券の方が儲かる、と考えることができるわけですね。
▼▼では次に、単勝馬券は儲かるか?について、具体的なケーススタディーを見てみたいと思います。
【安田記念2020年】
1着 グランアレグリア(3番人気)
2着 アーモンドアイ(1番人気)
3着 インディチャンプ(2番人気)
単勝1200円
はい。
当ブログでは何度か書いていますが、単勝馬券の期待値が高くなる条件として、「断然人気馬が2着に負けたとき」というものがあります。
断然人気馬というのは、単勝1倍台などのグリグリの大本命馬です。
このような大本命馬は、競馬新聞に「◎◎◎◎」という感じで、グリグリに印がつきます。
そして、そのような馬の単勝馬券に、大金を突っ込む競馬ファンが後を絶たないわけです。
▼上述した、2020年の安田記念も、1番人気のアーモンドアイは、単勝1.3倍という、クレイジーなオッズになっていました。
こんな単勝馬券を購入しても、リスクが高いばかりなんですが、多くの競馬ファンは、「これは銀行レースだ!自動的にお金が増えるぞ!」とばかりに、1.3倍の単勝馬券に大金を突っ込むわけです。
▼中央競馬は、投票に応じてオッズが変動するシステムですから、大衆心理によって、グリグリの大本命馬は、さらにオッズが低下することになる。
こうなってしまうと、もはやその本命馬を購入する理由はなくなります。
▼このような状況を、「過剰人気」と言います。
1番人気馬が過剰人気になった場合、他の馬の期待値が急上昇します。
先程の安田記念の場合は、アーモンドアイが過剰人気になったので、それ以外の馬の期待値が上昇するわけです。
▼もちろん、過剰人気でも断然人気馬が勝ってしまうケースは、多々あります。
それでも長い目で見ると、過剰人気の馬を購入するより、それ以外の馬を購入した方が回収率は高くなりやすいです。
▼2020年の安田記念では、アーモンドアイが過剰人気だったので、2番人気のインディチャンプと、3番人気のグランアレグリアが狙い目となります。
断然人気馬が惨敗するケースは少ないんですが、2~3着に負けるケースはよくある。
そこで、アーモンドアイが2~3着に負けることを想定して、インディチャンプとグランアレグリアの単勝で勝負するわけです。
▼結果は、単勝2点買いで、12倍が的中。
レース回収率は600%の完勝となりました。
このレースは、単勝で儲けやすい典型例で、もしアーモンドアイからの馬連や三連複を購入しても、的中はしますが、トリガミ濃厚というレースでした。
このように単勝馬券は、正しく使えば、非常に利益を出しやすい馬券種と言えます。
馬券で勝つには、馬券知識を増やすしかない。
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