複勝が当たらない原因。複勝は難しいか?つまらない理由は払戻金ばかり見ているから
複勝が当たらないのはなぜか?
▼本日は、複勝が当たらない原因について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
「複勝が当たらない原因は、まずなんと言っても、人気薄を狙いすぎ。多くの競馬ファンは、この罠にハマっている」
「複勝馬券は、3着まで的中なので、つい大穴を狙いたくなるが、大穴馬の3着内率は、10%以下である」
「あとは狙う脚質。追い込み馬なら3着に来そうな気がするが、実は期待値が高いのは、逃げ・先行馬である」
「自分が狙う配当が出そうなレースを選ぶことも重要。本命サイドの複勝馬券を狙うなら、人気馬が強い条件のレースを選ぶこと」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼複勝馬券は、最も的中させやすい馬券種ですが、買い方を間違えると当たらなくなります。
複勝馬券が当たらない原因を列挙してみます↓
・人気薄を狙いすぎ(好配当を狙いすぎ)
・荒れるレースで人気馬を狙ってしまっている
・固いレースで人気薄を狙ってしまっている
はい。
あなたの複勝馬券が当たらないとしたら、大体このような原因になるかと思います。
▼まず、なんと言っても、「人気薄を狙いすぎ」
これが複勝馬券が当たらない原因で、最も多いと思う。
複勝馬券は、単勝と違って3着までに入れば的中なので、ついつい人気薄を狙ってしまうんですね。
▼しかしながら、人気薄の3着内率(複勝率)は、それほど高くない。
10番人気なら、3着内率は10%前後しかありません。
▼つまり、10番人気の複勝を狙えば、その時点で、的中率は10%程度になる。
100レース購入して、90レースは外れるわけです。
これだと体感的に、「複勝馬券は当たらない!」と感じてしまいますね。
▼これの対処法は簡単で、「狙う馬を、少し人気サイドにズラす」だけ。
5番人気までズラせば、3着内率は一気に上がり、30%前後まで上がるんですよ。
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
▼複勝が当たらない原因についての考察を続けます。
「複勝馬券は難しい!」と言う人の多くは、人気薄を狙いすぎている。
好配当の魅力に惹かれ、ついつい大穴馬の複勝馬券を購入してしまっているわけです。
▼「複勝馬券はつまらない!」と言っている人も、本質は同じです。
複勝馬券がつまらないという人は、「配当が低くてつまらない!」と言っているわけです。
▼もし、複勝馬券のオッズが、三連単並に高かったら?
複勝馬券がつまらないなどとは言わないですよね。
なので、「複勝は難しい!」「複勝はつまらない!」というのは、どちらも配当の低さに惑わされている可能性が高いわけです。
▼馬券というのは結局、合成オッズで利益額が決まります。
確かに複勝馬券は配当が低いわけですが、複勝の1点買いで2倍つけば、賭け金は2倍になるわけです。
▼これは、三連単の100点買いで、2万馬券を取ったのと同じなんですね。
つまり、「複勝馬券は儲からない!」というのは、錯覚である。
▼複勝馬券は、すべての馬券の中で、最も回収率を上げやすい馬券種のひとつです。
それは、還元率が80%もあるから。
という事は、複勝は儲からないどころか、特に競馬初心者さんにとっては、他の馬券種よりも利益を出しやすい馬券種とも言える。
▼多くの人は、「払戻金」の額ばかり見ている。
「三連単20万馬券!」を、一度でいいから取ってみたいと夢見る。
そして200点くらい購入して、20万馬券を狙っていくわけです。
▼「これが当たれば大儲け!だって20万馬券だもん!」
と言って、せっせと三連単を大量購入するわけですが、よく考えてみてください。
200点買いで、20万馬券。
これは、賭け金が10倍になっているにすぎないのです。
▼という事は、「複勝10倍狙い」でも、三連単の20万馬券と同じことなんですね。
「複勝の払戻金は1000円です」と聞くと、「なあんだ、つまんねー」と多くの人は思ってしまう。
でもそれは錯覚で、複勝10倍というのは、三連単20万馬券級の破壊力があるわけです。
▼このように本質的な部分を考えていくと、複勝馬券の配当は、実質的には低くないことがわかる。
それがわかれば、むやみに人気薄の複勝を狙うこともなくなる。
冷静に、期待値が高い中穴馬の複勝を狙っていくことができれば、的中率も上がるので、「複勝は当たらない!」と嘆くこともなくなるわけです。
▼「複勝の払戻金は200円」と聞くと、多くの人はテンションが下がってしまう。
「そんな低い配当、眼中にないよ」と。
でも、先ほども書いた通り、複勝200円は、三連単2万馬券に匹敵するわけです。
▼大切な事は、払戻金額だけを見て、儲かるとか儲からないとか判断をしないこと。
すべては、「賭け金に対する払戻倍率」つまり合成オッズなのです。
▼そう考えると、複勝馬券で本命サイドを狙う余裕も出てくる。
複勝の本命サイドは、オッズが1.3倍とかですが、購入する人があまり多くないので、期待値は高めになっています。
▼「複勝130円なんて、当たっても儲からないよ」と言って、みんな買わない。
そして、大穴馬の複勝を、好配当に惹かれて購入するわけです。
その結果、本命サイドの複勝馬券は期待値が上がる。
▼なので、本命サイドの複勝を、しっかり期待値分析して購入できるようになれば、回収率はかなり高くなります。
一攫千金の夢がないように感じるかもしれませんが、上述の通り、1.3倍でも1点買いなら、回収率130%にもなるんですよ。
▼▼ここまで書いてきた通り、簡単に言えば、複勝が当たらない原因は、人気薄の追い込み馬を狙うからなんです。
逆に言えば、「人気の先行馬」を複勝馬券で狙えば、的中率はかなり高くなります。
▼では少し、具体的なデータも見てみましょう。
【複勝率データ】2019~2020年。6922レース分析
63.8%
51.1%
42.0%
33.0%
26.4%
21.3%
16.8%
12.9%
10.4%
8.1%
6.6%
5.4%
3.8%
3.2%
1.7%
1.7%
1.1%
0.7%
(※上から1~18番人気)
はい。
過去2年間のすべてのレース、6,922レースのデータです。
▼この数字を見れば一目瞭然ですが、複勝馬券の的中率と言うのは、人気と正比例します。
1番人気の複勝馬券は、的中率が約64%あるのに対し、18番人気の複勝馬券は、的中率がたったの0.7%しかありません。
なので、1番人気の複勝馬券を購入すれば、簡単に的中できるわけです。
逆に、大穴の複勝馬券を購入すれば、ほとんど的中しないということになります。
▼では次に、的中率が高い1番人気を、さらに詳細に分析してみましょう。
【1番人気の複勝率データ】
逃げ⇒74%
先行⇒71%
差し⇒54%
追い込み⇒46%
はい。
先程のデータでは、1番人気の複勝率は、全体で63.8%でした。
これを脚質別に分類したものが、上記の数字になります。
▼このデータを見ればわかる通り、1番人気の場合でも、道中の位置取りは、前に行けば行くほど複勝率が上がるということになります。
先ほど少し書きましたが、「1番人気で逃げ・先行の複勝馬券」は、最も的中率が高い馬券の1つです。
1番人気を複勝馬券で狙う場合は、出来るだけ前のほうにポジショニングできる馬を選んでいくのが、的中率を上げるポイントになります。
競馬においては、前に行ける馬が絶対有利であり、これを覚えておくだけで、的中率と回収率が上がりやすくなるわけです。
▼▼では次のデータを見てみましょう。
【人気別の複勝回収率データ】2019~2021年。8348レース分析
83(%)
82
81
75
77
78
75
74
76
71
76
69
66
67
45
57
38
29
(※上から1~18番人気)
はい。
過去2年半の、すべてのレースのデータです。
▼このデータの意味するところは、「その人気の馬の複勝を買い続けると、回収率何パーセントになるか?」という部分になります。
つまり、1番人気の複勝馬券を買い続けると、回収率は83%になるということです。
▼データを見ていただければ一目瞭然ですが、大穴サイドになればなるほど、複勝回収率が下がっていくのがわかると思います。
1番人気の複勝回収率は83%ですが、18番人気の複勝回収率は29%しかないわけです。
▼なぜこのような差が生まれるかというと、「過剰人気の影響」と「控除率の影響」だと思われます。
先ほどから書いている通り、複勝馬券は3着まで的中なので、多くの競馬ファンは、「人気薄の複勝馬券」を購入したがります。
大穴馬を見つけた時に、「よし!大穴を発見した!複勝馬券で買っておこう!」となるわけですね。
多くの競馬ファンが、このような行動を取るため、大穴サイドの複勝馬券は、平均回収率が低くなりやすいわけです。
中央競馬のシステムは、変動オッズ制なので、多くの競馬ファンが購入する馬券は、オッズが下がり、回収率も下がるわけです。
▼それから、大穴サイドの複勝馬券の回収率が低い原因として、控除率の問題があります。
中央競馬の複勝馬券では、控除率は20%に設定されています。
ただこれは、常に20%引かれているわけではなく、ケースバイケースで控除率が変動していると思われます。
特に、大穴馬が3着以内に来た時の複勝オッズは、多めに控除されている印象です。
この辺は、私ブエナの仮説ですが、控除率という点でも、大穴サイドの複勝馬券は不利な気がします。
▼ということで、先ほどのデータの話に戻りましょう。
基本回収率は、人気馬になればなるほど高くなります。
人気馬の複勝馬券は、オッズが1倍台なので、あまり購入する人がいないからですね。
では、人気馬の複勝馬券を購入すれば、利益が出るのか?
▼正解は、「人気馬の複勝馬券だと、回収率83%までは簡単に行くが、そこからプラス収支にするのが難しい」という事になります。
なぜかというと、複勝馬券の控除率は20%であり、その20%を超えるためには、オッズ1倍台だと厳しいからですね。
▼▼なので、利益を出すためには、1~3番人気の複勝1倍台の馬より、4~9番人気あたりの中穴馬を狙ったほうが良いということになります。
中穴馬は、オッズが2~10倍くらいつくので、オッズの歪みが生じやすく、利益を出しやすいわけです。
ちなみに、10番人気以下の大穴馬の複勝は、上述した通り、平均回収率が低いので、私はほとんど購入しません。
▼ということで、ここまで書いてきた通り、複勝が当たらない原因は、狙う馬の人気が原因ということがお分かりいただけたかと思います。
利益の出しやすさは、ひとまず置いておいて、複勝が当たらないなら、人気馬の複勝を購入してみればよい。
一気に当たるようになると思います。
ただ、人気馬の複勝馬券では、回収率80%前後で停滞しやすいので、それ以上の回収率を目指すなら、人気馬の複勝ではなく、中穴馬の複勝にシフトしていくのが良いですね。
▼では次の、複勝が当たらない原因として、「レース選び」を考えてみたいと思います。
複勝馬券の的中率は、狙う馬の人気に依存すると、ここまで書いてきました。
そして、複勝馬券の的中率は、「選ぶレース」によっても左右されます。
▼複勝馬券の的中率が下がりやすいレース条件は下記の通りです。
多頭数のレース
ハンデ戦
牝馬限定戦
ローカル開催
1番人気のオッズが3倍以上
はい。
このようなレース条件では、複勝馬券が当たりにくくなります。
▼まず、「多頭数のレース」
これはシンプルに、出走頭数が増えれば増えるほど、単純的中率が下がっていくので、複勝馬券は当たらなくなります。
極端に考えてみればわかりますが、5頭立てのレースと、18頭立てのレースで、同じように複勝馬券を狙えば、前者の方が的中率が高くなりますよね。
なので、いつもG1レース限定で、18頭フルゲートのレースで複勝馬券を購入して、「当たらない!」と言っている人は、もう少し出走頭数が少ないレースを選んでいくと、一気に的中率が上がります。
▼では次に、「ハンデ戦」
ハンデ戦も、複勝馬券の的中率が下がりやすいレース条件です。
ハンデ戦というのは、各馬の能力が同じくらいになるように、斤量にハンデを設定するレースです。
強い馬は重い斤量で不利になり、弱い馬は軽い斤量で有利になるわけです。
なので、各馬の能力比較が非常に難解であり、複勝馬券で期待値が高そうな馬を狙っても、ハンデの影響で、思ったように走ってくれなかったりします。
なので、ハンデ戦で複勝馬券を狙って、なかなか的中しない人は、別定戦に切り替えるだけで予想がしやすくなり、複勝馬券もよく当たるようになるわけですね。
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▼本日は、複勝が当たらない原因について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
「複勝が当たらない原因は、まずなんと言っても、人気薄を狙いすぎ。多くの競馬ファンは、この罠にハマっている」
「複勝馬券は、3着まで的中なので、つい大穴を狙いたくなるが、大穴馬の3着内率は、10%以下である」
「あとは狙う脚質。追い込み馬なら3着に来そうな気がするが、実は期待値が高いのは、逃げ・先行馬である」
「自分が狙う配当が出そうなレースを選ぶことも重要。本命サイドの複勝馬券を狙うなら、人気馬が強い条件のレースを選ぶこと」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼複勝馬券は、最も的中させやすい馬券種ですが、買い方を間違えると当たらなくなります。
複勝馬券が当たらない原因を列挙してみます↓
・人気薄を狙いすぎ(好配当を狙いすぎ)
・荒れるレースで人気馬を狙ってしまっている
・固いレースで人気薄を狙ってしまっている
はい。
あなたの複勝馬券が当たらないとしたら、大体このような原因になるかと思います。
▼まず、なんと言っても、「人気薄を狙いすぎ」
これが複勝馬券が当たらない原因で、最も多いと思う。
複勝馬券は、単勝と違って3着までに入れば的中なので、ついつい人気薄を狙ってしまうんですね。
▼しかしながら、人気薄の3着内率(複勝率)は、それほど高くない。
10番人気なら、3着内率は10%前後しかありません。
▼つまり、10番人気の複勝を狙えば、その時点で、的中率は10%程度になる。
100レース購入して、90レースは外れるわけです。
これだと体感的に、「複勝馬券は当たらない!」と感じてしまいますね。
▼これの対処法は簡単で、「狙う馬を、少し人気サイドにズラす」だけ。
5番人気までズラせば、3着内率は一気に上がり、30%前後まで上がるんですよ。
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複勝は儲かる
▼複勝が当たらない原因についての考察を続けます。
「複勝馬券は難しい!」と言う人の多くは、人気薄を狙いすぎている。
好配当の魅力に惹かれ、ついつい大穴馬の複勝馬券を購入してしまっているわけです。
▼「複勝馬券はつまらない!」と言っている人も、本質は同じです。
複勝馬券がつまらないという人は、「配当が低くてつまらない!」と言っているわけです。
▼もし、複勝馬券のオッズが、三連単並に高かったら?
複勝馬券がつまらないなどとは言わないですよね。
なので、「複勝は難しい!」「複勝はつまらない!」というのは、どちらも配当の低さに惑わされている可能性が高いわけです。
▼馬券というのは結局、合成オッズで利益額が決まります。
確かに複勝馬券は配当が低いわけですが、複勝の1点買いで2倍つけば、賭け金は2倍になるわけです。
▼これは、三連単の100点買いで、2万馬券を取ったのと同じなんですね。
つまり、「複勝馬券は儲からない!」というのは、錯覚である。
▼複勝馬券は、すべての馬券の中で、最も回収率を上げやすい馬券種のひとつです。
それは、還元率が80%もあるから。
という事は、複勝は儲からないどころか、特に競馬初心者さんにとっては、他の馬券種よりも利益を出しやすい馬券種とも言える。
▼多くの人は、「払戻金」の額ばかり見ている。
「三連単20万馬券!」を、一度でいいから取ってみたいと夢見る。
そして200点くらい購入して、20万馬券を狙っていくわけです。
▼「これが当たれば大儲け!だって20万馬券だもん!」
と言って、せっせと三連単を大量購入するわけですが、よく考えてみてください。
200点買いで、20万馬券。
これは、賭け金が10倍になっているにすぎないのです。
▼という事は、「複勝10倍狙い」でも、三連単の20万馬券と同じことなんですね。
「複勝の払戻金は1000円です」と聞くと、「なあんだ、つまんねー」と多くの人は思ってしまう。
でもそれは錯覚で、複勝10倍というのは、三連単20万馬券級の破壊力があるわけです。
▼このように本質的な部分を考えていくと、複勝馬券の配当は、実質的には低くないことがわかる。
それがわかれば、むやみに人気薄の複勝を狙うこともなくなる。
冷静に、期待値が高い中穴馬の複勝を狙っていくことができれば、的中率も上がるので、「複勝は当たらない!」と嘆くこともなくなるわけです。
▼「複勝の払戻金は200円」と聞くと、多くの人はテンションが下がってしまう。
「そんな低い配当、眼中にないよ」と。
でも、先ほども書いた通り、複勝200円は、三連単2万馬券に匹敵するわけです。
▼大切な事は、払戻金額だけを見て、儲かるとか儲からないとか判断をしないこと。
すべては、「賭け金に対する払戻倍率」つまり合成オッズなのです。
▼そう考えると、複勝馬券で本命サイドを狙う余裕も出てくる。
複勝の本命サイドは、オッズが1.3倍とかですが、購入する人があまり多くないので、期待値は高めになっています。
▼「複勝130円なんて、当たっても儲からないよ」と言って、みんな買わない。
そして、大穴馬の複勝を、好配当に惹かれて購入するわけです。
その結果、本命サイドの複勝馬券は期待値が上がる。
▼なので、本命サイドの複勝を、しっかり期待値分析して購入できるようになれば、回収率はかなり高くなります。
一攫千金の夢がないように感じるかもしれませんが、上述の通り、1.3倍でも1点買いなら、回収率130%にもなるんですよ。
▼▼ここまで書いてきた通り、簡単に言えば、複勝が当たらない原因は、人気薄の追い込み馬を狙うからなんです。
逆に言えば、「人気の先行馬」を複勝馬券で狙えば、的中率はかなり高くなります。
▼では少し、具体的なデータも見てみましょう。
【複勝率データ】2019~2020年。6922レース分析
63.8%
51.1%
42.0%
33.0%
26.4%
21.3%
16.8%
12.9%
10.4%
8.1%
6.6%
5.4%
3.8%
3.2%
1.7%
1.7%
1.1%
0.7%
(※上から1~18番人気)
はい。
過去2年間のすべてのレース、6,922レースのデータです。
▼この数字を見れば一目瞭然ですが、複勝馬券の的中率と言うのは、人気と正比例します。
1番人気の複勝馬券は、的中率が約64%あるのに対し、18番人気の複勝馬券は、的中率がたったの0.7%しかありません。
なので、1番人気の複勝馬券を購入すれば、簡単に的中できるわけです。
逆に、大穴の複勝馬券を購入すれば、ほとんど的中しないということになります。
▼では次に、的中率が高い1番人気を、さらに詳細に分析してみましょう。
【1番人気の複勝率データ】
逃げ⇒74%
先行⇒71%
差し⇒54%
追い込み⇒46%
はい。
先程のデータでは、1番人気の複勝率は、全体で63.8%でした。
これを脚質別に分類したものが、上記の数字になります。
▼このデータを見ればわかる通り、1番人気の場合でも、道中の位置取りは、前に行けば行くほど複勝率が上がるということになります。
先ほど少し書きましたが、「1番人気で逃げ・先行の複勝馬券」は、最も的中率が高い馬券の1つです。
1番人気を複勝馬券で狙う場合は、出来るだけ前のほうにポジショニングできる馬を選んでいくのが、的中率を上げるポイントになります。
競馬においては、前に行ける馬が絶対有利であり、これを覚えておくだけで、的中率と回収率が上がりやすくなるわけです。
▼▼では次のデータを見てみましょう。
【人気別の複勝回収率データ】2019~2021年。8348レース分析
83(%)
82
81
75
77
78
75
74
76
71
76
69
66
67
45
57
38
29
(※上から1~18番人気)
はい。
過去2年半の、すべてのレースのデータです。
▼このデータの意味するところは、「その人気の馬の複勝を買い続けると、回収率何パーセントになるか?」という部分になります。
つまり、1番人気の複勝馬券を買い続けると、回収率は83%になるということです。
▼データを見ていただければ一目瞭然ですが、大穴サイドになればなるほど、複勝回収率が下がっていくのがわかると思います。
1番人気の複勝回収率は83%ですが、18番人気の複勝回収率は29%しかないわけです。
▼なぜこのような差が生まれるかというと、「過剰人気の影響」と「控除率の影響」だと思われます。
先ほどから書いている通り、複勝馬券は3着まで的中なので、多くの競馬ファンは、「人気薄の複勝馬券」を購入したがります。
大穴馬を見つけた時に、「よし!大穴を発見した!複勝馬券で買っておこう!」となるわけですね。
多くの競馬ファンが、このような行動を取るため、大穴サイドの複勝馬券は、平均回収率が低くなりやすいわけです。
中央競馬のシステムは、変動オッズ制なので、多くの競馬ファンが購入する馬券は、オッズが下がり、回収率も下がるわけです。
▼それから、大穴サイドの複勝馬券の回収率が低い原因として、控除率の問題があります。
中央競馬の複勝馬券では、控除率は20%に設定されています。
ただこれは、常に20%引かれているわけではなく、ケースバイケースで控除率が変動していると思われます。
特に、大穴馬が3着以内に来た時の複勝オッズは、多めに控除されている印象です。
この辺は、私ブエナの仮説ですが、控除率という点でも、大穴サイドの複勝馬券は不利な気がします。
▼ということで、先ほどのデータの話に戻りましょう。
基本回収率は、人気馬になればなるほど高くなります。
人気馬の複勝馬券は、オッズが1倍台なので、あまり購入する人がいないからですね。
では、人気馬の複勝馬券を購入すれば、利益が出るのか?
▼正解は、「人気馬の複勝馬券だと、回収率83%までは簡単に行くが、そこからプラス収支にするのが難しい」という事になります。
なぜかというと、複勝馬券の控除率は20%であり、その20%を超えるためには、オッズ1倍台だと厳しいからですね。
▼▼なので、利益を出すためには、1~3番人気の複勝1倍台の馬より、4~9番人気あたりの中穴馬を狙ったほうが良いということになります。
中穴馬は、オッズが2~10倍くらいつくので、オッズの歪みが生じやすく、利益を出しやすいわけです。
ちなみに、10番人気以下の大穴馬の複勝は、上述した通り、平均回収率が低いので、私はほとんど購入しません。
▼ということで、ここまで書いてきた通り、複勝が当たらない原因は、狙う馬の人気が原因ということがお分かりいただけたかと思います。
利益の出しやすさは、ひとまず置いておいて、複勝が当たらないなら、人気馬の複勝を購入してみればよい。
一気に当たるようになると思います。
ただ、人気馬の複勝馬券では、回収率80%前後で停滞しやすいので、それ以上の回収率を目指すなら、人気馬の複勝ではなく、中穴馬の複勝にシフトしていくのが良いですね。
▼では次の、複勝が当たらない原因として、「レース選び」を考えてみたいと思います。
複勝馬券の的中率は、狙う馬の人気に依存すると、ここまで書いてきました。
そして、複勝馬券の的中率は、「選ぶレース」によっても左右されます。
▼複勝馬券の的中率が下がりやすいレース条件は下記の通りです。
多頭数のレース
ハンデ戦
牝馬限定戦
ローカル開催
1番人気のオッズが3倍以上
はい。
このようなレース条件では、複勝馬券が当たりにくくなります。
▼まず、「多頭数のレース」
これはシンプルに、出走頭数が増えれば増えるほど、単純的中率が下がっていくので、複勝馬券は当たらなくなります。
極端に考えてみればわかりますが、5頭立てのレースと、18頭立てのレースで、同じように複勝馬券を狙えば、前者の方が的中率が高くなりますよね。
なので、いつもG1レース限定で、18頭フルゲートのレースで複勝馬券を購入して、「当たらない!」と言っている人は、もう少し出走頭数が少ないレースを選んでいくと、一気に的中率が上がります。
▼では次に、「ハンデ戦」
ハンデ戦も、複勝馬券の的中率が下がりやすいレース条件です。
ハンデ戦というのは、各馬の能力が同じくらいになるように、斤量にハンデを設定するレースです。
強い馬は重い斤量で不利になり、弱い馬は軽い斤量で有利になるわけです。
なので、各馬の能力比較が非常に難解であり、複勝馬券で期待値が高そうな馬を狙っても、ハンデの影響で、思ったように走ってくれなかったりします。
なので、ハンデ戦で複勝馬券を狙って、なかなか的中しない人は、別定戦に切り替えるだけで予想がしやすくなり、複勝馬券もよく当たるようになるわけですね。
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