競馬で一番当たる買い方は?的中率が高い買い方。馬券を当てたい時の馬券種はどれ?

競馬で一番当たる買い方

▼本日は、一番当たる馬券の買い方について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。


「競馬で一番当たる買い方はシンプル。『全通り買い』である」

「ただ、全通り買いでは、控除率の分だけ負けていくので、的中率を求めることにはあまり意味がない」

「あるいは、『複勝1.1倍の馬』も、最も的中率が高い馬券の一つである。ただこれも回収率が上がらない」

「なので馬券では、少し的中率を犠牲にして、回収率を上げていかなければならない」

「そのために有効な戦略は、『馬連5頭ボックス』『三連複1頭軸ながし。相手7頭』あたりになる」



ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。



▼「競馬で一番当たる買い方」は、簡単です。

それは、「全通り買い」なんですね。

当たり前だと思いましたか?



▼全通り買いなら、的中率は100%になります。

必ず馬券が当たるわけです。

これが競馬で一番当たる買い方のひとつ。



▼バカバカしい?

いえいえ、この発想は重要なんです。

つまり、競馬における的中率というのは、買い目点数を増やせば、いくらでも上がるということになります。



▼まずはこれを踏まえた上で話を進めていきましょう。

全通り買いを除いて、私ブエナが競馬で一番当たる買い方だと思うのは、


①馬連5頭ボックス(10点)

②三連複1頭軸。相手7頭(21点)



はい。
合成オッズをギリギリの採算ライン2~3倍に維持しつつ、的中率を追求するなら、この2つの買い方が良いかと思います。



▼まず、馬連5頭ボックス

これはシンプルですね。

5頭のうち、いずれか2頭が連対すれば的中です。

大穴馬を入れなければ、かなりの的中率を維持することが可能です。

また、大穴馬を入れることで、的中率は少し下がりますが、ギャンブル的な高配当の魅力が増します。



▼次に、三連複1頭軸。相手7頭

これはオーソドックスな、三連複の流し馬券です。

21点買いは、少し多いと感じる人もいるかもしれませんが、三連複なら21点は普通です。



▼軸馬は、人気馬でOKです。

むしろ、軸を人気薄にしてしまうと、「当たる買い方」ではなくなってしまうので、軸は1~3番人気から選ぶと良いでしょう。

三連複なので、的中率を維持しながら、万馬券も狙える買い方になります。

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ワイド・複勝・単勝での一番当たる買い方

▼競馬で一番当たる買い方についての考察を続けます。

先ほどは、馬連ボックスと、三連複ながしについて言及しました。

ここでは、さらに別の馬券種について考察してみます。



▼資金力がない人の、「当たる買い方」として、

ワイド1点買い

というものがあります。



▼本命サイドのワイド1点勝負ですね。

これは例えば、信頼できる1番人気がいるレース。

まず1頭は、その1番人気馬。

そしてもう1頭は、2~4番人気あたりから選ぶというスタイルです。

2~4番人気から、2頭目を選ぶときには、騎手で選ぶとさらに的中率が上がります。



▼1点なので、あまり当たらないイメージがありますが、最初の1番人気馬の信頼度が高ければ、かなり高い的中率になります。

ワイド1点勝負ですが、競馬で一番当たる買い方のひとつだと、私ブエナは考えています。



▼また、1点なので、合成オッズが下がることもなく、回収率を高く維持しやすいのも特徴です。

的中率と回収率を同時に上げることができる買い方ですね。



▼この、ワイド1点勝負は、1日のレース数が多くなる時に、特に有効に感じます。

例えば、競馬場などに行って、朝から最終レースまで勝負する場合。

最低でも、1日に12レース購入することになる。

これをまともに購入してしまうと、かなりの損失が出ます。

たまに勝つこともありますが、多くの場合、1日に12レース購入すると負けますね。



▼そこで、先ほどの「ワイド1点勝負」

これなら、12レース参戦しても、「12点」で済むわけです。

競馬で損失を出さないためには、買い目点数を出来るだけ減らすことが重要。

なので、1日の参戦レース数が多くなりそうな日は、ワイド1点勝負で買い目点数を減らすと、大負けを回避できると思います。



▼あとは、「複勝1点買い」というのも、そこそこの的中率の高さがあります。

ただ複勝だと、どうしても合成オッズが低くなってしまい、回収率が上がらないんですね。

複勝1.3倍とか当てても、1度でも不的中が出てしまうと、その利益は一気に飲まれてしまいます。



▼本日のテーマは、「競馬で一番当たる買い方」なので、回収率が低くてもいいのかもしれませんが、私はお金が減っては意味がないと思うので、複勝はあまりお勧めしません。

「ワイド1点勝負」と「複勝1点勝負」は、的中率では複勝が上。

しかし、回収率ではワイドが上になりやすいです。



▼「単勝」は、競馬で一番当たる買い方という点では、あまり適していないような気がします。

単勝は、回収率は上がりやすいと思うんですが、意外と的中率が上がらない。

あまり当たらない気がするわけです。



▼単勝3倍の馬券でも、なかなか当たらないものです。

私ブエナの感覚では、ワイド3倍を狙った方が当たりやすい気がする。

実質、的中率はそれほど差がないのかもしれませんが。



▼単勝で当たる買い方を追求すると、「単勝多点買い」ということになると思います。

しかしながら、単勝の多点買いを本命サイドでやってしまうと、回収率が全く上がらないということになります。

なので、当たる買い方を追求する場合は、やはり単勝はあまり向かないのかなと思うわけです。



▼▼尚、単勝の多点買いで回収率を上げるとしたら、「中穴馬の多点買い」が有効になります。

ただ、所詮中穴馬なので、なかなか的中しません。

なのでやはり、「競馬で一番当たる買い方」を求めるなら、単勝はちょっと違うのかなと。



▼ちなみに、的中率は度外視して、回収率だけを考えるのであれば、中穴馬の単勝は非常に効果があります。

本命サイドの馬に死角があるレースで、中穴馬の単勝を2~4頭、多点買いすると、意外なほど簡単に利益が出たりします。

ただ、これについては回収率重視の戦略なので、本日の趣旨とはちょっと違いますね。



▼さて、先ほど少し書いた「馬連5頭ボックス」について、もう少し詳しく考えてみましょう。

馬連5頭ボックスは、非常に的中率を上げやすい買い方になりますが、使い方を間違えると、大きく回収率が下がってしまいます。



▼初心者さんに多い失敗として、「1~5番人気の馬連box」という買い方があります。

これは、馬連5頭ボックスの中で、最も的中率が高い買い方になります。

でもやめたほうがいい。



▼なぜかというと、回収率が上がらないからです。

1~5番人気の馬連ボックスだと、おそらく推定回収率は70%前後になると思われます。

従って、賭け金の30%ずつ負けていくことになる。



▼いくら的中率が最大になるとしても、回収率が70%では、やる意味がないわけです。

冒頭でも書きましたが、競馬で的中率を上げるのは簡単なんです。

単純に、買い目点数を増やせばいいだけ。

ですが、的中率だけにフォーカスすると、確実にお金が減ってしまうわけです。



▼ここでも、合成オッズの概念が登場します。

私が思うに、競馬で回収率を上げるためには、払戻倍率をある程度高めに設定しなければならない。

複勝1.1倍を何度当てても、たった1回の不的中でその利益は全て吹き飛んでしまうんです。



▼本日のテーマは、競馬で1番よく当たる方法ですが、それを考えると同時に、競馬で利益を出す方法も考えなければならない。

複勝1.1倍で勝負するより、複勝2倍で勝負したほうが、手元のお金は増えやすいわけです。



▼当然ですが、複勝1.1倍の方が、圧倒的に的中率は上になります。

本日のテーマに沿って言えば、「競馬で最も当たる買い方は、複勝1.1倍の馬券を購入することである」とも言える。

ただ、それだけではお金が減る一方なので、バランスが重要ということです。



▼▼ではそれを踏まえて、高い的中率を維持しつつ、回収率も上げる買い方をさらに考えてみましょう。

次の買い方としては、「三連複6頭ボックス(20点)」です。

先程は、三連複軸1頭の形を考えてみましたが、今回はボックスになります。



▼ボックス買いのメリットは、軸馬を考える必要がない事です。

通常、三連複では、期待値が高い軸馬を探し、そこから流すことで高い回収率を狙います。

しかし、軸馬が見当たらない場合や、人気馬に死角がある場合など、box買いが有効なケースもあるわけです。



▼三連複6頭ボックスでは、私の場合は、「人気馬2頭・中穴馬4頭」くらいのバランスにすることが多いです。

これくらいのバランスだと、ちょうど的中率と回収率がいい感じに高まってきます。



▼尚、大穴馬については、的中率が大きく下がるので、馬券を当てるという目的で考えるなら、大穴馬は無視した方が良いかと思います。

もちろん、無視した大穴馬が来てしまうケースもありますが、長期的な視点で見ると、大穴馬はほとんど来ないので、切っても問題ないケースが多いです。



▼大穴馬の定義としては、「10番人気以下」という感じで、私ブエナは考えています。

特に、「13番人気以下」は、完全な大穴馬で、私はほとんど狙う事はないです。

13番人気以下が来る確率は極めて低く、来たら事故ということで諦めます。



▼「人気馬2頭・中穴馬4頭」で考える場合、人気馬は1~3番人気から選ぶ感じになります。

三連複流しだと、この軸馬選びが超重要になるわけですが、box買いだと、1~3番人気から1頭切ればいいだけなので、あまり悩まずに済むのがメリットです。

基本的には、1~2番人気を軸にする形になりますが、1~2番人気に死角がある場合は、3番人気と入れ替えて、高配当を狙うことになります。



▼▼では次に、よく当たる馬券の買い方についての具体的なデータを見てみましょう。


重賞レース。1番人気の複勝データ】2016~2021年

的中率62%
回収率83%
最高配当230円
平均配当133円



はい。
すべての馬券の中で、最も的中率が高いのが、1番人気の複勝馬券です。

その的中率は、62%になります。

全通り買いを除けば、これくらいの的中率がMAXかなというところですね。



▼そして、1番人気の複勝馬券を買い続けると、回収率は83%になります。

おそらく、一般の競馬ファンの平均回収率は50~60%だと思うので、平均を上回っています。

これは、本命サイドは控除率が低いことと、1番人気の複勝馬券は配当が低すぎるので、あまり購入する人がおらず、オッズが高めについていることが原因と思われます。



▼1番人気の複勝馬券は、調子がいい時は10連勝くらいします。

逆に、調子が悪い時は、8~9連敗もあり得ます。

「1番人気の複勝馬券なんだから、そんなに連敗するわけがない!」と、追い上げ投資などをしてしまう競馬ファンが後を絶たないわけですが、競馬は確率のゲームです。確率は偏るので、普通に連敗します。

なので、複勝馬券の追い上げは、当ブログでは非推奨です。

リスクに対して、リターンが見合っていないからですね。



▼では次のデータを見てみましょう。


重賞レース。1~5番人気の馬連ボックスデータ】2016~2021年

的中率53%
回収率75%
最高配当7950円
平均配当1409円



はい。
馬連5頭ボックスで、1~5番人気をチョイスした時のデータは上記の通りです。



▼まず、的中率は53%とかなり高い水準になっています。

1~5番人気の馬連ボックスも、1番人気の複勝馬券と同じく、最も的中率が高い買い方のひとつです。

競馬初心者さんが、よくやる買い方でもあります。



▼初心者さんなどは、「1~5番人気の馬連ボックスで、当てまくって利益を出すぞ!」と、張り切ってしまうものですが、過去5年間の重賞レースのデータでは、回収率は75%になっています。

馬連の平均還元率が77.5%であることを考えると、平均以下の数字になっています。



▼それでも回収率75%は、競馬ファンの平均よりは高いと思います。

本命サイドの馬券は、大きく負けない代わりに、プラス収支にもしにくい。

本命サイドの馬券では、回収率70~80%までは簡単に届くんですが、そこから100%を超えるのが非常に難しいわけです。

ゆえに、回収率100%を超えて、プラス収支にするには、やはり本命サイドではなく、中穴サイドを狙うのが有効だと思うわけです。


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