馬単の買い方おすすめ。馬単で儲かる考え方。1着固定・フォーメーション・マルチの馬券構成
馬単おすすめの買い方
▼本日は、馬単の買い方について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
「馬単でオススメの買い方は、馬単1着固定。2着馬相手8頭(8点)」
「あとは、馬単フォーメーション。1着2頭・2着6頭(12点)」
「上記の買い方の場合、軸は人気馬、相手ヒモ馬は人気薄の形にする」
「多点買いなので、荒れそうなレースを選んでいくことになる」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼馬単には、1着固定・2着固定・マルチなど、いくつかの買い方があります。
自由な買い方ができるのが馬単の魅力ではありますが、買い方によって勝ちやすさが違っているのも確かです。
▼私ブエナが勝ちやすいと思う馬単の買い方の例↓
・馬単1着固定。2着馬相手8頭(8点)
・馬単2着固定。1着馬相手8頭(8点)
・馬単フォーメーション。1着2頭・2着6頭(12点)
・馬単マルチ。1×7の裏表(14点)
はい。
基本的な馬単の買い方は、このような感じになります。
▼私の場合は、買い目点数を広げて、穴馬券を取りに行くスタイルなので、少し相手ヒモ馬が多いと思うかもしれませんね。
でも、これくらいの買い目点数にしても、十分にプラス回収にすることは可能です。
▼馬単の買い方の基本は、やはり「1着固定」です。
単勝期待値の高い馬を、1着に固定して、2着には中穴馬と大穴馬を敷き詰める形。
この馬券構成が、最も回収率を上げやすいと感じます。
▼馬単2着固定は、先ほどとは逆に、軸馬の単勝回収率が低いときに狙います。
馬単フォーメーションは、軸候補が2頭いて、ヒモが6頭以内に絞れる時に使います。
馬単マルチは、多用すると馬連の方が回収率が高くなるので、あくまでもピンポイントで高配当を狙いに行く時だけ使います。
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
▼馬単おすすめの買い方についての考察を続けます。
先ほどは、基本的な馬単の買い方について書いてみました。
ここでは、さらに別の買い方についても考えてみたいと思います。
▼「馬単1着固定。2着総流し」
これは、意味合い的には単勝馬券と同じになります。
なので、レース選びを工夫しないと、「単勝を買った方がマシ」ということになってしまいます。
▼「馬単1着固定。2着総流し」が威力を発揮するのは、2着がヒモ荒れする時です。
2着馬が人気馬になってしまうと、馬単総流しではトリガミになってしまう。
なので、馬単総流しを仕掛ける場合は、軸馬が明確で、かつ2着馬が人気薄になりそうなレースを選ばなければなりません。
▼ポイントとしては、軸馬の精度を求めるより、「ヒモ荒れ」が濃厚なレースを選ぶこと。
とにかく総流しでは、レースそのものが荒れてくれないと回収ができないからです。
▼なので、馬単総流しで勝負するレースは、多頭数だったり、ハンデ戦だったり、荒れそうな要素が多いレースになります。
ただ、このようなタイプのレースは、ヒモ荒れしやすいのと同時に、軸馬も惨敗してしまうケースが多いです。
軸馬が惨敗してしまうと、当然、馬単総流しは的中しないわけですが、それはある程度覚悟の上で進めていく必要があります。
▼軸馬の精度を求めると、人気馬が力を発揮しやすいレースを選択することになる。
そうなってくると、自分の軸馬だけでなく、他の人気馬も好走してしまうんですね。
その結果、1着に自分の軸馬が入ったとしても、2着に他の人気馬が入る。
これでは配当が低すぎて、総流しの賭け金を回収することができません。
▼なので、馬単総流しのポイントは、自分の軸馬の精度が低くなってもいいから、とにかく荒れそうなレースを選ぶ事なんですね。
重賞レースで言えば、ローカル開催のハンデ重賞。
新潟記念とか中日新聞杯とか小倉記念とか、たくさんあります。
このような特殊な重賞レースは、各馬の力量比較が非常に困難であり、レースそのものが荒れやすくなります。
▼さて、ここまで「馬単1着固定。2着総流し」について書いてきました。
では次に、「馬単2着固定。1着総流し」という買い方について考えてみます。
▼これは、先ほどの逆ですね。
軸馬を2着にセットして、1着馬は総流し。
こちらの買い方の方が、先ほどの買い方よりも、1発の破壊力があります。
▼もし、1着に大穴馬が来れば、的中時の配当は跳ね上がります。
その点で、ギャンブル的な魅力もあるのが、この「馬単2着固定。1着総流し」になります。
▼この買い方のポイントとしては、基本的には先ほどと同じ、荒れそうなレースを選ぶ。
後は軸馬ですが、ここでは「単勝期待値の低い馬を選ぶ」ことになります。
▼勝ち切れる馬は、単勝回収率が高く、馬単の1着固定に向いています。
しかしその半面、馬単の2着固定にはあまり向いていない。
単勝回収率の高さは、2着固定では意味をなさないからです。
▼なので、この買い方では、勝ち切れない軸馬を、2着に固定することになります。
安定的に2~3着には来るが、なかなか勝てない馬。
そのような軸馬を発見したときは、この買い方が強力な武器になります。
▼ここでのポイントは2つで、上述したような勝ち切れない軸馬を探すこと。
そして、荒れそうなレースを探すこと。
この2つの条件が両方揃った時に、馬単2着固定の総流しが有効に作用するわけです。
▼▼では次に、馬単総流しに適したレース選びについて考えてみたいと思います。
【ローズステークス2020年】
1着 リアアメリア(3番人気)
2着 ムジカ(14番人気)
馬単39230円
はい。
この年のローズステークスは、中京競馬場で行われ、しかも18頭フルゲートという、見るからに荒れそうなレース条件でした。
荒れそうなレース条件の場合、馬単総流しが威力を発揮します。
▼総流しの場合、最も重要なポイントは、当然ですが、レース選びと軸馬の選定ということになります。
総流しの場合でも、軸馬は人気馬から選ぶのが基本になります。
軸馬を人気薄にしてしまうと、的中率が極端に下がってしまうので、軸は人気馬でOKです。
▼1~3番人気から、軸馬を選び、その馬を1着固定にして、2着は総流し。
荒れそうなレースでは、このようなシンプルな戦略でも利益を出すことが可能です。
▼2020年のローズステークスは、中京競馬場でのローカル開催。
しかも、1番人気のフアナは、前走1勝クラスをギリギリで勝った馬。
信頼度は低く、レースは波乱傾向と見ることができます。
▼1番人気のフアナには不安があるので、次に2番人気のクラヴァシュドールをチェックします。
戦績を見ると、マイルでの活躍が顕著な馬で、今回の2,000メートルのローズステークスには不安がある。
よって、クラヴァシュドールも保留とします。
▼次に、3番人気のリアアメリア。
デビュー戦を、1.3秒差もつけて圧勝した素質馬で、阪神ジュベナイルフィリーズと桜花賞は、気持ちが乗らず惨敗したものの、オークスでは後方から目の覚めるような末脚。
4着とは言え、強い競馬を見せていました。
しかも、今回の中京でのローズステークスと同じ、左回りでの結果だったことも、軸馬としての後押しになります。
▼従って、軸は3番人気のリアアメリア。
この馬を1着固定にして、2着は総流しとします。
私ブエナもこのレースは、同じ買い方で100円押さえており、馬単約4万馬券を引っかけています。
ここは、軸馬さえ決まれば、簡単に高配当が取れるレースでした。
▼▼では次のケーススタディーを見てみましょう。
【福島牝馬ステークス2021年】
1着 ディアンドル(7番人気)
2着 ドナアトラエンテ(1番人気)
3着 サンクテュエール(10番人気)
馬単8140円
はい。
このレースは、牝馬限定戦で、福島牝馬ステークスなのに新潟競馬場での開催という、見るからに荒れそうなレースでした。
▼このようなレースで馬単を狙う場合のオススメの買い方は、馬単総流しか、馬単マルチになります。
このレースは、8番人気まででオッズ断層があったので、総流しよりマルチに向いているレースと言えます。
馬単マルチで勝負する場合、1着に人気薄が入ってくることを期待することになります。
この2021年の福島牝馬ステークスは、ローカル開催の牝馬限定戦ということで、人気薄が勝つ可能性が高かった。
そのためここでは、馬単マルチがベター、ということになります。
▼次に、軸馬を決めます。
軸も簡単に決まるレースで、1番人気のドナアトラエンテと2番人気のパラスアテナとの間には、明確なオッズ断層がありました。
単勝オッズは、3.1倍と5.4倍でそれほどの差は無かったんですが、馬連や三連複のオッズを分析していくと、はっきりとオッズ断層があったわけです。
このような場合は、その1番人気馬が連対する確率が高くなります。
▼また、1番人気のドナアトラエンテは、前走、重賞レースの中山牝馬ステークスで1番人気に支持されて9着。
負けはしたものの、「前走1番人気」というのは、期待値の高い条件であり、狙い目となります。
多くの競馬ファンは、「前走の着順」ばかり見る傾向にありますが、「前走の人気」を見ることができるようになると、馬券戦略の幅が広がりますね。
▼また、このドナアトラエンテは、ここまでのすべてのレースで1番人気に支持されていました。
このように、常に人気になる馬は、出世する確率が高いです。
断然人気になる回数が多ければ多いほど、潜在能力は高いと言えます。
▼ということで、福島牝馬ステークスの話に戻りますが、馬単マルチの軸は、ドナアトラエンテで良い。
相手ヒモ馬は、当ブログでいつも書いているように、4~9番人気の中穴馬を狙います。
▼最終的な馬券構成の形は、
軸
ドナアトラエンテ(1番人気)
相手ヒモ馬
4~9番人気馬(6頭)
馬単マルチ12点買い
という感じになります。
▼結果は、7番人気のディアンドルが逃げ切り、2着に1番人気のドナアトラエンテ。
ハナ差で好配当ゲットとなりました。
このレースのポイントは、牝馬限定戦と新潟開催で、ヒモ荒れ濃厚だったこと。
そして、ヒモは8番人気まででオッズ断層があったこと。
さらに、1番人気のドナアトラエンテの下にもオッズ断層があったこと。
ここまで材料を揃えることができれば、1番人気からの馬単マルチで、8140円が簡単に的中できたわけですね。
▼▼では次のケーススタディーを見てみましょう。
【セントライト記念2021年】
1着 アサマノイタズラ(9番人気)
2着 ソーヴァリアント(2番人気)
3着 オーソクレース(5番人気)
馬単25320円
はい。
このレースも、先ほどと全く同じパターンで、馬単の253倍が的中できたレースでした。
▼まず、出走頭数は14頭と、まずまず手ごろな頭数。
オッズを見ると、8番人気まででオッズ断層がある。
ヒモ馬は、ある程度、絞り込めるということになるので、馬単総流しより、馬単マルチ向きのレースと言えます。
▼では、軸馬の選定に入ります。
まず、 1番人気は、タイトルホルダー。
皐月賞2着、ダービー6着の実績は最上位で、つい軸馬にしたくなるタイプ。
ただ、オッズをチェックしてみると、単勝は2.9倍とギリギリ購入できるオッズですが、2連・3連系の馬券は、過剰人気になっていました。
過剰人気の馬を軸にしてしまうと、的中率は上がりますが、プラス収支にしにくくなります。
もしこれが、12頭立て以下の少頭数のレースなら、タイトルホルダーを軸にしてもいいんですが、今回は14頭立てなので、オッズが低すぎると見て、別の馬を軸にします。
▼2番人気と3番人気のオッズを見ると、2番人気まででオッズ断層があるのが分かります。
能力差が明白なので、このような場合は、2番人気馬を軸馬とします。
2番人気のソーヴァリアントは、夏の北海道で連勝してきた馬で、どちらも圧勝。
重賞実績が無いのがネックですが、1番人気のタイトルホルダーが過剰人気のため、2番人気のソーヴァリアントを軸にします。
▼軸が決まれば、もう買い目は決まったも同然です。
いつも通り、相手ヒモ馬は4~9番人気を中心に考える。
馬券構成は下記の通りです
馬単軸1頭マルチ
軸馬
2番人気ソーヴァリアント
相手ヒモ馬
4~9番人気(12点買い)
という感じですね。
▼結果は、軸馬のソーヴァリアントが先行して粘りこみ、2着。
勝ったのは9番人気のアサマノイタズラ。
1着に人気薄が入ったことで、馬単の配当は跳ね上がり、25320円ゲットとなりました。
12点買いだったので、100円で購入しても、1200円が25320円になり、レース回収率は2110%の完勝となりました。
▼このレースのポイントは、1番人気のタイトルホルダーが過剰人気だったこと。
相手ヒモ馬が、8番人気までのオッズ断層を形成していたこと。
この2点に気づくことができれば、後はシンプルな馬券構成で、馬単の高配当を的中できたレースでしたね。
馬券で勝つには、馬券知識を増やすしかない。
ちなみに、私(ブエナ)が馬券知識を学んだのは、
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▼本日は、馬単の買い方について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
「馬単でオススメの買い方は、馬単1着固定。2着馬相手8頭(8点)」
「あとは、馬単フォーメーション。1着2頭・2着6頭(12点)」
「上記の買い方の場合、軸は人気馬、相手ヒモ馬は人気薄の形にする」
「多点買いなので、荒れそうなレースを選んでいくことになる」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼馬単には、1着固定・2着固定・マルチなど、いくつかの買い方があります。
自由な買い方ができるのが馬単の魅力ではありますが、買い方によって勝ちやすさが違っているのも確かです。
▼私ブエナが勝ちやすいと思う馬単の買い方の例↓
・馬単1着固定。2着馬相手8頭(8点)
・馬単2着固定。1着馬相手8頭(8点)
・馬単フォーメーション。1着2頭・2着6頭(12点)
・馬単マルチ。1×7の裏表(14点)
はい。
基本的な馬単の買い方は、このような感じになります。
▼私の場合は、買い目点数を広げて、穴馬券を取りに行くスタイルなので、少し相手ヒモ馬が多いと思うかもしれませんね。
でも、これくらいの買い目点数にしても、十分にプラス回収にすることは可能です。
▼馬単の買い方の基本は、やはり「1着固定」です。
単勝期待値の高い馬を、1着に固定して、2着には中穴馬と大穴馬を敷き詰める形。
この馬券構成が、最も回収率を上げやすいと感じます。
▼馬単2着固定は、先ほどとは逆に、軸馬の単勝回収率が低いときに狙います。
馬単フォーメーションは、軸候補が2頭いて、ヒモが6頭以内に絞れる時に使います。
馬単マルチは、多用すると馬連の方が回収率が高くなるので、あくまでもピンポイントで高配当を狙いに行く時だけ使います。
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馬単の総流しで利益を出す方法
▼馬単おすすめの買い方についての考察を続けます。
先ほどは、基本的な馬単の買い方について書いてみました。
ここでは、さらに別の買い方についても考えてみたいと思います。
▼「馬単1着固定。2着総流し」
これは、意味合い的には単勝馬券と同じになります。
なので、レース選びを工夫しないと、「単勝を買った方がマシ」ということになってしまいます。
▼「馬単1着固定。2着総流し」が威力を発揮するのは、2着がヒモ荒れする時です。
2着馬が人気馬になってしまうと、馬単総流しではトリガミになってしまう。
なので、馬単総流しを仕掛ける場合は、軸馬が明確で、かつ2着馬が人気薄になりそうなレースを選ばなければなりません。
▼ポイントとしては、軸馬の精度を求めるより、「ヒモ荒れ」が濃厚なレースを選ぶこと。
とにかく総流しでは、レースそのものが荒れてくれないと回収ができないからです。
▼なので、馬単総流しで勝負するレースは、多頭数だったり、ハンデ戦だったり、荒れそうな要素が多いレースになります。
ただ、このようなタイプのレースは、ヒモ荒れしやすいのと同時に、軸馬も惨敗してしまうケースが多いです。
軸馬が惨敗してしまうと、当然、馬単総流しは的中しないわけですが、それはある程度覚悟の上で進めていく必要があります。
▼軸馬の精度を求めると、人気馬が力を発揮しやすいレースを選択することになる。
そうなってくると、自分の軸馬だけでなく、他の人気馬も好走してしまうんですね。
その結果、1着に自分の軸馬が入ったとしても、2着に他の人気馬が入る。
これでは配当が低すぎて、総流しの賭け金を回収することができません。
▼なので、馬単総流しのポイントは、自分の軸馬の精度が低くなってもいいから、とにかく荒れそうなレースを選ぶ事なんですね。
重賞レースで言えば、ローカル開催のハンデ重賞。
新潟記念とか中日新聞杯とか小倉記念とか、たくさんあります。
このような特殊な重賞レースは、各馬の力量比較が非常に困難であり、レースそのものが荒れやすくなります。
▼さて、ここまで「馬単1着固定。2着総流し」について書いてきました。
では次に、「馬単2着固定。1着総流し」という買い方について考えてみます。
▼これは、先ほどの逆ですね。
軸馬を2着にセットして、1着馬は総流し。
こちらの買い方の方が、先ほどの買い方よりも、1発の破壊力があります。
▼もし、1着に大穴馬が来れば、的中時の配当は跳ね上がります。
その点で、ギャンブル的な魅力もあるのが、この「馬単2着固定。1着総流し」になります。
▼この買い方のポイントとしては、基本的には先ほどと同じ、荒れそうなレースを選ぶ。
後は軸馬ですが、ここでは「単勝期待値の低い馬を選ぶ」ことになります。
▼勝ち切れる馬は、単勝回収率が高く、馬単の1着固定に向いています。
しかしその半面、馬単の2着固定にはあまり向いていない。
単勝回収率の高さは、2着固定では意味をなさないからです。
▼なので、この買い方では、勝ち切れない軸馬を、2着に固定することになります。
安定的に2~3着には来るが、なかなか勝てない馬。
そのような軸馬を発見したときは、この買い方が強力な武器になります。
▼ここでのポイントは2つで、上述したような勝ち切れない軸馬を探すこと。
そして、荒れそうなレースを探すこと。
この2つの条件が両方揃った時に、馬単2着固定の総流しが有効に作用するわけです。
▼▼では次に、馬単総流しに適したレース選びについて考えてみたいと思います。
【ローズステークス2020年】
1着 リアアメリア(3番人気)
2着 ムジカ(14番人気)
馬単39230円
はい。
この年のローズステークスは、中京競馬場で行われ、しかも18頭フルゲートという、見るからに荒れそうなレース条件でした。
荒れそうなレース条件の場合、馬単総流しが威力を発揮します。
▼総流しの場合、最も重要なポイントは、当然ですが、レース選びと軸馬の選定ということになります。
総流しの場合でも、軸馬は人気馬から選ぶのが基本になります。
軸馬を人気薄にしてしまうと、的中率が極端に下がってしまうので、軸は人気馬でOKです。
▼1~3番人気から、軸馬を選び、その馬を1着固定にして、2着は総流し。
荒れそうなレースでは、このようなシンプルな戦略でも利益を出すことが可能です。
▼2020年のローズステークスは、中京競馬場でのローカル開催。
しかも、1番人気のフアナは、前走1勝クラスをギリギリで勝った馬。
信頼度は低く、レースは波乱傾向と見ることができます。
▼1番人気のフアナには不安があるので、次に2番人気のクラヴァシュドールをチェックします。
戦績を見ると、マイルでの活躍が顕著な馬で、今回の2,000メートルのローズステークスには不安がある。
よって、クラヴァシュドールも保留とします。
▼次に、3番人気のリアアメリア。
デビュー戦を、1.3秒差もつけて圧勝した素質馬で、阪神ジュベナイルフィリーズと桜花賞は、気持ちが乗らず惨敗したものの、オークスでは後方から目の覚めるような末脚。
4着とは言え、強い競馬を見せていました。
しかも、今回の中京でのローズステークスと同じ、左回りでの結果だったことも、軸馬としての後押しになります。
▼従って、軸は3番人気のリアアメリア。
この馬を1着固定にして、2着は総流しとします。
私ブエナもこのレースは、同じ買い方で100円押さえており、馬単約4万馬券を引っかけています。
ここは、軸馬さえ決まれば、簡単に高配当が取れるレースでした。
▼▼では次のケーススタディーを見てみましょう。
【福島牝馬ステークス2021年】
1着 ディアンドル(7番人気)
2着 ドナアトラエンテ(1番人気)
3着 サンクテュエール(10番人気)
馬単8140円
はい。
このレースは、牝馬限定戦で、福島牝馬ステークスなのに新潟競馬場での開催という、見るからに荒れそうなレースでした。
▼このようなレースで馬単を狙う場合のオススメの買い方は、馬単総流しか、馬単マルチになります。
このレースは、8番人気まででオッズ断層があったので、総流しよりマルチに向いているレースと言えます。
馬単マルチで勝負する場合、1着に人気薄が入ってくることを期待することになります。
この2021年の福島牝馬ステークスは、ローカル開催の牝馬限定戦ということで、人気薄が勝つ可能性が高かった。
そのためここでは、馬単マルチがベター、ということになります。
▼次に、軸馬を決めます。
軸も簡単に決まるレースで、1番人気のドナアトラエンテと2番人気のパラスアテナとの間には、明確なオッズ断層がありました。
単勝オッズは、3.1倍と5.4倍でそれほどの差は無かったんですが、馬連や三連複のオッズを分析していくと、はっきりとオッズ断層があったわけです。
このような場合は、その1番人気馬が連対する確率が高くなります。
▼また、1番人気のドナアトラエンテは、前走、重賞レースの中山牝馬ステークスで1番人気に支持されて9着。
負けはしたものの、「前走1番人気」というのは、期待値の高い条件であり、狙い目となります。
多くの競馬ファンは、「前走の着順」ばかり見る傾向にありますが、「前走の人気」を見ることができるようになると、馬券戦略の幅が広がりますね。
▼また、このドナアトラエンテは、ここまでのすべてのレースで1番人気に支持されていました。
このように、常に人気になる馬は、出世する確率が高いです。
断然人気になる回数が多ければ多いほど、潜在能力は高いと言えます。
▼ということで、福島牝馬ステークスの話に戻りますが、馬単マルチの軸は、ドナアトラエンテで良い。
相手ヒモ馬は、当ブログでいつも書いているように、4~9番人気の中穴馬を狙います。
▼最終的な馬券構成の形は、
軸
ドナアトラエンテ(1番人気)
相手ヒモ馬
4~9番人気馬(6頭)
馬単マルチ12点買い
という感じになります。
▼結果は、7番人気のディアンドルが逃げ切り、2着に1番人気のドナアトラエンテ。
ハナ差で好配当ゲットとなりました。
このレースのポイントは、牝馬限定戦と新潟開催で、ヒモ荒れ濃厚だったこと。
そして、ヒモは8番人気まででオッズ断層があったこと。
さらに、1番人気のドナアトラエンテの下にもオッズ断層があったこと。
ここまで材料を揃えることができれば、1番人気からの馬単マルチで、8140円が簡単に的中できたわけですね。
▼▼では次のケーススタディーを見てみましょう。
【セントライト記念2021年】
1着 アサマノイタズラ(9番人気)
2着 ソーヴァリアント(2番人気)
3着 オーソクレース(5番人気)
馬単25320円
はい。
このレースも、先ほどと全く同じパターンで、馬単の253倍が的中できたレースでした。
▼まず、出走頭数は14頭と、まずまず手ごろな頭数。
オッズを見ると、8番人気まででオッズ断層がある。
ヒモ馬は、ある程度、絞り込めるということになるので、馬単総流しより、馬単マルチ向きのレースと言えます。
▼では、軸馬の選定に入ります。
まず、 1番人気は、タイトルホルダー。
皐月賞2着、ダービー6着の実績は最上位で、つい軸馬にしたくなるタイプ。
ただ、オッズをチェックしてみると、単勝は2.9倍とギリギリ購入できるオッズですが、2連・3連系の馬券は、過剰人気になっていました。
過剰人気の馬を軸にしてしまうと、的中率は上がりますが、プラス収支にしにくくなります。
もしこれが、12頭立て以下の少頭数のレースなら、タイトルホルダーを軸にしてもいいんですが、今回は14頭立てなので、オッズが低すぎると見て、別の馬を軸にします。
▼2番人気と3番人気のオッズを見ると、2番人気まででオッズ断層があるのが分かります。
能力差が明白なので、このような場合は、2番人気馬を軸馬とします。
2番人気のソーヴァリアントは、夏の北海道で連勝してきた馬で、どちらも圧勝。
重賞実績が無いのがネックですが、1番人気のタイトルホルダーが過剰人気のため、2番人気のソーヴァリアントを軸にします。
▼軸が決まれば、もう買い目は決まったも同然です。
いつも通り、相手ヒモ馬は4~9番人気を中心に考える。
馬券構成は下記の通りです
馬単軸1頭マルチ
軸馬
2番人気ソーヴァリアント
相手ヒモ馬
4~9番人気(12点買い)
という感じですね。
▼結果は、軸馬のソーヴァリアントが先行して粘りこみ、2着。
勝ったのは9番人気のアサマノイタズラ。
1着に人気薄が入ったことで、馬単の配当は跳ね上がり、25320円ゲットとなりました。
12点買いだったので、100円で購入しても、1200円が25320円になり、レース回収率は2110%の完勝となりました。
▼このレースのポイントは、1番人気のタイトルホルダーが過剰人気だったこと。
相手ヒモ馬が、8番人気までのオッズ断層を形成していたこと。
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