国分恭介騎手のデータ傾向と回収率~成績からの狙い目と買い方
国分恭介(こくぶんきょうすけ)ジョッキーデータと特徴・得意条件
▼本日は、国分騎手のデータと狙い方・買い方について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
▼まず、私が2010年までさかのぼって、国分騎手のデータ(2010年~2018年1月)を見ていて感じたこと↓
・平均単勝回収率は66%と平凡以下。ただ、複勝回収率は79%なので悪くはない。
・3着が多い印象。
・特にダートでは、単勝回収率61%・複勝回収率86%と大きな差がある。ダートでは特に3着が多く、いい騎乗だが勝ち切れない感じ。
・人気別に見ると、「5~9番人気」の中穴成績が良い感じ。単勝回収率96%・複勝回収率90%と素晴らしい数字。国分恭介騎手は、中穴のヒモで狙っていくと、回収率を上げやすいかと。
・1~3番人気は、単勝回収率77%・複勝回収率81%と悪くない。平均的な成績。
・国分恭介騎手の平均単勝回収率を下げている原因は、乗っている馬が弱いことだと思われる。もっと1~9番人気の騎乗が増えれば、さらに回収率が上がる騎手だと思う。
・クラス別に見ると、重賞レースの成績がかなり悪い。単勝回収率6%・複勝回収率20%と、今のところは手出し無用。
・競馬場別に見ると、「裏開催」で、単勝回収率98%・複勝回収率94%と素晴らしい成績。中央開催より裏開催で狙いたい騎手。
・競走番号別に見ると、メインレースの第11レースだけ、異常に成績が悪い。回収率20~30%しかない。メインレースでは手を出しにくい感じ。
・最終第12レースの複勝回収率が、93%と優秀。最終レースで人気薄を3着に持ってくることが多い。
・年度別に見ると、2016年あたりから回収率が上がってきている。良い馬さえ集まれば、これから楽しみな騎手。
はい。
私ブエナの観点でデータを眺めていると、このような印象を受けました。
では、具体的に見ていきたいと思います。
▼まずは2010年からの、すべての成績を見てみます。
国分恭介騎手データ(2010年~2018年1月)
5066レース騎乗
勝率4.0%
連対率8.1%
複勝率14.4%
単勝回収率66%
複勝回収率79%
はい。
では、ここから馬券に使えそうなデータを抽出・分析してみたいと思います。
▼国分恭介騎手。
重賞レースでは、2010年に牝馬のテイエムオーロラとのコンビで大活躍。
府中牝馬ステークスを逃げ切り、重賞制覇。
ただ、これ以外は大きなレースでの活躍はなく、2014年~2017年は重賞レースで馬券にすらなっていない。
2018年に、久々にマーメイドステークスを制覇。10番人気のアンドリエッテ。これはお見事。
そんな国分騎手。
馬券では儲かるのか?
▼私ブエナの印象では、
「国分騎手は、3着が多い印象。1着固定で狙うと回収率が上げにくいと思う。ただ、5~9番人気の中穴ゾーンなら、単勝回収率96%と優秀な成績。裏開催で活躍する騎手なので、中央開催や重賞レースでは利益を出しにくい気がする。」
という感じ。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼まず、国分恭介騎手の平均単勝回収率は66%なので、これだけ見ると儲からない騎手に見える。
ただ、複勝回収率は79%であり、勝ちきれないが3~4着には持ってくる騎乗スタイルとも言えるかと。
▼3着が多くなりがちなので、三連複やワイドで狙っていくと、回収率を上げやすいと思う。
逆に、三連単や馬単で1着固定にすると、思ったように来てくれない。
▼国分恭介騎手の狙い目として、「5~9番人気の中穴ゾーン」がある。
あくまでも私ブエナの印象ですが、国分騎手は大穴馬で狙うより、中穴馬で狙う方が、回収率を上げやすい印象。
「5~9番人気」なら、単勝回収率96%・複勝回収率90%
これだけの数字があれば、三連複やワイドのヒモで利益を出せる。
▼重賞レースでは、単勝回収率6%・複勝回収率20%と、まったく狙えない状況になっています。今のところは。
それに対して、「裏開催」は、単勝回収率98%・複勝回収率94%
これは素晴らしいです。
裏開催というのは、東京、中山、京都、阪神の中央開催の裏で開催される、ローカル競馬場のレースですね。
国分騎手は、この裏開催で狙っていくと、スムーズに回収率を上げていける印象です。
▼パッと見の回収率的にはそれほど優秀とは言えませんが、よくよく見ると、乗っている馬が弱いだけとも言える。
これから良い馬に恵まれれば、飛躍していける腕はあると思いますね。
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
▼国分騎手のデータについての考察を続けます。
ここでは重賞レースに絞って分析してみます。
国分騎手データ
重賞レース
2010~2018.10
単勝回収率22%
複勝回収率23%
はい。
2018年に10番人気で勝ったデータを含めても、この数字にしかならないのは厳しい。
重賞レースでは、ほぼ用無しの状態です。
▼1~5番人気に限定しても、
単勝回収率47%・複勝回収率60%
なので、乗っている馬が弱いという言い訳もしにくいところ。
▼国分騎手の重賞レースデータは、サンプル数が少なすぎて使いにくいところもあります。
狙いどころがない。
10番人気で2回連対していますが、常に大穴狙いしても、平均回収率が上記の通りなので、なかなか利益を出すのは難しいと思います。
▼しいて言えば、「牝馬限定戦」の回収率が高めになっています。
単勝回収率103%・複勝回収率74%
ここは狙い目ですね。
10番人気で2回馬券になったのも、どちらも牝馬限定戦でした。
2018年のアンドリエッテと、2013年のアグネスワルツですね。どちらもマーメイドステークス。
テイエムオーロラで活躍した重賞レースも、牝馬限定戦でした。
▼ちなみに、テイエムオーロラとアグネスワルツは、逃げでの好走。
国分騎手に限らずですが、逃げ・先行馬の方が、回収率は上げやすい印象です。
▼あとは、「ハンデ戦」での好走も何度かあります。
ただこれは、牝馬限定戦と重複するので、特に目立ったデータという感じはしません。
斤量的には、国分騎手は「53キロ以下」の軽量馬で好走する傾向にあります。
▼では次に、さらにデータ期間を更新して分析してみましょう。
【国分恭介騎手データ】2015~2020年
全レース⇒単勝回収率82%・複勝回収率88%
重賞レース⇒単勝回収率32%・複勝回収率26%
平場⇒単勝回収率77%・複勝回収率89%
特別戦⇒単勝回収率99%・複勝回収率84%
ハンデ戦⇒単勝回収率109%・複勝回収率82%
牝馬限定戦⇒単勝回収率133%・複勝回収率101%
1~2番人気⇒単勝回収率76%・複勝回収率81%
1~3番人気⇒単勝回収率66%・複勝回収率76%
▼まず、全レースの回収率は、単勝回収率82%・複勝回収率88%と、前回の集計期間より、優秀な成績になりました。
これは、2018年が好調で、単勝回収率117%・複勝回収率99%だったからです。
ではここから、さらに国分恭介騎手の狙い目を探っていきましょう。
▼重賞レースの回収率は、単勝回収率32%・複勝回収率26%と、相変わらずかなり低い水準です。
上記の5年間では、重賞レースで連対したのは、2018年マーメイドステークスのアンドリエッテのみ(10番人気1着)
5年間で53回、重賞レースに騎乗して、連対は1回ということです。
3着も1回だけで、重賞レースでは、国分恭介騎手は狙わない方が良さそうです。
▼では次に、平場の成績を見てみましょう。
単勝回収率77%・複勝回収率89%と、複勝回収率が非常に優秀になっています。
これは、平場で中穴馬~大穴馬での激走が多いからであり、この時の回収率は、
・国分恭介騎手。平場。8~14番人気⇒単勝回収率95%・複勝回収率109%
という感じで、かなり優秀な成績になっています。
▼このことから、国分恭介騎手で利益を出すための1つのポイントとして、
「国分恭介騎手が、平場で8~14番人気あたりだったら、2~3着のヒモとして追加する」
という戦略が有効になります。
平場というのは、レース名がついていないレースです。
主に、第1~8レースになることが多いですね。
▼また、国分恭介騎手は、平場で大穴馬を勝たせるケースも多いです。
そのため、大穴馬の単勝回収率は、
・国分恭介騎手。平場。12~14番人気⇒単勝回収率144%・複勝回収率103%
という感じで、余裕でプラスになっています。
大穴馬の単勝に関しては、的中率がかなり低いので、あまり積極的に狙っていく部分ではないんですが、頭に入れておくと、大穴馬券が引っかかる確率が高くなると思います。
▼では次に、国分恭介騎手が、平場で「人気馬」に騎乗した時の成績も見てみましょう。
・国分恭介騎手。平場。1~2番人気⇒単勝回収率65%・複勝回収率78%
・国分恭介騎手。平場。1~3番人気⇒単勝回収率62%・複勝回収率74%
はい。
人気馬では、回収率は低めになっています。
国分恭介騎手は、人気で軸として狙っていくより、人気薄でヒモとして狙っていく方が、回収率は上げやすいと考えられます。
▼あと、平場の狙い目としては、中穴馬の複勝回収率が高いという点が挙げられます。
・国分恭介騎手。平場。4~9番人気⇒単勝回収率78%・複勝回収率99%
このように、単勝回収率は普通ですが、複勝回収率が99%もあるので、国分恭介騎手が中穴のとき、三連複や馬連のヒモに入れておくと、回収率が上がりやすくなります。
▼中穴と大穴の回収率を合算してみます。
・国分恭介騎手。平場。4~14番人気⇒単勝回収率91%・複勝回収率101%
はい。
「平場で4~14番人気の時、2~3着狙いのヒモにする」というのが、国分恭介騎手の狙い目の1つとなると思います。
▼▼では次に、国分恭介騎手の過去5年間のクラス別成績を見てみます。
【国分恭騎手。クラス別データ】2016~2020年。2288レース分析
新馬⇒単勝回収率132%・複勝回収率76%
未勝利⇒単勝回収率101%・複勝回収率81%
1勝クラス⇒単勝回収率69%・複勝回収率104%
2勝クラス⇒単勝回収率52%・複勝回収率93%
3勝クラス⇒単勝回収率25%・複勝回収率53%
オープン特別⇒単勝回収率82%・複勝回収率78%
リステッド競走⇒単勝回収率21%・複勝回収率78%
G3⇒単勝回収率77%・複勝回収率63%
G2⇒単勝回収率0%・複勝回収率0%
G1⇒単勝回収率0%・複勝回収率0%
重賞トータル⇒単勝回収率40%・複勝回収率33%
牝馬限定戦⇒単勝回収率162%・複勝回収率105%
ハンデ戦⇒単勝回収率85%・複勝回収率89%
2歳3歳限定戦の1勝クラス⇒単勝回収率40%・複勝回収率151%
平場⇒単勝回収率83%・複勝回収率88%
特別戦⇒単勝回収率77%・複勝回収率76%
はい。
過去5年間の、国分恭介騎手のクラス別成績は上記のようになります。
▼このデータから国分恭介騎手の狙い目を考えてみると、まず、新馬戦と未勝利戦の単勝回収率がどちらも100%を超えています。
これは、人気のない馬で勝つからです。
新馬戦の単勝平均は3,506円。
未勝利戦の単勝平均は2,256円。
このように、国分恭介騎手は新馬戦と未勝利戦で、人気薄を勝たせる傾向にあるので、午前中のレースから参戦する人は、国分恭介騎手の単勝や、馬単・三連単の1着固定で、少額で大穴狙いするのも面白いかと思います。
▼では次に、牝馬限定戦ですが、国分恭介騎手はなぜか牝馬限定戦の回収率が異常に高いです。
単勝回収率162%・複勝回収率105%と、素晴らしい回収率になっています。
サンプル数は、315レースあるので、単なる確率の偏りとも言い切れません。
▼国分恭介騎手が、牝馬限定戦で回収率が高いのは、中穴馬~大穴馬を勝たせるからです。
例えばこのようなデータ↓
【国分恭介騎手。牝馬限定戦】
5~13番人気⇒単勝回収率223%・複勝回収率138%
はい。
ものすごい回収率になっています。
かなり頻繁に人気薄を勝たせているので、これは一応マークが必要でしょう。
国分恭介騎手が、牝馬限定戦で5~13番人気あたりの人気薄に騎乗しているときは、すべての馬券種で注意が必要です。
馬券で勝つには、馬券知識を増やすしかない。
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▼本日は、国分騎手のデータと狙い方・買い方について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
▼まず、私が2010年までさかのぼって、国分騎手のデータ(2010年~2018年1月)を見ていて感じたこと↓
・平均単勝回収率は66%と平凡以下。ただ、複勝回収率は79%なので悪くはない。
・3着が多い印象。
・特にダートでは、単勝回収率61%・複勝回収率86%と大きな差がある。ダートでは特に3着が多く、いい騎乗だが勝ち切れない感じ。
・人気別に見ると、「5~9番人気」の中穴成績が良い感じ。単勝回収率96%・複勝回収率90%と素晴らしい数字。国分恭介騎手は、中穴のヒモで狙っていくと、回収率を上げやすいかと。
・1~3番人気は、単勝回収率77%・複勝回収率81%と悪くない。平均的な成績。
・国分恭介騎手の平均単勝回収率を下げている原因は、乗っている馬が弱いことだと思われる。もっと1~9番人気の騎乗が増えれば、さらに回収率が上がる騎手だと思う。
・クラス別に見ると、重賞レースの成績がかなり悪い。単勝回収率6%・複勝回収率20%と、今のところは手出し無用。
・競馬場別に見ると、「裏開催」で、単勝回収率98%・複勝回収率94%と素晴らしい成績。中央開催より裏開催で狙いたい騎手。
・競走番号別に見ると、メインレースの第11レースだけ、異常に成績が悪い。回収率20~30%しかない。メインレースでは手を出しにくい感じ。
・最終第12レースの複勝回収率が、93%と優秀。最終レースで人気薄を3着に持ってくることが多い。
・年度別に見ると、2016年あたりから回収率が上がってきている。良い馬さえ集まれば、これから楽しみな騎手。
はい。
私ブエナの観点でデータを眺めていると、このような印象を受けました。
では、具体的に見ていきたいと思います。
▼まずは2010年からの、すべての成績を見てみます。
国分恭介騎手データ(2010年~2018年1月)
5066レース騎乗
勝率4.0%
連対率8.1%
複勝率14.4%
単勝回収率66%
複勝回収率79%
はい。
では、ここから馬券に使えそうなデータを抽出・分析してみたいと思います。
▼国分恭介騎手。
重賞レースでは、2010年に牝馬のテイエムオーロラとのコンビで大活躍。
府中牝馬ステークスを逃げ切り、重賞制覇。
ただ、これ以外は大きなレースでの活躍はなく、2014年~2017年は重賞レースで馬券にすらなっていない。
2018年に、久々にマーメイドステークスを制覇。10番人気のアンドリエッテ。これはお見事。
そんな国分騎手。
馬券では儲かるのか?
▼私ブエナの印象では、
「国分騎手は、3着が多い印象。1着固定で狙うと回収率が上げにくいと思う。ただ、5~9番人気の中穴ゾーンなら、単勝回収率96%と優秀な成績。裏開催で活躍する騎手なので、中央開催や重賞レースでは利益を出しにくい気がする。」
という感じ。
(あくまで私ブエナの見解です)
▼まず、国分恭介騎手の平均単勝回収率は66%なので、これだけ見ると儲からない騎手に見える。
ただ、複勝回収率は79%であり、勝ちきれないが3~4着には持ってくる騎乗スタイルとも言えるかと。
▼3着が多くなりがちなので、三連複やワイドで狙っていくと、回収率を上げやすいと思う。
逆に、三連単や馬単で1着固定にすると、思ったように来てくれない。
▼国分恭介騎手の狙い目として、「5~9番人気の中穴ゾーン」がある。
あくまでも私ブエナの印象ですが、国分騎手は大穴馬で狙うより、中穴馬で狙う方が、回収率を上げやすい印象。
「5~9番人気」なら、単勝回収率96%・複勝回収率90%
これだけの数字があれば、三連複やワイドのヒモで利益を出せる。
▼重賞レースでは、単勝回収率6%・複勝回収率20%と、まったく狙えない状況になっています。今のところは。
それに対して、「裏開催」は、単勝回収率98%・複勝回収率94%
これは素晴らしいです。
裏開催というのは、東京、中山、京都、阪神の中央開催の裏で開催される、ローカル競馬場のレースですね。
国分騎手は、この裏開催で狙っていくと、スムーズに回収率を上げていける印象です。
▼パッと見の回収率的にはそれほど優秀とは言えませんが、よくよく見ると、乗っている馬が弱いだけとも言える。
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私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
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国分騎手は、牝馬限定戦と軽量馬で狙う
▼国分騎手のデータについての考察を続けます。
ここでは重賞レースに絞って分析してみます。
国分騎手データ
重賞レース
2010~2018.10
単勝回収率22%
複勝回収率23%
はい。
2018年に10番人気で勝ったデータを含めても、この数字にしかならないのは厳しい。
重賞レースでは、ほぼ用無しの状態です。
▼1~5番人気に限定しても、
単勝回収率47%・複勝回収率60%
なので、乗っている馬が弱いという言い訳もしにくいところ。
▼国分騎手の重賞レースデータは、サンプル数が少なすぎて使いにくいところもあります。
狙いどころがない。
10番人気で2回連対していますが、常に大穴狙いしても、平均回収率が上記の通りなので、なかなか利益を出すのは難しいと思います。
▼しいて言えば、「牝馬限定戦」の回収率が高めになっています。
単勝回収率103%・複勝回収率74%
ここは狙い目ですね。
10番人気で2回馬券になったのも、どちらも牝馬限定戦でした。
2018年のアンドリエッテと、2013年のアグネスワルツですね。どちらもマーメイドステークス。
テイエムオーロラで活躍した重賞レースも、牝馬限定戦でした。
▼ちなみに、テイエムオーロラとアグネスワルツは、逃げでの好走。
国分騎手に限らずですが、逃げ・先行馬の方が、回収率は上げやすい印象です。
▼あとは、「ハンデ戦」での好走も何度かあります。
ただこれは、牝馬限定戦と重複するので、特に目立ったデータという感じはしません。
斤量的には、国分騎手は「53キロ以下」の軽量馬で好走する傾向にあります。
▼では次に、さらにデータ期間を更新して分析してみましょう。
【国分恭介騎手データ】2015~2020年
全レース⇒単勝回収率82%・複勝回収率88%
重賞レース⇒単勝回収率32%・複勝回収率26%
平場⇒単勝回収率77%・複勝回収率89%
特別戦⇒単勝回収率99%・複勝回収率84%
ハンデ戦⇒単勝回収率109%・複勝回収率82%
牝馬限定戦⇒単勝回収率133%・複勝回収率101%
1~2番人気⇒単勝回収率76%・複勝回収率81%
1~3番人気⇒単勝回収率66%・複勝回収率76%
▼まず、全レースの回収率は、単勝回収率82%・複勝回収率88%と、前回の集計期間より、優秀な成績になりました。
これは、2018年が好調で、単勝回収率117%・複勝回収率99%だったからです。
ではここから、さらに国分恭介騎手の狙い目を探っていきましょう。
▼重賞レースの回収率は、単勝回収率32%・複勝回収率26%と、相変わらずかなり低い水準です。
上記の5年間では、重賞レースで連対したのは、2018年マーメイドステークスのアンドリエッテのみ(10番人気1着)
5年間で53回、重賞レースに騎乗して、連対は1回ということです。
3着も1回だけで、重賞レースでは、国分恭介騎手は狙わない方が良さそうです。
▼では次に、平場の成績を見てみましょう。
単勝回収率77%・複勝回収率89%と、複勝回収率が非常に優秀になっています。
これは、平場で中穴馬~大穴馬での激走が多いからであり、この時の回収率は、
・国分恭介騎手。平場。8~14番人気⇒単勝回収率95%・複勝回収率109%
という感じで、かなり優秀な成績になっています。
▼このことから、国分恭介騎手で利益を出すための1つのポイントとして、
「国分恭介騎手が、平場で8~14番人気あたりだったら、2~3着のヒモとして追加する」
という戦略が有効になります。
平場というのは、レース名がついていないレースです。
主に、第1~8レースになることが多いですね。
▼また、国分恭介騎手は、平場で大穴馬を勝たせるケースも多いです。
そのため、大穴馬の単勝回収率は、
・国分恭介騎手。平場。12~14番人気⇒単勝回収率144%・複勝回収率103%
という感じで、余裕でプラスになっています。
大穴馬の単勝に関しては、的中率がかなり低いので、あまり積極的に狙っていく部分ではないんですが、頭に入れておくと、大穴馬券が引っかかる確率が高くなると思います。
▼では次に、国分恭介騎手が、平場で「人気馬」に騎乗した時の成績も見てみましょう。
・国分恭介騎手。平場。1~2番人気⇒単勝回収率65%・複勝回収率78%
・国分恭介騎手。平場。1~3番人気⇒単勝回収率62%・複勝回収率74%
はい。
人気馬では、回収率は低めになっています。
国分恭介騎手は、人気で軸として狙っていくより、人気薄でヒモとして狙っていく方が、回収率は上げやすいと考えられます。
▼あと、平場の狙い目としては、中穴馬の複勝回収率が高いという点が挙げられます。
・国分恭介騎手。平場。4~9番人気⇒単勝回収率78%・複勝回収率99%
このように、単勝回収率は普通ですが、複勝回収率が99%もあるので、国分恭介騎手が中穴のとき、三連複や馬連のヒモに入れておくと、回収率が上がりやすくなります。
▼中穴と大穴の回収率を合算してみます。
・国分恭介騎手。平場。4~14番人気⇒単勝回収率91%・複勝回収率101%
はい。
「平場で4~14番人気の時、2~3着狙いのヒモにする」というのが、国分恭介騎手の狙い目の1つとなると思います。
▼▼では次に、国分恭介騎手の過去5年間のクラス別成績を見てみます。
【国分恭騎手。クラス別データ】2016~2020年。2288レース分析
新馬⇒単勝回収率132%・複勝回収率76%
未勝利⇒単勝回収率101%・複勝回収率81%
1勝クラス⇒単勝回収率69%・複勝回収率104%
2勝クラス⇒単勝回収率52%・複勝回収率93%
3勝クラス⇒単勝回収率25%・複勝回収率53%
オープン特別⇒単勝回収率82%・複勝回収率78%
リステッド競走⇒単勝回収率21%・複勝回収率78%
G3⇒単勝回収率77%・複勝回収率63%
G2⇒単勝回収率0%・複勝回収率0%
G1⇒単勝回収率0%・複勝回収率0%
重賞トータル⇒単勝回収率40%・複勝回収率33%
牝馬限定戦⇒単勝回収率162%・複勝回収率105%
ハンデ戦⇒単勝回収率85%・複勝回収率89%
2歳3歳限定戦の1勝クラス⇒単勝回収率40%・複勝回収率151%
平場⇒単勝回収率83%・複勝回収率88%
特別戦⇒単勝回収率77%・複勝回収率76%
はい。
過去5年間の、国分恭介騎手のクラス別成績は上記のようになります。
▼このデータから国分恭介騎手の狙い目を考えてみると、まず、新馬戦と未勝利戦の単勝回収率がどちらも100%を超えています。
これは、人気のない馬で勝つからです。
新馬戦の単勝平均は3,506円。
未勝利戦の単勝平均は2,256円。
このように、国分恭介騎手は新馬戦と未勝利戦で、人気薄を勝たせる傾向にあるので、午前中のレースから参戦する人は、国分恭介騎手の単勝や、馬単・三連単の1着固定で、少額で大穴狙いするのも面白いかと思います。
▼では次に、牝馬限定戦ですが、国分恭介騎手はなぜか牝馬限定戦の回収率が異常に高いです。
単勝回収率162%・複勝回収率105%と、素晴らしい回収率になっています。
サンプル数は、315レースあるので、単なる確率の偏りとも言い切れません。
▼国分恭介騎手が、牝馬限定戦で回収率が高いのは、中穴馬~大穴馬を勝たせるからです。
例えばこのようなデータ↓
【国分恭介騎手。牝馬限定戦】
5~13番人気⇒単勝回収率223%・複勝回収率138%
はい。
ものすごい回収率になっています。
かなり頻繁に人気薄を勝たせているので、これは一応マークが必要でしょう。
国分恭介騎手が、牝馬限定戦で5~13番人気あたりの人気薄に騎乗しているときは、すべての馬券種で注意が必要です。
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