三浦皇成騎手のデータ傾向と回収率~成績からの狙い目と買い方

三浦皇成(みうらこうせい)ジョッキーデータと特徴・得意条件

▼本日は、三浦皇成騎手のデータと狙い方・買い方について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。



▼まず、私が2010年までさかのぼって、三浦騎手のデータ(2010年~2018年1月)を見ていて感じたこと↓


・平均単勝回収率は64%と低め。彼で馬券利益を出すには、しっかり条件を絞る必要があると思われる。

・特に、競馬ファンの多くが馬券購入する「特別戦」の単勝回収率は47%しかないので、なかなか儲けにくい騎手。

・人気別に見ると、「7~8番人気での複勝回収率」が、95~99%で優秀。これくらいの人気薄で2~3着に突っ込んでくることが多い印象。

・1番人気の単勝回収率は77%で、ごく普通か、少し低いくらい。

・クラス別に見ると、重賞レースの複勝回収率が80%でまずまず。それ以外は、得意なクラスというのはあまり見当たらない。

・G1の複勝回収率が130%とプラスになっている。G1で大穴を2~3着に持ってくることが多い感じ。

・競馬場別に見ると、三浦騎手の主戦場は、東京・中山・札幌・函館の4つ。この中で、回収率が最も高いのは、「函館競馬場の複勝回収率86%」なので、函館で三連複のヒモや軸で狙うと、回収率を上げやすい印象。

・競走番号別に見ると、「朝の第1~2レース」の回収率が非常に優秀。単勝回収率85%前後、複勝回収率95%前後となっている。午前中(朝)の三浦皇成は要注意。

・その一方で、メインレースの第11レースは、単勝回収率が43%しかない。なぜかメインレースでは勝ち切れない。

・年度別に見ると、毎年コンスタントに勝ち星を挙げている。ただ、回収率という点では低く、馬券利益は出しにくい騎手の部類という印象。



はい。
私ブエナの観点でデータを眺めていると、このような印象を受けました。

では、具体的に見ていきたいと思います。



▼まずは2010年からの、すべての成績を見てみます。


三浦皇成騎手データ(2010年~2018年1月)
5563レース騎乗

勝率8.1%
連対率16.8%
複勝率25.1%

単勝回収率64%
複勝回収率75%


はい。

では、ここから馬券に使えそうなデータを抽出・分析してみたいと思います。



▼三浦皇成騎手。

新人デビューしてから圧倒的なスピードで勝ち星を重ね、武豊騎手の持つ、新人最多勝記録を21年ぶりに更新。

次世代のスタージョッキーとして期待されました。



▼その後も、関係者からの信頼を集め、勝ち星は多いものの、重賞レースではこれといったお手馬に恵まれず、大きなレースで目立たない。

また、回収率という点で見ても、あまり利益を出しやすい騎手とは言えない数字になっています。
(あくまで私ブエナの見解です)



▼重賞レースでの主なお手馬は、ダートのエアハリファあたりか。

まぁ私ブエナの個人的な印象ですが。

エアハリファと三浦皇成のコンビは良かったと思いますね。



▼それ以外は、あまり重賞レースでは印象がない。

どちらかというと、

「三浦皇成騎手は、G1で人気薄に騎乗して大穴を開けてくる」

というイメージが強いです。

例えば、


・2018年の高松宮記念。ナックビーナスで3着(10番人気!)

・2014年の安田記念。グランプリボスで2着(16番人気!)

・2014年のNHKマイルカップ。タガノブルグで2着(17番人気!)

・2012年の阪神JF。レッドセシリアで3着(10番人気!)


こんな感じで。

最近の三浦皇成は、G1で大穴を演出していませんが、そろそろ要注意かも。



▼そんな三浦皇成騎手。

馬券では儲かるのか?



▼私ブエナの印象では、

「三浦騎手は、朝の第1~2レースで狙っていくと、利益を出しやすい印象。基本的にはベース回収率が低いので、私はあまり積極的には狙わない。ただしG1での大穴は要注意。」

という感じ。
(あくまで私ブエナの見解です)



▼まず、三浦皇成騎手の場合、平均単勝回収率は64%しかないので、普通に買っても確実にマイナスになります。

単勝回収率は、利益を出しやすい騎手なら、90%くらいになるので、この時点で30%も差が開いています。

利益を出しやすい騎手は、例えば、Mデムーロ騎手や田辺裕信騎手や池添謙一騎手などですね。
(あくまで私ブエナの見解です)



▼ただ、騎手には人それぞれ「得意な条件」がある。

三浦皇成騎手は、「朝の第1~2レース」が良いと思う。

彼のレース番号別の回収率を見ていても、なぜか朝のレースだけやたら回収率が高いわけです。


そして朝の騎乗馬には、良い馬が集まっている。

なぜこうなるのか謎ですが、とりあえず「三浦皇成騎手の、朝の第1~2レース」は、要注意。

私ブエナは、朝から馬券勝負することは少ないですが、購入するときは念のため、三浦皇成騎手を警戒するようにしています。

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私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、

やっぱり⇒『マツリダ予想』です。




三浦騎手は、G1で人気薄を2~3着に持ってくる

▼三浦騎手のデータについての考察を続けます。

ここでは重賞レースに絞って分析してみます。


三浦騎手データ
重賞レース
2010~2018.10


単勝回収率49%
複勝回収率82%



はい。
三浦騎手の重賞レース成績を見ると、単勝回収率は低いです。

なので、単勝や1着固定系の馬券は、あまり狙わない方が良いかも。



▼そのかわり、複勝回収率が優秀です。

特に、面白いのが、「G1での複勝回収率の高さ」ですね。

単勝回収率0%・複勝回収率142%

こんな感じで、かなり高い数字になっています。



▼先ほども少し書きましたが、三浦騎手はG1で人気薄を2~3着に持ってくるのが得意。

なので、複勝回収率が高くなるんですね。



▼この傾向をうまく活用すると、私達のG1の回収率が上がります。

2~3着に大穴を持ってくるわけですから、三連複か三連単が有効になります。

ワイドでもいいんですが、ワイドで大穴を狙うと、思ったより配当がつかないことが多く、私ブエナはあまりワイドで大穴狙いはしません。



▼なので、G1で三連単を買うなら、大穴の三浦騎手を2~3着に100円入れておくと、お楽しみ馬券として面白いかと思います。

私もそれで、何度か穴馬券を取らせてもらっています。



▼では次に、さらにデータ期間を更新して分析してみましょう。


三浦皇成騎手データ】2015~2020年

全レース⇒単勝回収率71%・複勝回収率72%

重賞レース⇒単勝回収率19%・複勝回収率54%

平場⇒単勝回収率84%・複勝回収率72%

特別戦⇒単勝回収率41%・複勝回収率70%

ハンデ戦⇒単勝回収率57%・複勝回収率77%

牝馬限定戦⇒単勝回収率121%・複勝回収率75%

1~2番人気⇒単勝回収率80%・複勝回収率84%

1~3番人気⇒単勝回収率75%・複勝回収率81%




▼まず、全レースの回収率は、単勝回収率71%・複勝回収率72%と、平均より低くなっています。

このままでは、三浦騎手の馬券を普通に購入していても、全然儲からないので、フィルタリングして工夫してみましょう。



▼まず、重賞レースの回収率は、単勝回収率19%・複勝回収率54%という感じで、かなり悲惨です。

重賞レースで三浦騎手をひたすら購入すると、めちゃくちゃお金が減ってしまいます。



▼ただ、これは三浦騎手が重賞レースで乗っている馬が弱すぎると言う事。

いつも書いていますが、騎乗している馬が弱いと、必然的に回収率は下がってしまいます。



▼そこで、重賞レースで三浦騎手が、人気馬に騎乗した時の成績を見てみましょう。

・三浦騎手。重賞レース。1~2番人気⇒単勝回収率96%・複勝回収率93%

はい。
素晴らしい回収率です。

つまり、三浦騎手は、強い馬にさえ騎乗することができれば、重賞レースでも良い成績を出せるということになるわけです。



▼また、重賞レースで中穴馬に騎乗している時は、2~3着に持ってくることが多いです。

・三浦騎手。重賞レース。6~8番人気⇒単勝回収率35%・複勝回収率123%

はい。
単勝回収率は全然ダメですが、複勝回収率は123%と素晴らしい成績。

これは、三浦騎手が重賞レースで中穴馬を2~3着に持ってきていることを示しています。



▼従って、三浦騎手には技術はあるので、1~8番人気くらいまでの、能力の高い馬に騎乗しているかどうかがポイントになります。

強い馬に乗っていたら、重賞レースでも三浦騎手は、狙い目となります。



▼その一方で、9番人気以下の大穴馬での成績は、

・三浦騎手。重賞レース。9~18番人気⇒単勝回収率0%・複勝回収率27%

はい。
最悪です。

先程のデータ期間では、G1で大穴馬を何度か持ってきていましたが、2015年以降は、大穴馬での回収率は上記の通りかなり低いので、三浦騎手が重賞レースで大穴馬に騎乗していたら、基本的にはスルーしても良いかと思います。



▼では次に、平場の成績を見てみましょう。

単勝回収率84%・複勝回収率72%と、平均的な回収率になっています。

複勝回収率がやや低いので、「勝ちに行って惨敗」というケースがやや多いのかなと思われます。



▼競争番号別の成績も見てみましょう。

第1レース⇒単勝回収率91%
第3レース⇒単勝回収率119%
第7レース⇒単勝回収率128%


はい。
先ほども書きましたが、朝の第1レースの回収率が高くなっています。

朝っぱらの三浦騎手は、要注意ですね。

また、第3レースの回収率も高く、この辺を平均化すると、朝の第1~3レースあたりで三浦騎手を狙っていくと、回収率が上げやすいということになります。



▼平場では、大穴馬を勝たせることも多く、大穴での回収率が高くなっています。

・三浦騎手。平場。8~12番人気⇒単勝回収率133%・複勝回収率65%

はい。
惨敗も多いですが、平場で1着を狙って勝ちに来る騎乗が多いので、単勝や1着固定が狙い目になっています。



▼▼では次に、三浦騎手の過去5年間のクラス別成績を見てみます。


三浦騎手。クラス別データ】2016~2020年。3191レース分析

新馬⇒単勝回収率70%・複勝回収率75%
未勝利⇒単勝回収率86%・複勝回収率77%
1勝クラス⇒単勝回収率83%・複勝回収率65%
2勝クラス⇒単勝回収率76%・複勝回収率70%
3勝クラス⇒単勝回収率43%・複勝回収率68%
オープン特別⇒単勝回収率29%・複勝回収率76%
リステッド競走⇒単勝回収率98%・複勝回収率85%
G3⇒単勝回収率36%・複勝回収率70%
G2⇒単勝回収率5%・複勝回収率20%
G1⇒単勝回収率0%・複勝回収率39%
重賞トータル⇒単勝回収率21%・複勝回収率51%

牝馬限定戦⇒単勝回収率128%・複勝回収率76%
ハンデ戦⇒単勝回収率54%・複勝回収率78%
2歳3歳限定戦の1勝クラス⇒単勝回収率60%・複勝回収率54%

平場⇒単勝回収率89%・複勝回収率72%
特別戦⇒単勝回収率39%・複勝回収率68%



はい。
過去5年間の、三浦騎手のクラス別成績は上記のようになります。



▼このデータから三浦騎手の狙い目を考えてみると、まず、平場の単勝回収率が89%と優秀です。

特別戦の単勝回収率が39%しかないことを考えると、三浦騎手を狙う場合は、特別戦より平場の方が効果的であると言えます。

平場とは、「レース名がついていないレース」です。

第1レースから第8レースあたりに組まれることが多いですね。



▼平場のデータを、さらに詳細に分析してみましょう。


三浦騎手。平場データ

1番人気⇒単勝回収率83%・複勝回収率83%
8~12番人気⇒単勝回収率158%・複勝回収率68%



はい。
まず、三浦騎手が平場で1番人気だったら、単勝回収率83%・複勝回収率83%とまずまずの成績なので、軸候補になります。

平場で三浦騎手が1番人気馬に騎乗していたら、無理に逆らう必要は無いかと思います。



▼次に、8~12番人気の穴馬ですが、三浦騎手は、このゾーンが儲けやすいゾーンになります。

単勝回収率158%と、人気薄で勝ち切る騎乗ができています。

複勝回収率は68%しかないので、2~3着狙いではなく、単勝や馬単・三連単の1着固定が有効になります。

ただ、的中率は低くなるので、少額でのお楽しみ馬券という感じですね。



▼三浦騎手の平場データを競馬場別に見ると、東京競馬場での単勝回収率が101%と優秀です。

中山競馬場では単勝回収率76%しかないので、三浦騎手を平場で狙う場合は、中山より東京の方が回収率は上げやすくなると思います。


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