競馬の勝ち組の買い方。勝っている人はどんな買い方をしているか。負け組との違い。馬券種
競馬の勝ち組は、どんな買い方をしているのか?
▼本日は、競馬の勝ち組の買い方について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
「まず、多くの勝ち組は、断然人気の馬から流さない。断然人気馬から馬券購入すると、利益を出しにくい」
「勝ち組がよく使う馬券種は、単勝・三連複・三連単」
「回収効率が良いのは、中穴狙い」
「回収率を上げるためには、過小評価されている馬を探し、その馬絡みの馬券を購入することが必須」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼競馬には、「勝ち組」と「負け組」が、厳然と存在しています。
何をもって勝ち組とするか?
私ブエナの考えでは、「年間プラス収支が勝ち組」だと考えます。
▼1年間馬券を買い続けて、回収率が100%以上なら、それは勝ち組でしょう。
でも、年間プラス収支の人の割合は、とても少ない。
私ブエナの感覚では、競馬の勝ち組の比率は、3~5%くらいという印象です。
▼では、この5%に入るためには、競馬の勝ち組に入るためにはどうすればいいのか?どのような買い方をすればいいのか?
これは意外とシンプルで、当ブログでいつも書いている通りですが、
「期待値の高い馬券だけを狙って購入する」
これだけです。
▼ちなみに私ブエナも、少額ですが、近年は年間プラス収支が続いています。
もともと馬券下手だった私ですが、マツリダ予想で馬券期待値の概念を学んだことで、年間プラス収支まで浮上しています。
▼では、期待値の高い馬券とは何か?
これは、「過小評価されている馬券」です。
▼中央競馬は、投票数に応じてオッズが変動するシステムになっています。
なので、どんなに強い馬でも、過剰人気になってしまうと、確率的に儲からない馬になってしまうわけです。
▼逆に、力の劣る馬でも、多くの競馬ファンが購入せず、過小評価されている場合は、利益が出る馬になります。
なので、強い馬を探しても勝ち組にはなれない。
ぶっちゃけ、一番強い馬なんて、1番人気の馬なんですよ。
だから、一番強い馬を探しても、何の意味もないんですね。
▼で、過剰人気と過小評価を探すためには、自分の武器が必要です。
私ブエナが、当ブログでいつも言っているのは、
「データ・パドック・血統」ですね。
この3つのうち、どれか1つでも極めれば、過剰人気と過小評価を探し出すことができるので、馬券の勝ち組に近づきます。
▼過剰人気に関しては、代表的なものが、「断然の1番人気馬」ですね。
断然の1番人気馬は、めちゃくちゃ強いです。
単勝1倍台の馬などは、80%くらいの確率で、3着以内に入ってきます。
▼しかし、このような断然の1番人気馬から馬券を構成しても、まず利益は出ないと思います。
初心者さんは特に、「◎◎◎◎」という強い馬から馬券を購入してしまいがちですが、このような過剰人気の馬は、上述したような理由により利益が出ないので、こればかり買っていては、勝ち組から遠ざかるわけですね。
▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
▼競馬の勝ち組の買い方についての考察を続けます。
勝ち組は、勝つべくして勝っている。
それはつまり、期待値を考えて馬券購入しているわけです。
▼例えば、単勝10倍の馬がいたら、その馬の勝率をなんとなくでも計算できるのが勝ち組。
単勝10倍で、想定勝率10%以上なら、単勝でも長期回収率はプラスになるわけです。
▼競馬の負け組は、オッズを見ない。
自分が目をつけた馬を購入するだけ。
そこに期待値計算は入っていません。だから長期回収率がマイナスになるんですね。
▼馬券種に関しては、なんでもいいと思います。
私ブエナは、数多くの競馬の勝ち組を見ていますが、馬券種は人それぞれですね。
勝ち組に多いのは、やはり三連複・三連単です。
三連系の馬券は、難しい代わりに利益を出しやすい。
馬券が上手い人は、三連単が大きな武器になります。
▼逆に、まだ馬券に詳しくない人が三連単に手を出してしまうと、負け組へ一直線です。
三連単というのは、中央競馬で最も難しい馬券。
もっとも細分化された馬券なんですね。
なので、何も考えずに三連単を購入すると、どうしても買い目点数が多くなってしまい、どんどんマイナスが増えます。
▼このような失敗を防ぐため、あなたがまだ勝ち組では無い場合は、三連単は避けた方が良いかと思います。
最初はまず、期待値を考えてみる。
そのレースで、過小評価されている馬はどれか?
極端な話、過小評価されている馬を探すことさえできれば、もう競馬の勝ち組になったも同然なんですね。
▼シンプルな例で言えば、
「断然の1番人気に死角がある時、2~3番人気あたりから軸を選んで、流し馬券」
このような単純な馬券構成でも、意外と回収率が上がったりします。
▼断然の1番人気に死角がある時というのは、その1番人気馬「以外の」馬の期待値が急上昇するわけです。
1番人気というのは、最も多くの投票が集まります。
なので、1番人気が凡走すれば、配当は跳ね上がる。
▼軸はなるべく人気馬の方が、的中率が安定するので、2~3番人気あたりから軸を選んで、中穴に流す。
私ブエナの場合は、このようなシンプルな買い方をすることが多いです。
これだけでも極めれば、勝ち組の回収率100%ぐらいまで行くと思いますが、勝負レース数が少なくなるので、もっと武器は多いほうが好ましいですね。
▼勝ち組の買い方としては、その他にも、「馬連1~2点買い。ワイドも同じ買い目を押さえる」というものがあります。
これは、少点数で馬連の的中を狙いつつ、念のために保険として、ワイドを押さえておくという戦略です。
▼リスクヘッジのためのワイド、という概念ですが、これをやっている勝ち組は意外と多かったりします。
通常、馬連というのは1-2着の連対馬をピタリ当てなければなりません。
これ以外は不的中となりますが、ワイドを押さえておくと、この的中の幅が広がります。
▼つまり、1-3着と2-3着でも的中になるんですね。
たとえば、馬連1-2番人気を1点で狙うとする。ワイドも同時に購入する。
そうすると、もし1-5-2番人気での決着になったとしても、馬連は外れですが、ワイドは的中となります。
▼もちろんワイドなので、配当は小さく、利益を出すのにはあまり向いていません。
ただ、この場合のワイドは、利益を出すための駒ではなく、あくまでも保険馬券という位置づけになります。
▼馬券投資を考える際に、「完全に外れ」と「押さえだけど的中」とでは、資金の回転効率が全然違ってきます。
完全に外してしまうと、その時点で賭け金はゼロになる。
これを繰り返していくと、自己資金がどんどん減少してしまい、賭けるお金が減っていきます。
▼このような資金の動きは、縮小再生産であり、勝ち組の条件である「利益を転がす」という状態と真逆になります。
勝ち組は、少しずつ手元の資金を増やしていき、定期的に賭け金を増額して、さらに利益を増やしていく。
そのためには、できるだけ手元の資金を減らさないようにすることが重要なわけです。
▼資金を減らさないためには、「完全に外れ」という状態をできるだけ少なくしたい。
そのために、馬連のリスクヘッジとして、ワイド馬券を同時購入するわけです。
▼これの応用として、三連複とワイドの同時購入とか、馬単と馬連の同時購入という戦略もあります。
いずれも的中の幅を広げて、資金の減少を防ぐのに役立つ買い方になります。
▼注意点としては、押さえ馬券を増やすと、買い目点数が増えてしまうという点です。
あまり買い目点数を増やしてしまうと、合成オッズが下がり、長期回収率も下がりやすくなってしまうんですね。
なので、闇雲に押さえ馬券を増やすのではなく、回収額を計算しながら押さえていくことが重要になります。
▼▼では次に、年間プラス収支を達成している私ブエナが、具体的に馬券を的中したレースを考察してみます。
まず、2020年のマイラーズカップ。
1着 インディチャンプ(1番人気)
2着 ベステンダンク(7番人気)
3着 ヴァンドギャルド(2番人気)
三連複2550円
はい。
このレースは、マツリダ予想の2強レースで、三連複6点買いで、2550円が的中したレースでした。
▼先程私は、「断然人気の馬から流さない」と書きましたが、例外的なシーンとして、三連複軸2頭があります。
断然人気馬からの三連複軸1頭流しは、ほとんどのケースで回収率が低くなってしまうんですが、断然人気馬を絡めての軸2頭流しなら、回収率を維持することができます。
▼上述した、2020年のマイラーズカップは、まさにそのようなレースでした。
1番人気のインディチャンプは、単勝1.6倍。
ここから軸1頭流しの馬券を仕掛けても、回収率を上げることは難しい。
そこで、2番人気のヴァンドギャルドとミックスして、三連複軸2頭流しにするわけです。
▼相手ヒモ馬は、9番人気までの馬のうち、期待値が高い馬を選べばよい。
この場合は、1番人気と2番人気からの流しなので、ヒモは3番人気をカットして、
1+2番人気軸⇒4.5.6.7.8.9番人気(6点買い)
という感じの馬券構成にします。
▼強い断然人気馬がいる場合、軸2頭流し以外にも、「軸をズラして、ワイド流し」という買い方もあります。
断然人気馬は、好走確率が異常に高いので、断然人気馬を切って、馬連や三連複勝負をしてしまうと、的中率が大きく下がってしまいます。
そこで、断然の1番人気を切って、2~3番人気からワイドで流すわけです。
これなら、もし断然の1番人気馬が来ても、自分の軸さえ来れば的中になります。
このようなワイド戦略も非常に有効ですが、2020年のマイラーズカップは、11頭立てと少頭数だったので、より回収率が上げやすい三連複軸2頭ながしを選ぶのが正解ですね。
▼▼では次のレースを見てみましょう。
2021年の根岸ステークスです。
1着 レッドルゼル(1番人気)
2着 ワンダーリーデル(10番人気)
3着 タイムフライヤー(2番人気)
三連複8110円
はい。
このレースも、先程のマイラーズカップと本質は同じです。
1番人気のレッドルゼルは、短距離のダートでは末脚が鋭く、ここでも複勝率が高いと考えられる。
ただ、単勝2.5倍と断然人気だったので、三連複の軸1頭流しだと、回収率が上がらない。
そこで考えるのは、先ほどと同じ、三連複軸2頭ながしです。
▼レッドルゼルともう1頭は、2~3番人気から選びます。
3番人気のステルヴィオは、初めてのダートなので安定的に3着以内に来るとは思えないので、ここはシンプルに2番人気のタイムフライヤーを軸にします。
タイムフライヤーは、ルメール騎手との相性が良く、距離は初めての1,400mですが、東京コースは得意なので、対応可能と判断しました。
▼2頭の軸が決まったので、あとは何点まで流すか、という判断になります。
ここは出走頭数が16頭と多かった。
なので、ヒモ荒れする可能性が高く、無理にヒモを絞り込むより、少し広めに流すのがセオリーになります。
▼具体的な買い方としては、
三連複軸1~2番人気⇒4~10番人気へ(7点買い)
という感じになります。
▼三連複軸2頭ながしの最大のメリットは、買い目点数が少ないことですね。
もし上記の買い方で、三連複軸1頭だったら、28点買いになってしまいます。4倍の買い目点数ですね。
三連複軸1頭ながしが有効に作用するレースもあるんですが、人気馬が2頭同時に入ってきそうなレースの場合は、三連複軸2頭で狙う方が、はるかに回収率は高くなります。
▼根岸ステークスの話に戻りますが、結果は、2頭の軸が1.3着で、2着には10番人気のワンダーリーデル。
ここは私ブエナとしても、会心の的中となりました。
今回はたまたまヒモが高めで入りましたが、低配当になることももちろんあります。
それでも、1番人気が信頼できるレースでは、三連複軸2頭が非常に効果的です。
▼これが逆に、1番人気があまり信用できないレースだったら、人気馬が2頭同時に入る確率が低くなるので、三連複軸1頭流しが効果的になります。
この場合は、1頭の人気馬から、中穴5~7頭に三連複で流すことによって、長期回収率を高めることが可能になります。
断然人気馬は、三連複軸1頭流しに不向きですが、混戦の人気馬なら向いているということになるわけです。
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ちなみに、私(ブエナ)が馬券知識を学んだのは、
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▼本日は、競馬の勝ち組の買い方について、私ブエナの独断と偏見で書いてみたいと思います。
「まず、多くの勝ち組は、断然人気の馬から流さない。断然人気馬から馬券購入すると、利益を出しにくい」
「勝ち組がよく使う馬券種は、単勝・三連複・三連単」
「回収効率が良いのは、中穴狙い」
「回収率を上げるためには、過小評価されている馬を探し、その馬絡みの馬券を購入することが必須」
ではこの件について、私なりに考察してみたいと思います。
▼競馬には、「勝ち組」と「負け組」が、厳然と存在しています。
何をもって勝ち組とするか?
私ブエナの考えでは、「年間プラス収支が勝ち組」だと考えます。
▼1年間馬券を買い続けて、回収率が100%以上なら、それは勝ち組でしょう。
でも、年間プラス収支の人の割合は、とても少ない。
私ブエナの感覚では、競馬の勝ち組の比率は、3~5%くらいという印象です。
▼では、この5%に入るためには、競馬の勝ち組に入るためにはどうすればいいのか?どのような買い方をすればいいのか?
これは意外とシンプルで、当ブログでいつも書いている通りですが、
「期待値の高い馬券だけを狙って購入する」
これだけです。
▼ちなみに私ブエナも、少額ですが、近年は年間プラス収支が続いています。
もともと馬券下手だった私ですが、マツリダ予想で馬券期待値の概念を学んだことで、年間プラス収支まで浮上しています。
▼では、期待値の高い馬券とは何か?
これは、「過小評価されている馬券」です。
▼中央競馬は、投票数に応じてオッズが変動するシステムになっています。
なので、どんなに強い馬でも、過剰人気になってしまうと、確率的に儲からない馬になってしまうわけです。
▼逆に、力の劣る馬でも、多くの競馬ファンが購入せず、過小評価されている場合は、利益が出る馬になります。
なので、強い馬を探しても勝ち組にはなれない。
ぶっちゃけ、一番強い馬なんて、1番人気の馬なんですよ。
だから、一番強い馬を探しても、何の意味もないんですね。
▼で、過剰人気と過小評価を探すためには、自分の武器が必要です。
私ブエナが、当ブログでいつも言っているのは、
「データ・パドック・血統」ですね。
この3つのうち、どれか1つでも極めれば、過剰人気と過小評価を探し出すことができるので、馬券の勝ち組に近づきます。
▼過剰人気に関しては、代表的なものが、「断然の1番人気馬」ですね。
断然の1番人気馬は、めちゃくちゃ強いです。
単勝1倍台の馬などは、80%くらいの確率で、3着以内に入ってきます。
▼しかし、このような断然の1番人気馬から馬券を構成しても、まず利益は出ないと思います。
初心者さんは特に、「◎◎◎◎」という強い馬から馬券を購入してしまいがちですが、このような過剰人気の馬は、上述したような理由により利益が出ないので、こればかり買っていては、勝ち組から遠ざかるわけですね。
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▼競馬で勝つためには、馬券知識を増やすしかない。
私(ブエナ)が、馬券知識を増やすために学んだサイトは、
やっぱり⇒『マツリダ予想』です。
勝ち組と負け組の違い
▼競馬の勝ち組の買い方についての考察を続けます。
勝ち組は、勝つべくして勝っている。
それはつまり、期待値を考えて馬券購入しているわけです。
▼例えば、単勝10倍の馬がいたら、その馬の勝率をなんとなくでも計算できるのが勝ち組。
単勝10倍で、想定勝率10%以上なら、単勝でも長期回収率はプラスになるわけです。
▼競馬の負け組は、オッズを見ない。
自分が目をつけた馬を購入するだけ。
そこに期待値計算は入っていません。だから長期回収率がマイナスになるんですね。
▼馬券種に関しては、なんでもいいと思います。
私ブエナは、数多くの競馬の勝ち組を見ていますが、馬券種は人それぞれですね。
勝ち組に多いのは、やはり三連複・三連単です。
三連系の馬券は、難しい代わりに利益を出しやすい。
馬券が上手い人は、三連単が大きな武器になります。
▼逆に、まだ馬券に詳しくない人が三連単に手を出してしまうと、負け組へ一直線です。
三連単というのは、中央競馬で最も難しい馬券。
もっとも細分化された馬券なんですね。
なので、何も考えずに三連単を購入すると、どうしても買い目点数が多くなってしまい、どんどんマイナスが増えます。
▼このような失敗を防ぐため、あなたがまだ勝ち組では無い場合は、三連単は避けた方が良いかと思います。
最初はまず、期待値を考えてみる。
そのレースで、過小評価されている馬はどれか?
極端な話、過小評価されている馬を探すことさえできれば、もう競馬の勝ち組になったも同然なんですね。
▼シンプルな例で言えば、
「断然の1番人気に死角がある時、2~3番人気あたりから軸を選んで、流し馬券」
このような単純な馬券構成でも、意外と回収率が上がったりします。
▼断然の1番人気に死角がある時というのは、その1番人気馬「以外の」馬の期待値が急上昇するわけです。
1番人気というのは、最も多くの投票が集まります。
なので、1番人気が凡走すれば、配当は跳ね上がる。
▼軸はなるべく人気馬の方が、的中率が安定するので、2~3番人気あたりから軸を選んで、中穴に流す。
私ブエナの場合は、このようなシンプルな買い方をすることが多いです。
これだけでも極めれば、勝ち組の回収率100%ぐらいまで行くと思いますが、勝負レース数が少なくなるので、もっと武器は多いほうが好ましいですね。
▼勝ち組の買い方としては、その他にも、「馬連1~2点買い。ワイドも同じ買い目を押さえる」というものがあります。
これは、少点数で馬連の的中を狙いつつ、念のために保険として、ワイドを押さえておくという戦略です。
▼リスクヘッジのためのワイド、という概念ですが、これをやっている勝ち組は意外と多かったりします。
通常、馬連というのは1-2着の連対馬をピタリ当てなければなりません。
これ以外は不的中となりますが、ワイドを押さえておくと、この的中の幅が広がります。
▼つまり、1-3着と2-3着でも的中になるんですね。
たとえば、馬連1-2番人気を1点で狙うとする。ワイドも同時に購入する。
そうすると、もし1-5-2番人気での決着になったとしても、馬連は外れですが、ワイドは的中となります。
▼もちろんワイドなので、配当は小さく、利益を出すのにはあまり向いていません。
ただ、この場合のワイドは、利益を出すための駒ではなく、あくまでも保険馬券という位置づけになります。
▼馬券投資を考える際に、「完全に外れ」と「押さえだけど的中」とでは、資金の回転効率が全然違ってきます。
完全に外してしまうと、その時点で賭け金はゼロになる。
これを繰り返していくと、自己資金がどんどん減少してしまい、賭けるお金が減っていきます。
▼このような資金の動きは、縮小再生産であり、勝ち組の条件である「利益を転がす」という状態と真逆になります。
勝ち組は、少しずつ手元の資金を増やしていき、定期的に賭け金を増額して、さらに利益を増やしていく。
そのためには、できるだけ手元の資金を減らさないようにすることが重要なわけです。
▼資金を減らさないためには、「完全に外れ」という状態をできるだけ少なくしたい。
そのために、馬連のリスクヘッジとして、ワイド馬券を同時購入するわけです。
▼これの応用として、三連複とワイドの同時購入とか、馬単と馬連の同時購入という戦略もあります。
いずれも的中の幅を広げて、資金の減少を防ぐのに役立つ買い方になります。
▼注意点としては、押さえ馬券を増やすと、買い目点数が増えてしまうという点です。
あまり買い目点数を増やしてしまうと、合成オッズが下がり、長期回収率も下がりやすくなってしまうんですね。
なので、闇雲に押さえ馬券を増やすのではなく、回収額を計算しながら押さえていくことが重要になります。
▼▼では次に、年間プラス収支を達成している私ブエナが、具体的に馬券を的中したレースを考察してみます。
まず、2020年のマイラーズカップ。
1着 インディチャンプ(1番人気)
2着 ベステンダンク(7番人気)
3着 ヴァンドギャルド(2番人気)
三連複2550円
はい。
このレースは、マツリダ予想の2強レースで、三連複6点買いで、2550円が的中したレースでした。
▼先程私は、「断然人気の馬から流さない」と書きましたが、例外的なシーンとして、三連複軸2頭があります。
断然人気馬からの三連複軸1頭流しは、ほとんどのケースで回収率が低くなってしまうんですが、断然人気馬を絡めての軸2頭流しなら、回収率を維持することができます。
▼上述した、2020年のマイラーズカップは、まさにそのようなレースでした。
1番人気のインディチャンプは、単勝1.6倍。
ここから軸1頭流しの馬券を仕掛けても、回収率を上げることは難しい。
そこで、2番人気のヴァンドギャルドとミックスして、三連複軸2頭流しにするわけです。
▼相手ヒモ馬は、9番人気までの馬のうち、期待値が高い馬を選べばよい。
この場合は、1番人気と2番人気からの流しなので、ヒモは3番人気をカットして、
1+2番人気軸⇒4.5.6.7.8.9番人気(6点買い)
という感じの馬券構成にします。
▼強い断然人気馬がいる場合、軸2頭流し以外にも、「軸をズラして、ワイド流し」という買い方もあります。
断然人気馬は、好走確率が異常に高いので、断然人気馬を切って、馬連や三連複勝負をしてしまうと、的中率が大きく下がってしまいます。
そこで、断然の1番人気を切って、2~3番人気からワイドで流すわけです。
これなら、もし断然の1番人気馬が来ても、自分の軸さえ来れば的中になります。
このようなワイド戦略も非常に有効ですが、2020年のマイラーズカップは、11頭立てと少頭数だったので、より回収率が上げやすい三連複軸2頭ながしを選ぶのが正解ですね。
▼▼では次のレースを見てみましょう。
2021年の根岸ステークスです。
1着 レッドルゼル(1番人気)
2着 ワンダーリーデル(10番人気)
3着 タイムフライヤー(2番人気)
三連複8110円
はい。
このレースも、先程のマイラーズカップと本質は同じです。
1番人気のレッドルゼルは、短距離のダートでは末脚が鋭く、ここでも複勝率が高いと考えられる。
ただ、単勝2.5倍と断然人気だったので、三連複の軸1頭流しだと、回収率が上がらない。
そこで考えるのは、先ほどと同じ、三連複軸2頭ながしです。
▼レッドルゼルともう1頭は、2~3番人気から選びます。
3番人気のステルヴィオは、初めてのダートなので安定的に3着以内に来るとは思えないので、ここはシンプルに2番人気のタイムフライヤーを軸にします。
タイムフライヤーは、ルメール騎手との相性が良く、距離は初めての1,400mですが、東京コースは得意なので、対応可能と判断しました。
▼2頭の軸が決まったので、あとは何点まで流すか、という判断になります。
ここは出走頭数が16頭と多かった。
なので、ヒモ荒れする可能性が高く、無理にヒモを絞り込むより、少し広めに流すのがセオリーになります。
▼具体的な買い方としては、
三連複軸1~2番人気⇒4~10番人気へ(7点買い)
という感じになります。
▼三連複軸2頭ながしの最大のメリットは、買い目点数が少ないことですね。
もし上記の買い方で、三連複軸1頭だったら、28点買いになってしまいます。4倍の買い目点数ですね。
三連複軸1頭ながしが有効に作用するレースもあるんですが、人気馬が2頭同時に入ってきそうなレースの場合は、三連複軸2頭で狙う方が、はるかに回収率は高くなります。
▼根岸ステークスの話に戻りますが、結果は、2頭の軸が1.3着で、2着には10番人気のワンダーリーデル。
ここは私ブエナとしても、会心の的中となりました。
今回はたまたまヒモが高めで入りましたが、低配当になることももちろんあります。
それでも、1番人気が信頼できるレースでは、三連複軸2頭が非常に効果的です。
▼これが逆に、1番人気があまり信用できないレースだったら、人気馬が2頭同時に入る確率が低くなるので、三連複軸1頭流しが効果的になります。
この場合は、1頭の人気馬から、中穴5~7頭に三連複で流すことによって、長期回収率を高めることが可能になります。
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